夕暮れ
2013-05-04 | 詩
車を降りて歩きながら見上げると
わたしより少し広いあなたの肩と
風で少し舞ったわたしの髪が触れるくらい近くて
時々あう視線はどちらともなくはずして
また見上げると長いまつ毛がわたしの方を流れる
長くて男性にしては綺麗なあなたの指と
指輪が似合わないわたしの指が
少しでも動かしたら触れそうになるくらい
近くて 近くて。。
眩しいほど 近いけど
ホントは国境を越えるくらい遠いの。。