Risa’s 音楽雑記

ピアニスト 山形リサのブログです。
音楽の話を中心に、日常の出来事などを気ままに綴っています。

メゾソプラノ竹内知子さんソロリサイタル

2022-06-29 07:04:55 | Weblog
母が倒れた年、数回だけ出演できたコンサートの一つでした。

竹内さんとも20年来のお付き合いで、ここ10年は毎年一回必ずソロリサイタルをご一緒してきました。
私にとっては、頼れる大先輩でもあり、いろんなことを教えていただいた大切な方です。


この日は大泉学園のゆめりあホール。

本番前の静かな舞台から客席を眺めるのが好き!
気合の入る瞬間です。

竹内さんとのソロコンサートが続く限り、何があってもご一緒したいし、本番ならではの駆け引きはいつも楽しい。

この日は竹内さんと初のオール日本歌曲プログラムでした。


歌手で着物ドレスデザイナーでもある川口翠さんの作製の折り鶴の簪。
少しの動きで揺れる鶴たちが華やかで、お客様からも評判でした!


Special thanks

2022-06-28 23:34:22 | Weblog
気がつけばコロナ禍になってから3回目の発表会でした。

開催できるか否か、すべきか否か、いろんな葛藤がありましたが、その都度、対策を講じながら中止することなく発表会を続けてきました。

いつもは手伝いに来てくれる母も友人も東京に出てこられなくなり、さて私1人でどうしよう…となった時、

あー、大変だね、いーよー。

の一言で、手伝いに来てくれたY氏。
同じ東京組の高校の同級生です。




ボランティアで撮影を引き受けてくれ、プロ顔負けの編集までしてくれるのでした!
今年は業務用のカメラをレンタルして持ってきてくれ、本当に感謝感謝の大感謝!
もう来年の約束までしちゃっているのでした!





いまだ東京に出てきたくても出てこれない方々がいる現状。
コロナの問題以外にも、海外在住だったり、ご高齢のご家族、ご親戚がいらっしゃる方もいます。
私は聴くのも演奏するのも、なんてったっての生演奏派なので、録音や録画には興味のない方なのですが、このコロナ禍で動画撮影に対する認識が変わりました。
私の母も、半分しか見えない目で、発表会の動画を楽しみに観ているのだそう。
実際には音を聴いているだけなのだと思いますが、雰囲気を感じてるのでしょう。

生徒たちも、いつでも自分の思い立った時に、この動画を通していろんな事を振り返ることができるのは幸せだと思います。

Y氏、いつも本当にありがとう!!



そしていつも愛知から来てくれる親友の島影晃子さん。

乗馬は趣味で、本業はピアニストです。




来年の発表会の予定はGWの最終日なのですが、おそらく再会が叶うはず!

実は先日、本番1週間前に、他人の不注意による事故で足を五箇所も骨折したのですが、松葉杖+介助付きでステージに立った彼女。
ソリストからは「車椅子でもいいから来てくれ」と懇願され、身内からは「ソリストより目立つなよ〜」と突っ込まれる伴奏者あるある話。
私が思うに、指は1本くらい骨折しててもなんとかなりますが、足は歩けないんだから大変です。
車椅子だったら高さ調節どうするのーとか、ペダルどうするのー。
松葉杖、どこに置くのーとか、弾き終わった後、どうやって立つのー?みたいな。
そんな中でやり遂げるんですから、さすが私の親友です(笑)
私は指も足も折ったことありませんが、手の親指靭帯を切る大怪我をしたことがあって、2ヶ月ギプスしながら本番やってたなーということを思い出しました。






彼女とは中学時代からのお付き合い。
気がつけば30年overなんですから、家族以上の関係です。

私はたいがい変人の自覚があり、1人の時間が無いとダメなタイプの人間でありますが、それでも絶対に独りでは生きていけません。

家族、友人、仲間、周囲の方々に支えられ、助けられて生きているんだなぁと実感します。
みんな本当にありがとう!

私もみんなが困った時、いつでも力になれる自分でありたいと思います!!



2022年度発表会のゲスト出演は・・・

2022-06-22 21:30:00 | ピアノスタジオ

2022年度の発表会では子供達のアンサンブル体験としてピアノトリオに挑戦しました。

楽譜の持ち方や挨拶の仕方も練習しました。



優しい先生方にフォローしていただいて、みんなとっても嬉しそうでした。



今回のゲストはヴァイオリニストの成田幸さんと、チェリストの杉田一芳さん。

生徒や保護者の皆様方が口を揃えて「先生達のアンサンブル能力ってすごい!」と感動していました。

まぁ、それは本当にその通り!
だってそういう方にお願いしているわけです(笑)




声楽の曲にも伴奏をつけていただいてゴージャスに!


贅沢なひとときとなりました。



こちらはリハーサル風景。
今回の講師演奏では、ピアソラのブエノスアイレスの四季から「秋」を演奏しました。
ピアノには真似できない弦楽器ならではの妙技が堪らない一曲。
共演しながら、2人に萌え萌えの私でした。


お二人とも優しく、教育に対しての理解があり、何より音楽に真摯です。
いつもどんなことにも真剣に対応してくれるので、心から信頼している大切な音楽仲間です。

幸ちゃん、杉田さん、ありがとう!!
またぜひよろしくお願いします!!



成田 幸 Narita Miyuki

武蔵野音楽大学器楽学科ヴァイオリン専攻卒業。卒業演奏会に出演。同大学パルナソス エミネンス(特修科)修了。ヴァイオリンを菅原英洋、グレゴリー・フェイギンの各氏に師事。室内楽を勝田聰一、S・ナジ、C・ドルの各氏に師事。同大学ヨーロッパ演奏旅行、京都・国際音楽学生フェスティバル、ウラディミール・アシュケナージ指揮EUユースオーケストラに出演。大学在学中にカルテットを結成し、第18回ANP全日本ソリストコンクール アンサンブル部門審査員賞を受賞。これまでに、武蔵野音楽大学研修員、尚美学園大学演奏員、各地へ施設訪問演奏、パーティー演奏、音楽鑑賞会、ライブサポート、テレビドラマ・映画出演、演奏演技指導、チャリティーイベント、生演奏jukeboxなど、ソロ、室内楽、オーケストラにて活動中。後進の指導にも積極的に取り組み、幅広い年齢に対応する指導経験有り。アンサンブルの内声をこよなく愛しヴィオラ演奏でも活躍中。



杉田一芳 Sugita Kazuyoshi

北海道札幌市出身。
6歳からチェロを始める。
2003年、桐朋学園大学音楽学部附属子供のための音楽教室札幌教室に入室。
2004年、HBCジュニアオーケストラ入団。
2006年、札幌コンサートホールkitara主催リスト音楽院セミナーのオーディションに合格、同音楽院教授のミクローシュ・ペレーニ氏からレッスンを受ける。
2013年、桐朋学園大学音楽学部卒業。
2015年、同大学研究科修了。

現在、フリーランス奏者として活動する傍ら、音楽教室等で後進の指導に努める。

足利カンマーオーケスター 登録アーティスト

チェロを川崎昌子、毛利伯郎の各氏に、
室内楽を東京クヮルテット、毛利伯郎、藤原浜雄、三上桂子、北本秀樹、徳永二男、銅銀久弥、漆原啓子の各氏に師事。



発表会が終わりました

2022-06-21 00:12:25 | ピアノスタジオ


今年の発表会も無事に終わりました。

プログラムデザインは生徒のお父様です。


今年のデザインは現代アート、モジリアンのイメージとのこと。


プログラムはソロとアンサンブル(連弾とピアノトリオ)の4部構成です。

見ているだけで元気の出てくるプログラムが出来上がりました!

ピアノソロ21名、アンサンブル17組。


会場は豊洲シビックホール。


FAZIOLIを体験できるなんて、みんなとっても幸せです!

年齢関係なく、なんでも本物を追求する姿勢が大切だと思います。
目に見えるものも、そうじゃないものも、ぜひ触れて感じて体験してほしい。

きっと今回の経験もみんなの大きな力になるでしょう。





今年の発表会は土曜日だったので、中学生、高校生組は、授業が終わってから直行で会場入りの参加。
当たり前のことですが、みんな偉い♪





今年のアンサンブルは連弾と



ピアノトリオ。






ピアノトリオメンバーは、本番1ヶ月前に合わせをして、当日に向けて修正、調整を頑張りました。

みんなとっても緊張していましたが、終わった後に「またチャンスがあったらどうする?」と聞くと、全員が「やりたい」と答えていました。
きっとみんな特別な体験ができたことでしょう!
こういう小さな積み重ねが、いつか必ず大きな自信につながるのです。

来年のアンサンブルはコントラバスです。
まさかの大先生が来てくださることになっているので、みんなちゃんと練習して基礎力を上げておいてね!














ながめせしまに

2022-06-15 09:57:00 | Weblog
ふと思い立ち、ヘアドネーションしようと髪を伸ばし始めました。

31センチから寄付できるのですが、私が調べた団体によりますと、女の子用にはもっと長さが欲しいとのこと。
40センチ以上あると喜ばれるそうなので、ヨシ!なんて思ったのですが…



スタート時。


去年の始め。


年末。


今年始め…
少し伸びた?

…先日。

毛先がまばらになって、むしろ短くなった印象。

…だって抜けるんですもん。
お風呂の後の排水溝がホラーです。

髪の毛なんて、ほっといたら伸びて勝手に百人一首みたいになるのだと思っていました…
美容師さん曰く、髪の毛は一本一本寿命が決まっていて、生え変わりのサイクルの早い遅いがあるのだとか。
平安時代のイメージのあの絵姿は、貴重な髪の毛を持つ選ばれし者達なのだそうですよー!
誰でもああなれるわけじゃないらしい!

私のゴールはいつ?!

薔薇たち

2022-06-13 22:55:05 | Weblog
年一回の開花を楽しみにお世話しているピエールドゥロンサール。


なかなか立派に咲いてくれるようになりました。


樹勢が強すぎて、ちょっと手がかかりますが(そろそろ手に負えないくらい大きくなってしまった💦)この花の雰囲気が大好き!
自分にもう少し余裕ができたら、オベリスクにしたいのですが、、、半分諦めかな。



こちらはオレンジ系の黄バラ ユリイカ。

丈夫でお手入れ要らず!
ゴージャスに咲いてくれますし、なかなか良い品種でした!


これはカリフォルニアドリーミング。
長年、咲き続けてくれている、大輪、強香の強健種ちゃん。
似た品種のプリンセスドゥモナコが1番の古株でしたが、台風で折れて枯れてしまいました🥲

蜜蜂が可愛いフレンチラベンダー!


ミツバチは本物!



ずんぐりむっくりのモフモフ! 
羽音もなんか可愛いのです。


ラベンダーって蜜も美味しいのかな。



こっちのフレンチラベンダーには白い妖精という別名があるらしいのですが、品種名を忘れてしまいました。

これも咲き始めは白いのですが、だんだんと縁が紫色になっていきます。
繊細な花びらと銀色の葉がなんとも言えず美しい!

蕾のカリフォルニアドリーミング。



ピエールドゥロンサールさん。


どんどん色が変わっていくのがまた楽しい。

オドゥールダムール。



写真では赤紫に見えますが、青みがかった深いピンクで遠くからでも映えるバラです。

オデュッセイアもあるのですが、写真を撮り忘れました。

蝶の食草が増えてしまい、農薬を使えないのが悩みどころ…

2台ピアノ

2022-06-13 14:25:00 | Weblog
私のピアノ遍歴。
アップライトピアノがYAMAHA1台とKAWAI1台と電子ピアノが2台。
グランドピアノはYAMAHA C5、G2、KAWAI RX2、YAMAHA C7と4台で、現在の所有はRX2とC7、電子ピアノが一台です。





室内楽の合わせができるようにと、スペースを広くとっていたのですが、この度、北海道からRXが帰京。
このRXは、東京で練習できるようにと購入したピアノなので、小型でサイレントマスク付きです。
思えば都内を3カ所、その後、海を渡って北海道へ。
ずいぶん活躍してくれました。






運送はH&Sの原さん。
原さんの技術は普通じゃないので、とにかく早くてどんな難所でも対応してくれる!
もうずっとお世話になりっぱなしです。
函館にも何回、行ってもらったことか…



今回も、偶然にも札幌に朝一番でフルコンを入れた後、函館経由でフェリーで東京に戻る予定があるという神がかり的なタイミングで連絡がつながり、無人の実家に行ってもらって、無事に東京まで運んでいただいちゃったのでした!



原さん、いつもありがとうございます!!


そしてこんな感じであっという間に組み立ててもらい…

防音室の設計士さんには、2台は無理(C7がとにかく大きい)と言われていましたが、調律師さんと「イケそうですよね」という話をしていて、万が一ダメだった時の想定もしつつ、原さんにお願いしました。



結果はこの通り。


扉の開閉がギリギリではありますが、演奏するには充分です。

こちらも環境の変化に慣れてくれるまで、まだしばらくかかりますが、北海道に行ってからはほとんど触ってあげられていないので、久しぶりに可愛がってあげたいと思います。

おかえりRX!







生きる道

2022-06-09 14:49:00 | Weblog
連れ帰ってしばらく経った老犬猫s。


流石にストレスが強かったようで、夜鳴きに体調不良など。
環境の変化を受け入れてくれるまで数ヶ月かかりました。

母が倒れた連絡が来たのは、中学受験でお休みしていた子がわざわざ復帰の挨拶に来てくれた直前のことでした。
正直、その後しばらくの記憶がありません。
せっかくケーキを用意していたのに、それを出すことも忘れて、病院からの電話を受けていたことだけ憶えています。
その後はレッスンだったのですが、レッスン中もひっきりなしに電話が来て、その内容を察した子供たちがみんなやさしくて、ずいぶん励まされました。

生徒にも、保護者の方々にも、友人にも、親戚にも、仕事仲間の皆さんにも。

本当にみんなありがとう!



ソプラノ歌手 川口翠さんと一緒に。

母がいつどうなるかわからない状態が続き、演奏もできなくなりました。
コロナの事もあって、世の中全体が先行き不明だったので、あまり大きなご迷惑をおかけすることがなく済んだのは不幸中の幸いでした。

こんな状況でも「いいよ!大丈夫!」と言ってくれた彼女。
事情を知っている上で、定期的に声をかけてくれます。

何があっても時間は止まってくれません。
一連の中で「あぁ、練習しなくちゃ・・・」と思って久しぶりにピアノを弾いた時、ポロポロと涙が出ました。

なんて美しいんだろう。
ピアノが好き。
音楽が好き。
音は美しい。
楽曲ってすごい。

そんなことを思って、やっぱり音楽からは離れられない自分を知るのでした。

今年は積極的にステージに立ちたいと思ってます。
母もそんな私が好きでしょう。多分(笑)


2夜連続公演のため、空いた時間に付近を散策。

いい気分転換になりました。




氷瀑、氷柱というらしい。


大好きなお蕎麦!!!!!!!
幸せの瞬間!


アルパカちゃんがいて、萌えまくりでした!
実物は想像以上に大きいです(笑)



帰巣本能があるそうで、放牧状態。


でっかい!


癒しの白アルパカ!


ラブとメルモ

2022-06-07 13:03:00 | Weblog

老犬16歳のラブ君。


病院通いが続いていますが、東京に連れて帰ってから一年を過ぎました。



母が倒れてから発見されるまで、どんな気持ちで過ごしていたのでしょう。

冬の北海道。
ストーブもついていなかったそうなので、相当、寒くて怖かったことと思います。
母もですが。



北海道から連れ帰り、今、老犬と老猫のお世話をしています。

正直、毎日、本当に時間がありません。
とってもとっても大変です。
家を8時間以上空けられないので、長時間の外出が確定している時には、動物病院の先生や従姉妹、友人の助けを借りて仕事をしています。
音楽仲間にも事情を説明して、途中、一度抜けて、犬猫の世話に帰宅したりもしています。

動物に必要以上の負担をかける治療はしないと決めていますが、少しでも長く一緒にいたい。
みんな変わっていってしまうけど、この子たちの最後を看取るのが自分の使命かなと思っています。

猫のメルモは14歳。
最近の猫は長生きなので、まだ心配ないかな。
2匹はずっと一緒だったので、とても仲良しです。
喧嘩もしますが。



従姉妹が大好きな2匹。
今は従姉妹が来てくれるのが楽しみで仕方がないようです。
姪っ子にも可愛がってもらってご機嫌の様子。


こちらは実家で過ごす2匹の様子。

暖かい場所の取り合い?
結局、人間が1番遠くで暖を取ることになります。

10数年前のラブ君。
顔が黒い!


ヴァイオリニストの成田幸さんが、昔の写真を保存しておいてくれて、この度、私に送ってくれました。

懐かしいです。
幸ちゃん、ありがとう〜〜!!!

それにしてもラブが細い。
おっさん太りしちゃったねぇ。。。


ひょっこりラブ君。