皆さま、こんにちは。


連日のコロナ報道。
今年もどうなっていくのか、全く想像がつかなくなってしまいましたね。
実は今年、お年賀状を書くことができませんでした。
昨年の秋あたりからちょっと体調を崩していて、この年末は身体を整えることが自分の中で最優先となってしまいました。
あんまり不調が続いたので、心臓にも負担がかかっているとのこと。
命に別状があるようなレベルの話でもないのですが、仕事をする上で体力が保たず、珍しく心の挫けてしまった反省の12月でした。
今年は少し生活を見直して、上手に処理しないといけないと思っています。
というのも、昨年は二学期だけで通常より50コマ授業数が増えていました。
オンライン授業や録画配信は別カウントです。
演奏の仕事も、通常であれば1時間で済む仕事が、換気を入れるということで2時間。
倍々で増えていくので、移動時間も入れると、毎回、相当な時間が必要でした。
また、こういう状況なので、誰かの体調不良による直前のキャンセル、変更もよく起こりました。
もちろんこれはお互い様なので、コロナはもちろんインフルエンザや他の病気にもならずに済んで良かったのですが、だいぶ無理なスケジュールで動く日が多々あり。
私はトリプルワークなので、こういう時間の歪みは、結局は自分の食事や睡眠時間を削ることでしか帳尻を合わせることができず、身体的には負担が大きかったのかなと振り返っています。
短期間であれば踏ん張りも効くのですが、体力に余裕がないと、頑張りたくても頑張れない現実。
今年はまだしばらくこの状況が続くことを想定して、無理は禁物のスケジュール管理を心がけたいと思います。
この年末年始は目一杯寝て過ごし、そろそろ飽きてきました。
身体が元気になればこんなもの。
まだしばらく巣篭もり練習を頑張ります。
音楽家でよかった(笑)

あけましておめでとうございます!!
昨年はまさかまさかの一年でしたね。
今年は少しずつ事態が好転していきますように。
そして皆様に沢山の幸せが訪れますように!
Bonne année !

10月28日(水)
牧師カフェライブ
12:15〜13:00
無料

写真は、ソプラノ佐藤夕鼓さんとのリハーサル風景です。
この日は私もドビュッシーの「子供の領分」から三曲ソロを演奏します。

もしお時間ありましたら、ぜひいらしてくださいね!

広い空間にきちんと管理されたベーゼンドルファー。
ミニホールにて久しぶりのマスタークラス。
なんて贅沢なひと時!
私は順応性が高いタイプで、このコロナ期間もそれなりに楽しく過ごしてきたつもりでいた。
ウォーキングデッドも制覇したし(最初の数回は、毎夜連続で夢にうなされたり、具合が悪くなったりしていたが、今ではミートソース食べながら観ても平気であーる)、久しぶりのビリーズブートキャンプで筋肉痛とも戦ったし、ウォーキングとか、庭いじりとか、読書とか、フランス語とか…
アゲハ飼育はいまだに夢中。

こんなとか

こんな。

でも、やっぱりどこか抑圧されている生活。
当たり前なのだが、「そこそこ」では全くダメだということを思い出す1日となった。
そつなく、ほどほどでは通用しないのだ。
もっとイマジネ!
毎日が楽しい!
いつも純粋に幸せ!
先生はそんな言葉を何度も仰っていて、素直に笑ったり、怒ったり、喜んで、悲しんで。
そんな当たり前のことが、「ストレスを無くす」という理由をつけて、できなくなってしまっているような気がした。
全力で音楽に向かっているはずなのに、鎧があるかのように自分の心が飛んでいけない。
ありゃりゃ…

心のリハビリに出かけてみる。

10月28日(水)
日本福音ルーテル東京教会にてミニコンサート(無料)を行います。

ソプラノ 佐藤夕鼓さんとかれこれ15年以上かけて作ってきたレパートリーの数々。
新しい作品にも取り組みながら、コンサートの度に練り直し、2人で音楽作りを楽しんでいます。
こうして長い年月、人間的にも音楽的にも信頼を築いて、いろんな音楽的チャレンジができるのは本当に幸せなこと。
夕鼓さん、いつもありがとう!!
この日はピアノソロも弾く予定です。
曲目は…まだナイショ♪

今年も某コンクールにて審査員をさせていただきました。
賛否両論、いろんな意見があると思いますが、この日の率直な感想。
「この時期に、今日の参加者はホールで演奏できて幸せだなぁ〜」
工夫することも大切だし、それはそれで大事なことですが、バーチャルはバーチャルでしかなく、たとえ僅かな時間だとしても本物の経験には敵わない。
まさか音出し一つにこんなに苦労する時代がこようとは…です。
自由に演奏、練習できていた日々が懐かしい。
声楽や管楽器はまだまだ厳しい状況で、コンクールの管楽器部門の開催予定ホールから「全員マスクを着用して演奏すること」とのお達しがあったという話を聞きました。
うーーーーん…
マスクをしてフルート…
マスクをしてオーボエ…
マスクをしてトランペット…
本気で演奏できると思ってらっしゃるのですからこれまたビックリ。
もしかしたら、すごーく頑張ったらちょっとは音が鳴らせるかもしれませんが…
「マスクで音出せました賞」とか「マスクで演奏できました賞」のレベル。
そんな話をまた別の音楽関係者としていたところ、管楽器用のマスクというものがあって、今、大人気なんだそうです。
え?と思いながら、検索してみたら、まさかのまさか。
口部分にスリットが入っているものでした!!
「もうマスクじゃないじゃん!!」
と心の中で突っ込みながら、
いや、でもしかし。
鼻と口周りに布があるから、無いより良いのか?
つけずにはいられない。
そんな気持ちもわかってしまうザ・日本人。
本質はどこに???
※管楽器マスクは、口部分にスリットがありつつ、その上にさらに口元を隠す布がついていたり、音の出口につけるカバーがあったり、多種多様みたいです。

東京都美術館にて。
…いつかあの穴に入ってみたい。

新生加奈先生、長瀬香織先生の作品が入選されたとのことで、院展にお邪魔しました。
大きな作品がいっぱい!
作品を観ているうちに、イライラしていた心がスーっと落ち着いてきて、なんて幸せなんだろうと思いながら作品を堪能してきました。
やっぱり生の迫力って違う。
繊細さも、パワーも、エネルギーがすごい!!
形は違えど、心の内を表現する事は同じ。
それぞれの作品から、たくさんの刺激と、心の問いかけをもらって帰ってきました。

リモートコンサートのための動画を撮りたい、ということで、久しぶりに日吉さんがいらっしゃいました。
合唱団でお会いしてから、かれこれ十数年のお付き合いになりますが、日吉さんの熱心さ、バイタリティにはいつも驚かされるばかり!
本当は、今年、○寿記念のソロコンサートを開催する予定だったそうで、そちらは来年に延期。
日吉さん曰く、
リモートコンサートや、オンラインレッスンなんて、考えた事もなかったのに、こんなこともできるようになって、いろんな経験ができてよかったわ〜!
なんて素敵なんでしょう!
来年の日吉さんの記念コンサートも成功されますように♪


おめでとう!
少し前の話になりますが、生徒がコンクールに初挑戦して、一位無しの二位を受賞しました!
ピアノが大好きなHちゃん。
重箱の隅をつつくような細かい注意を何度されても、いつも笑って楽しそうにレッスンに取り組んでくれました。
大人も子供も関係なく、その作品をどれだけ音楽的に演奏できるか、完成度を高められるか。
そんなところがコンクールで受賞するポイントかと思いますが、日々の練習において、できないことに一々落ち込むのではなく、できないところを面白がって、練習を楽しむのが一番です。

ますますピアノが好きになったと言ってくれたHちゃん!
これからも頑張ってね!

年内の本番予定は残り1+2本。
一つは、一般公開できなくなったとしても、会場がクローズにならない限りやりましょう!ということになっていて、響きの良い会場で音楽を奏でる喜びを味わいたいと思っています。

桃のカクテル!
今年の予定はすっかり変わってしまいましたが、せっかくこんな時期だし…できることを頑張りたい!!
ということで、来年、フランス語検定を受けることに決めました。

美味しいお料理でエネルギー充填!

転んでもただでは起きぬなんとやら。

どんな体験も、どんな出会いも、自分を豊かにしてくれる。
素敵な仲間に励まされ、刺激をもらいながら、また新しい目標ができたことに感謝!