Risa’s 音楽雑記

ピアニスト 山形リサのブログです。
音楽の話を中心に、日常の出来事などを気ままに綴っています。

プラハ国立劇場オペラ 「フィガロの結婚」

2019-01-15 09:07:09 | Weblog


東京に戻った翌日、楽しみにしていたオペラを観に行ってきました。



伯爵夫人はエヴァ・メイさん。

やっぱり凄かったです。
歌手の方たち3人と私の4人で観劇したのですが、歌手の方々がみんな

フワッ ピーン

と、エヴァ・メイさんの発声を例えていたのも面白かった!

なんというかすごい存在感がありました。
優雅で美しくて、あんなに難しいアリアもとても余裕に感じられる…。
やっぱり凄いなぁと思いました!

そしてこの日、やっぱりキャスティングって大事だな〜と思いました。
実力もキャラクターも外見も。
こんなに面白くできるんだ〜と脱帽です。
声はもちろん、役のキャラクターを表現できる技術、そういうものがきちんとあるから、これだけ楽しめる。
当たり前ですが、片方だけでは、オペラはつまらないんですよね。
でもそれがどれほど難しいことか。


ケルビーノもものすごくイケメンだったのですが、なぜか髭がありました。
(超美人のメゾさんだったのですが、長身でスタイルがよく、お顔も整っているので、ものすごいハンサムケルビーノになっていて、あれだったら私もはしゃぎたい!)
私は目が悪いせいか見えなくて、顔の陰影じゃないの?なんて、呑気なことを言っていたのですが、パンフレットの写真にもやっぱり髭が書いてあったそうで…(笑)
髭ケルビーノって初めてでした!

一体、どんな狙いが????




↑いちはやく髭を発見したソプラノの石井揚子さん!

帰りは2人で新年会♪

今年、石井さんはドリーブの「ラクメ」、ラヴェルの「子どもと魔法」に出演されます。
どちらも主役を演じるとのこと。
今から楽しみです!

頑張ってね〜〜!!



函館中部高等学校第94期同窓会

2019-01-13 14:21:04 | Weblog
毎年恒例。
1月2日の同窓会。



そういえば一昨年の2日は、救急病院の床に座って(待合室は患者だらけで座る場所がなく廊下まで人で溢れていた)5時間以上も診察を待ったんだった…。
今年は倒れなくてよかった〜。



一次会。



↑これまた中学の同級生!
元生徒会長と書記の関係ということもあり、

「同窓会の連絡係手伝ってー」
「あいよー」

で事足りるという、素晴らしい友人!
T氏、ありがとう!



二次会では、高校の恩師、中森司先生が来てくだって、さらに盛り上がる私たち!



「過去に目を閉ざす者は盲目になる」

というのが口癖の中森先生。

「できなかったらほっぺにチューしちゃうぞー」

も、同じくらい口癖だったと思う。

男女問わずほとんどみんな言われていた(笑)

昔の中部は、先生もみんな個性的で面白かったんですよねー!



英語の藤居先生にも、何度、

「今すぐ窓から飛び降りろ!」

と言われたことか(笑)

藤居先生が

「昔の中部生は何も言わなくてもやった、少し前の中部生は言われればやった、今の中部生はやれと言ってもやらない!」

とよく言っていたけど、ほんとにもうちょっと真面目に勉強すればよかったな〜〜(笑)



じゃじゃーん。



盛り上がる思い出話!



そして三次会へ突入。



移動中、雪山に喜ぶ東京組。

高3の同級生だったT.Y氏!

「会計手伝って〜」
「了解」

「これもやってほしいんだけど〜…」
「任せとけ!」

これまた阿吽の呼吸が文句なしに最高!



「お正月は暇だから、手伝えることあったらなんでも言ってね」

と言ってくれたK.Y氏。

「わーい!会計手伝って!」
「いーよー」


で、ダブルY氏がみーんなやってくれたのでした!
T君、K君、いつもありがとう〜〜!!



↑歌のうま過ぎるNちゃん!
とてもこの後には歌えません〜〜!


中部といえば…と、吹雪の中で「シーズンインザ・サン」を熱唱するI氏。
「みなみ風」の単語に萌える94期生!

昔ながらの友達ってほんとにいいものです!

みんな、またねー!!

Le manoir de Rosemonde その3

2019-01-06 21:27:09 | Weblog
ロズモンドの館その3。
(年をまたいでしまいました〜〜)


ラクロの危険な関係

こうして見てみると、こりゃー普通の女子中学生、女子高校生には、理解できなくて当然だよなぁと思う。

しかしながら今でこそわかるアレコレ。
私も大人になりました!!

ロズモンドの館を演奏するたびに、私の脳内ではこのストーリーが流れていたわけだけれど、それでもまだしっくり来ない。

歌詞に出てくる「ロズモンドの青の館」。
余計な「青」がツイテルヨ。
…青ってナニ????

あれこれ調べてみると、フランス文学において「青」は同性愛の中でも男性同士の関係を表すそうな。

イメージシンボル辞典によると「チャタレイ夫人の恋人」の作者であるD.H.ローレンスさんがしっかり残してくれているらしい。

なんか繋がってきましたよ〜。

と、いうことは、これか!!



タイムリーに映画と重なる諸々。


突然、犬に噛み付かれちゃうってこういうこと!?
(*ボニエールさんの詩を読んでみてください)


昨年は、LGBTは生産性がない発言とかありましたけど…
人間が人間である限り、こんなのは太古の昔からよくある話で、ごく普通。
常に一定数の割合でいるはずだから、統計学的にはなんら変わらないんじゃないかと思う。

だって人間なんだもん。

これで騒ぐくらいなら、飲酒運転とか詐欺とか、世の中の犯罪について騒いでほしい、と私は思っちゃうけど、当事者の葛藤はあるんだろうなぁ。
場所と時代が変われば、それが良しとされることも沢山あるんだけど。


さてさて。
そんなこんなで、しばらくはこの方向の理解で、ロズモンドの館を演奏してみようと思う!



we’ll keep on fighting
‘til the end.

ボヘミアンラプソディーもまた観に行こうっと!

函館本通中学校女子会〜阿部哲治先生を囲んで〜

2019-01-05 09:18:13 | Weblog


この大雪。



雪かきも沢山、種類があるようで…
欲張ってブルドーザーみたいな形の雪かきを使ってみたら、重くて重くてどうにもならず。
ナニコレ、全然動かせないじゃん!
機能性の高い雪かきにすべし、というアドバイスのもと、ふたたび先端に金具の補強のついたシャベル型を購入。
雪かきって大変…
除雪機は除雪機で、簡単に使えるものではないらしい。



昨年末、たぶん卒業以来初めてじゃないかという中学校の仲良しメンバーによる女子会がありました。

懐かしい思い出の数々に大盛り上がり!

1年生の時の担任だった音楽&吹奏楽部の阿部哲治先生も来てくださってとっても嬉しかった!

阿部哲治先生は、吹奏楽といえば阿部先生、という実力者で、弟の阿部博光先生も元日本フィルの首席フルート奏者です。

阿部先生が、教え子でプロになったのは2人だけ、というお話をされたので、もう1人は誰なのか聞いてみたところ、NHK交響楽団首席トランペット奏者の長谷川さんでした!

狭い世界(笑)



阿部先生、退官コンサートをされていないそうで…
なんて勿体無い!!

私は吹奏楽部には所属してなかったので、阿部先生の指揮でピアノを弾いたことがないんですよね。
阿部先生の教え子を集めてコンサートやりたいなーと思ったのでした。

明けましておめでとうございます

2019-01-04 10:10:07 | Weblog


明けましておめでとうございます。

昨年は、自分の人生の中で一番忙しい1年になる、と覚悟して臨みましたが、やっぱり本当に忙しかった。

いつどんな時も、真面目に努力して頑張っているつもりですが、今年は少しやり方を変えて、よりきちんと仕事をしていきたいなぁと思っています。

やりたい事はたくさんあるのですが、自分の身は一つ。

以前にも増して、今は、自分がきちんと学びたい、表現したい、という欲求が強く、またそれらができるという自信もあります。
一つ一つの作業が、昔よりも専門性の高いところでできるようになっているので、時間も労力もかかるのだと思います。
せっかくここまできたのだから、私はもう少しこの道を極めたい。


今年は、厳選して、ご縁のあった話を納得いくまで丁寧に仕上げるということを目標に頑張ろうと思います。



函館の大森浜。



函館の青柳町こそかなしけれ
友の恋歌
矢ぐるまの花

石川啄木