~経済ニュースの森の奥~ ・・マクロな視点から。

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No33 金融緩和の解除が消費主導型景気への転換の近道?・・No32続編

2005年12月31日 | 景気
日経12/26 <経済教室>欄 中前忠/国際経済研究所(論旨抜粋) ・・・01年から始まった量的緩和政策は家計から企業への行き過ぎた所得移転をさらに推し進め、家計消費の回復を妨げてきた。 超低金利政策の最大の弊害は、家計を利子の純支払い部門にしてしまったことだ。 92年には12兆円の利子受け取り超過だったのが金利の低下が進み03年には9兆円の利子支払い超過となった。これは支払い利子率が7.8 . . . 本文を読む