今年も夏の恒例行事
親族での食事会。
妹のcocoやcoco旦那、兄夫婦。
みんなが口を揃えてランの就職を「大きくなったものだ」とか
「本当にいい子だ」「赤ちゃんの時は。。」とか言って
ランの就職祝いかと思うほどの賛辞や、思い出話しに花が咲いた
初孫ってなんてイイ待遇なんだ
と、事ある毎に私は感じる。
反面、ランはこうやって皆の関心が自分に向くのが当たり前であり、
何かを履き違えたのかもしれない。
それでも彼女は病気と戦い、病気と共に歩き、ずっと夢見ていた仕事に着いた
最近のランは人の気持ち、思いやりに目が向くようになってきた。
以前の絶不調の頃は「私は愛されてない」と言っていた。
カウンセラーにも「母に愛されてない、淋しい」と訴え
私はカウンセラーから
「あなたがどれだけ大切にしてるかなんて言っても今の彼女が愛されてない、と
言ったらそれは彼女に伝わってない、彼女に伝わる形ではない、という事。
彼女が満足するまで甘やかしてください、いつか飽きる時がきますから」
と指令が出て10代も後半の娘を抱っこしたり、頭を撫でたり、
逃げたくなった時も「あなたが大好き、あなたが死ぬなら一緒に死にます!さぁ、先に刺して!」
。。なんてやりながらあっという間に年月が過ぎました。
そんなランが「よくね、皆に波乱万丈な環境だったのにぐれなかったなんて奇跡だ、
って言われるけど、皆がこうして可愛がってくれたのも大きいと思う」
と食事会で話していた。
彼女なりの感謝の気持ちだと思う。
そうなんだよ
愛って普段は目に見えないけど、ちゃんとあるんだ
それを感じ取れたなら もう幸せの鍵を手に入れたようなもの
そのままどんどん扉を開けて 幸せになっちゃいなBABY