Risa’s 音楽雑記

ピアニスト 山形リサのブログです。
音楽の話を中心に、日常の出来事などを気ままに綴っています。

プレコンサート

2012-11-10 11:33:44 | ピアノスタジオ

23日のコンサートでピアノを弾いてくれる中山玲菜ちゃんです。

北海道から引っ越ししてこられて、今は私のところでピアノを勉強中。

音楽が大好き!!という気持ちが、全身から伝わってくるようなピアノを弾く玲菜ちゃん。

弦楽器との共演は初めてです。

 

私自身、他の楽器との初共演は高校3年生の時でした。

音楽高校の出身ではありませんでしたので、発表会やコンクール、合唱の伴奏などは沢山してきましたが、他の楽器・・となると、なかなかチャンスがありませんでした。

たまたま同級生にヴァイオリンをやっている男の子がいて、彼と演奏したのが私の貴重な初弦楽器体験となっているわけですが、音楽大学に行かなければなかなかチャンスがないように思います。

 

ですが、ピアノを本当に弾きたいと思ったら、できるだけいろいろな楽器と共演したほうがいいですね。

他の楽器の音色を知る、ということは、ピアノのような大きな楽器を扱うにあたって、演奏の可能性を大きく広げてくれます。

 

以前、打鍵の力を均等にすれば、誰でも同じ音が出るはず・・・という話題がありましたが、実際には、やはり打鍵の仕方(上から下に指を下すだけではありません)で、ハンマーの木のしなり方が違って、それが音色の変化を生んでいるとのこと。

そして、それは、人間の耳で聴きわけることができる音の違いを生んでいるんだそうです。

 

今年、私はコンチェルトではなく、鍵盤奏者としてオーケストラの中で演奏する機会をいただいていますが、そうしますと、それぞれの楽器の音だけではなく、演奏の特徴や違いなどが実際に感じられ(音の鳴り方、響き方、発音までの時間差など全然違います)、こうしたものがMixして初めて交響曲のあの壮大な感じが表現されるのだなぁ・・・と、毎回、本当に衝撃を受けるのです。

 

ピアノのレッスンの中で「ここは○○の音色で」と指示を受けたり、伴奏の時に「これはオーケストラだから」と要求されることがよくありますが、CDを聴いてイメージするだけではやはり不十分です。

 

音楽を勉強する人が減ってきている昨今ですが、せっかくのご縁で私のところに通ってきてくれているリトルピアニスト達。

素晴らしい音楽の世界が、より広がりますように♪

 

 

 

 

 

 

 


オーケストラ

2012-11-08 16:05:53 | Weblog

ハープのお友達の紹介で、今年はオーケストラ作品にも挑戦しています。

本番が近づくとこんな感じに!

指揮者の永峰大輔先生と♪

(画像のサイズの調整ができなかったデス・・・)

そして本番終了後はこんな感じ!

オルガンの長井浩美さんと永峰先生、私&親友のまいちゃんです(*^_^*)

浩美さんは、私と同じ大学出身で、なんと作曲家の旦那様とは大学院で同期でありました!

すごく気さくで明るい浩美さんですが、演奏に対する姿勢はとても真摯で、たくさん教えていただくことがありました。

世界で活躍している同窓生と会えると、本当にうれしいです。

お住まいも近所だということが判明して、これからまたいろいろ楽しみになりました。