フィールド最前線! 農業がリードして利根沼田を元気に 山口浩輝のブログ

地方を元気にするのは夢と起業!利根沼田は無限ポテンシャルを秘めたフィールド(畑・領域)で日本一の地方を目指そう

明日はイベント行ってきます

2012-08-03 22:06:10 | 全国放浪記
こんばんは、山口浩輝です

いよいよ今日から沼田まつりですが

行きませんでした

それより面白いこともあるし

オリンピックもあるし

体調も悪いし・・・

気分転換にデスクのチェアーを一新

うん、硬くていい感じ

安いけどね。

明日は埼玉県まで行ってきます

内容をよく把握してませんが

地元農直の販売イベントです

それが

帰りが遅いみたいなんですよね・・・

やばい

サッカー見たいのに・・・

あぁぁぁぁぁ

間に合うかな???


祭は、最終日に行こうかな


震災から1年・三陸への思い

2012-03-11 19:24:17 | 全国放浪記
こんばんは、山口浩輝です

未曾有の大震災から1年が経ちました

改めまして、被災した方々の

復興を心より願うと共に

微力ながら私にとって出来る事と

そして農業に携わる身としても

自然災害という大きなリスクの低減に向けて

尽力していこうと思いを新たにしています。


今回の震災後に訪れた被災地で

私自身も多くの体験ができました

それは上手く表現できませんが

今までごく当たり前だった事を

再び問いただすきっかけになりました


強烈な光景だった陸前高田

大船渡

自然の持つ破壊力がこれほどとは

想像を絶する世界でした

そして大槌町

でも、私が三陸で出合った人たちは全て

すでに前を向いて歩き始めていた

そうだ

また飲みに行くって約束した復興食堂

いかなくちゃね、いつか・・・

遠いけど、フェイスブックやツイッターでは繋がっている


そうそう、今度行ったらこの曲をリクエストしようって思ってます

WINDING ROAD

あまりの惨状で、車運転するのもしんどかったけど

とにかく進まなくちゃならなかった時に

車の中でず~とリピートでかけてました

「♪曲がりくねった~」ってフレーズが

三陸の道にはピッタリだったし

その先で会った人たちに

こっちの方がチカラを貰ったりと

私自身が助けてもらった1曲でもあります

あ~、今すぐにでも(飲みに)行きたい

そして地域の未来の話をいっぱいしたいな!!!

がんばろうJAPAN。


















被災地レポのまとめ 

2012-01-23 00:03:31 | 全国放浪記
こんばんは、山口浩輝です

随分長くかかってしまいましたが

いったん被災地レポは終わりにします

そして

近いうちにまた行きたいと思います

今回の総走行距離は

1507km.!!!!

走ったなぁ

でも、過去に3日間で2000km.運転した事あります(やはり東北でした)

水戸~福島~仙台~一関~気仙沼~陸前高田~大船渡~釜石~大槌町

で帰りは三陸を戻って塩釜~仙台~群馬

帰りもフル高速でしたが

深夜割引が利いたので

高速代は仙台~沼田でなんと2400円!!!!

こりゃぁ安い(水戸・白河以北は無料)

はじめからこのシステムで良かったんじゃぁないか

と思いますが

車で行くなら、料金的にはお得です

また

被災地の道路は良好! もう問題なしですね

瓦礫も通行には支障ありません

ただ、路肩は注意が必要です

特に、車道と歩道の分離帯は、一見無いように見えて

ビミョーな高さで残っていたりして

車のオナカをガリッとやっちゃう危険アリです(3回やりました)


そして、やっぱりヒトですね

せっかく行くなら

なんでもいいからヒトと関わってくる事をおすすめします

対応は難しいかもしれませんが

真実はゼッタイそこにあります!

食堂のおばちゃんにでも

何か買う時にちょっと話するだけでもいいじゃぁないですか


あと

三陸の被害が大きかったところは

宿はホント少ないですし、予約もいっぱいのようです



大槌町でも、大船渡でも

営業再開したという宿泊施設も増えてきているようです

最新の情報をチェックしてみてください


私も次回は、美味しいお酒を飲みに

本場の日本酒を堪能できる旅も良いかなぁなどと

考えながら

とにかくまた行きます




東北・被災地へ! この旅の目的

2012-01-22 23:37:41 | 全国放浪記
こんばんは、山口浩輝です

今日はとてもイイ体験が出来て

充実した1日だった

(それはまた後ほど)

さて、被災地レポートもいよいよ終盤

ですが

そもそも何故行ってきたか?

書いてませんでした

理由は沢山あります

しかも、途中で増えまくったり、変わったりもしましたが・・・

イチバンの目的は「見てみたかった」んです

自然のチカラを

だから、原発じゃなくて津波被害が中心になりました

(群馬には津波のリスクは99%ありませんが)

私は以前から時折触れていますが

「農業のリスクを低減させる」事は

一生かけて取り組みたいテーマでもあります

いわば

”ライフワーク”にしたいと思っています


その中でも最大級の被害だったと考えられる今回の震災

強固な堤防もあっさり大破しました

想定外がいくつも起きました

いくつもの判断が、生死を分けた事でしょう


結論などモチロン書けません

というか、たどり着くはずもありません

ですが

再確認したことは

自然とケンカしちゃぁダメなんですよね

敵いっこない!

命さえあれば、そして再生させる叡智があれば

農業は復活できる

そういったリスクマネジメントのシステムを

一生かけても探していきたいな


自然災害は毎年世界中・日本中で起きている

だからこそ

「ケンカしない・かつ負けない」仕組みを

探して行きたい


でも

原発は正直考えもしなかったリスク

人災といえば人災かと思うけど・・・





こんなこともあるんだ!プロsax奏者の・・・

2012-01-21 19:10:03 | 全国放浪記
こんばんは、山口浩輝です

続きを書きます

先述の村田さんと会った場所は

陸前高田の竹鼻という駅の跡地

そこから程ない所にあった

プレハブで営業再開した喫茶店に入ったのだが

実はただの喫茶店ではなく

”ジャズタイムジョニー”という老舗ジャズ喫茶だった
(しかも気付いたのはかなり後になる)

元々はこういう店構えだったと

店内に写真があった

ニュースなどで被災したジャズスポットをいくつか見たが

ここもその1つだったのだろう

岩手県は意外とジャズスポットが多い(ベイシーとか)


そうそう、店のカウンターで村田さんと話し込んでいる最中

いきなり背後から、そりゃぁすごいテナーの音が・・・

え・・・と思って振り返ってみると

プロSAX奏者の梅津和時さんでした(なんと表現したらよいか?)

私も大学時代はジャズをやっていたので

名前は知っていましたが・・・

その距離1メートルくらい

息の漏れる音まで聞こえます

しかも、バスクラや

アルトも吹いてくれましたし

ソプラノも登場

客席からもう一人飛び入り参加したのかな?

と思っていたら、こちらの女性もめちゃウマ!!!

同じくプロ奏者の多田葉子さんでした

(お二人とも東北の方々を励ます活動をしておられるようです)

この演奏が始まってから、ここがジャズスポットだったと気付いた私

(あぁハズカシイ・よく見りゃピアノはあるし、店内のポスターとかJAZZばっかし)


こうなると、テンション上がってしまい

ミーハーもーどに突入・・・

梅津さん・多田さんと写真を取り

カウンターに入り込んで、ママさんとも1枚


しかも、CDまで頂いてしまった・・・


すこし会話もしたし

農業がんばって下さいとも言ってくれた

が・・・

ふと考え直すと、オレってその場にはいたけれど

群馬から来ているとは言わなかったし

被災者では無いわけで・・・

ウソは言ってないけど

フツーにかんがえりゃぁ100%地元民と思うよね・・・

さすがに

CDは貰っちゃマズかったよなぁ、やっぱり・・・


最後まで、ジャズやってましたとは言えなかった

だって、思い起こすと

店に入った時に、カウンターで演奏準備していた梅津さんに話しかけている

モチロンその時は気付いていないし

「今日は何やるんですか」などと

地元の愛好家くらいの認識で話しかけていた(笑)

いやぁ・・・恐ろしい・・・


でもね

演奏はホント凄かった

倍音とか、よく判らない事になってたし

テクも音量も圧巻


やっぱ音楽はすごいパワー持ってるね

久しぶりに楽器やりたくなった
(消防ラッパ以外の・・・)


よそ者の私がイチバン楽しんでしまったかもしれません


最終日、岩手県を去るときに

予想もしていない展開

約1時間ほど、堪能させていただきました

梅津さん・多田さん・ジャズタイムジョニーさん

ありがとうございました








村田光貴さんという農業者との・・・

2012-01-20 22:25:01 | 全国放浪記
山口浩輝です

陸前高田で農業を営む

村田光貴さんから伺った話

先にも述べたように

ホントに書けることと、書けない事がある


まず、彼は現役の消防団員でもあった

その話はまさに被災現場そのもの

そして、サバイバルそのものだった

普通に暮らしていれば、あらゆるインフラがあって

警察や消防はすぐに駆けつける

いわば秩序が保たれた状態ではない

そして、様々な状況判断を迫られた事と思う


幸いにも、地震があった瞬間は高田にはいなかったようだが

彼と数時間会っただけでも、生きていてくれた事が嬉しくなるくらい

とても身近に感じたし

魅力的な人間だった


そして、農業者としても厳しい状況に直面した

栽培していた果樹園は津波の被害を受けて

りんごが樹ごと流失してしまった


同じ果樹生産者としても、彼の絶望感は痛いほどわかる

果樹にとって樹を失う事は、それなりの状態にするまでに5年

同等なレベルまで戻すのに10年はかかる

それくらい”樹”は生産の源だからだ


唯一無事だった畑も、その土地の持ち主が亡くなってしまったため

結果的に栽培が出来なくなってしまった

このときも、土地の所有権ではなく

耕作者としての権利についても深く話しをした

今後の農業にとっても大切な話だ


3時間くらいだったが、彼とは色々と話ができた

そして、彼はいったんこの地を離れ

別の場所で新たに農業を始める決断をしたとのこと・・・


もしかしたら、色々な意見があるとは思う

彼も苦悩の日々があったことだろう

でも、私は彼の決断を応援したい

これからは国内だって海外だって

同じフィールドになる

拠点が二つ出来たとしたら

それはとても素晴らしい事で

この先数十年農業をやるのであれば

選択肢は無限にあっていいはずだ!!!


そして、どこで農業をやったとしても

自然という相手と向き合っていかなくちゃならない事には変わりない


村田さん、お互いがんばりましょ!


奇しくも、彼はこの翌日に高田を離れるのだという

私がここを訪れるのが1日遅れていたら

きっと会うことは無かっただろう

ホントに不思議な縁だ


そしてそして、サプライズはこの後も起こる

私の音楽(特にジャズ)つながりの皆さん

次回は必見ですよ!!!!!(コメント待ってます)


つづく









三陸地方の4Hクラブ会長・村田さんとの出会い

2012-01-20 14:10:53 | 全国放浪記
山口浩輝です

しばらくスキー場へ行っていたもので

帰宅すると疲れが出てしまい

夜はスイマーに勝てず・・・

しばらく

ご無沙汰してしまいましたが

続きを書きます


3日目は大船渡を出て南下

再び陸前高田へと戻りました

ここでは、初日の山崎シェフにご紹介いただいた

農業青年の村田光貴さんとアポを取っていた

度重なる遅延の連絡にも、快く応じていただいて

それだけでも感謝だったのに

彼からも多くの話を聞けた

その内容は、壮絶なものがあって

私がここで書くことが出来るものと出来ないものがあるが

触りだけでも触れられればとは思う


まずは村田さんの紹介

彼は三陸地方のいくつかの市町村にまたがる4Hクラブの会長とのこと

元は新規就農で高田に入ったそうで

すべて借地でりんごを中心とした果樹と米やイチゴなどを

無農薬~減農薬で生産販売しており

また、地域の特産物を定期的にお届けする

「三陸気仙のふるさと便プロジェクト」も主催している

とても気さくな人柄で

私も会ってすぐに意気投合してしまった!!!


彼とは、何もなくなってしまった大船渡線の竹駒という駅の跡地で落ち合った

そして近くのプレハブ小屋で営業再開していた喫茶店に入った

ここでまた、想像もしなかった出会いが生まれるのだが

村田さんの話とそこで起きた事は

また次のブログで・・・!

お楽しみに

三陸町・越喜来にて、政治と子供の安全を再考してほしいと思う

2012-01-17 23:21:27 | 全国放浪記
山口浩輝です

今日は阪神大震災のあった日

もう17年前になる


この17年間でM7クラスの地震は

国内だけでも7,8回は起きている

また何時起こっても不思議ではない

日本はそういう国だということだ


今回は三陸町の越喜来という地区

復旧は各所でだいぶ進んでいるが

やはり壊滅的な所は凄惨な状況

とにかく何もない・・・

こちらはおそらく役場とか公的な機関の建物だと思う

心が痛くてたまらなくなる

今まででもそうだが、やはり絶対安全であって欲しい

役所や公共機関

そして何より未来の子供を守るべき学校などは

最大のリスクマネジメントをして欲しい

大槌町や陸前高田などでも感じたが

あそこまでの被害は、いくらお金があっても民間では到底不可能なレベルの被害

正直、政治の力は不可欠だ

(ここでは唯一、政治の話にも少し触れてきた)

私の町でも、学校施設は耐震補強などをやっている

(市役所はヤバイらしいが・・・)

各所で色々な方々がご尽力されているのは重々承知している



学校だけは、絶対に想定外なんて事が起きないくらい

やってほしい

これは政治を司る方々に

真にお願いしたい


この地区には、津波からの避難経路を提案し続けた市議会議員がいたそうで

結果、この小学校の生徒は校舎が全壊しても無事だったとのこと

詳しくはコチラ

世の中、少子化であはるが

これは制度だけの問題じゃなくて

未来への希望そのもののイチバンの形が

「子供」なんだと思う

平和ボケしていて、「死」と云うものが身近でなくなったため

「自分が必ず死ぬ事」と「それが何時起きうるか判らない」という

人間として当たり前のことを

忘れてしまっているのではないかと

その時、ふと思った


続きます・・・






三陸とれたて市場 その2 松本さんとの・・・

2012-01-13 23:17:36 | 全国放浪記
山口浩輝です

三陸とれたて市場さんでの続きを書きます

ここでは、(私が推測するに№2の)松本さんという方が

年明けの貴重な時間を割いていただき

私の対応をしてくれた(ホント感謝です)

社屋は取り繕った痛々しい外観だが

そんな事はどうでもいい

様々な震災後の対応で

名刺もまだ作っていないという

それもまた、私にはどうでもいいことだった

まさに価値観の変化

私はこれから見聞きする事すべてを、しっかり刻もうと思っている状態においては

肩書きも社屋も名刺も、メモ書きも必要なかった


通されたオフィスは、外観とは裏腹のキレイな内装で

津波で流された骨組みから

漁業関係者(ようはプロの大工ではない)の方が

作ってくれたとのこと


やっぱサバイバルは、自分の手持ちが全て発揮される

生きていくということは、本来そういうことだ


対応してくれた松本さんは

静岡出身で、元大手メーカーの技術職

やはり切り口が独特のものがあって

新鮮だった


とにかく彼とは時間を忘れて色んな話をした

震災から始まり、

流通の形態

地方のこと

リスクマネジメント

そして何より

大きな将来のビジョンと

多くのジレンマを共有できた(笑)


詳しい事は書かないし、書けない

(個人的に聞いてくれれば教えますよ)

私自身も、ホントにどーでもイイ価値観を

捨て去る良いキッカケを与えてもらったくらいだ!


誰かの幸福の為に仕事をする事の意義と素晴らしさを

とにかく具現化していくことは

地方における我々マイノリティーの役割かもしれないと

私だけ勝手に思ったりもした・・・


スミマセン

この記事はホント抽象的すぎますね









三陸町・越喜来の”三陸とれたて市場”にて その1

2012-01-13 22:37:39 | 全国放浪記
山口浩輝です

ちょっとブログの時間軸が前後しましたが

翌朝に再び大槌町に行く前に

宿から程近い越喜来地区にある

”三陸とれたて市場”という

webを中心とした販社の

松本さんという方とアポを取っていた

この会社は、この地域で真っ先に営業開始したそうである

というよりも

真っ先に”復興へ向けて立ち上がった”と表現したほうが良いかもしれない

私も地方において、しかも自然災害と向き合う仕事をしているから

知りえる部分もあるが

基本的には、自然災害に対しては

”諦めてしまう”のである・・・


それは別に否定するつもりも無い

そうやって、理不尽な自然と向き合い

しかし生きる為の”食”という根源を

途絶えさせない産業として継続させてきたのだと思う


ただ、今は少し様相が違う

それは色んな意味合いがあるとは思うが

地方の年齢構造は都会のそれとはまた違った

独特の歪みを抱えている


そんな中で、この三陸とれたて市場さんが真っ先にアクションを起こしたということは

私はホントに心に響くものがあった

それは

復興食堂で感じたものとは

全く違う側面がある

私も日々感じているが

地方においての

「マイノリティー(少数派?)の意地」

みたいなものだと思う・・・・・


スミマセン

ここまで上手く表現出来ないとは

ボキャブラリーの無さを実感


続きを改めて書きます






いつもご愛読いただきありがとうございます

私の故郷・旧白沢村
裏にある雨乞山山頂からの眺め
日本一の河岸段丘!!!タモリさんも絶賛した 上州・沼田が誇る絶景