浮き輪でお昼寝♪

アラフィフです。
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愛してると伝えよう

2012-06-07 | 両親・実家庭

私が幼稚園くらいの頃だったと思う。

母が少し膝を曲げて、私に言った。

 

   『私はあなたがして欲しいような事は出来ないの。

           だから、して欲しい事は自分の子どもにしてあげなさい。』

 

そう、母は言った。

 

それまでの母の言動でなんとなく頭で分かってた事で、

でもあらためてばっさりと線を引かれた様で寂しかったのは覚えてる。

でも、そうだろう、そういう人だ、とも思ったのも覚えてる。

 

その日から自分がして欲しいと思ったことはいつも『ああ、自分の子どもにそうしてあげよう』

母がすることは『自分の子どもにはこんな事するのは絶対やめよう』

と考えるのが癖になった。

 

小学校で女の子特有のイジメが回ってきた時も母は知ってたのに何も助けてくれないばかりか兄弟ケンカ中の私と兄に表情一つ変えずに言った。

『お兄ちゃん、ririは学校でもイジメられてるんだからそのくらいにしてあげたらぁ~?』

小1で痴漢にあった時も泣きながら仕事場の母に電話したが『そのくらいの事で!学校に言えばいいんでしょ!』

 

名前も呼ばれない。

 

近所の人は母は兄が大好きなんだと噂話をしていた。

お母さんがお兄ちゃんの為にご馳走買いに行ったわよ(笑)と声を掛けてくる。

 

私はこんな事しない。絶対にしない。

子供にはたくさん愛を伝えてあげよう。

一緒にいてあげよう。

困ったことがあったら、絶対助けてあげよう。

たくさん名前を呼んで、たくさん抱きしめてあげよう。。。

 

小学生の私は そう決めた。