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麻酔は難しいらしい。

2011-08-14 05:27:38 | 徒然の日常
 昨日、こんな記事があったんですよ。子供のMRI検査でドえらいことになってるらしい。

 子どもに麻酔、病院35%「合併症経験」 MRI検査で

 MRI、正式名称は”磁気共鳴断層撮影”という、磁気を利用して人体を輪切りにしちゃう機械なんですが、そのドでかい機械の前で寝かされて、穴の小さいドーナツみたいな中へウィ~~ンと入れられるわけなんですが、部分撮影でも約20分間、全身だと延々1時間とかその中でジッとしてなきゃいけないんですね。動くと、ちゃんとした映像が撮れないらしいんです。

 で、これがまた、御存知ない方には想像も付かない大騒音が耳をつんざくのですよ。病院によってヘッドフォンを付けますか? と訊かれたり、両側から勝手に耳栓を突っ込まれたりするんですが、正直効果を期待しちゃいけない。
 2種類の騒音が交代でイジメてくれるんですけど、まずはガンガンガンと叩くような音がします。これも相当ウルサイ。何分か続くうちに先生が「これから○分間、大きい音がしまーす」と教えてくれる。え、じゃ今までのは大きい音じゃないの、とツッコむ間もなく電子音のような音が身体に直接響いてきます。なにせ磁気の振動で映像を撮るわけですから、身体が直接響くんですね。IH(電磁調理器)と同じことで、長い時間撮影してると身体がポカポカ温かく感じる方もみえるそうで。
 とか考えてる余裕も無く、3分間とか6分間とか、言われた時間ずっといろんな電子音が聴こえるんです。それも結構不快感を催す系で、ホラー映画に使ったらおじいちゃん倒れちゃうよってくらい。機械に入れられる前に「気持ち悪くなったらこれ握って下さいね~、すぐ中止しますから」と渡された、小さい風船みたいな物を持つ手が汗でべとべとになります。

 ガンガンガン、ポ~~~ビ~~ガガ~~~、ガンガンガン、ピヒョ~~~ブ~~フィ~~ン

 いや、マジでたまんないですよ、これ。上手く口で説明出来ませんw それでも、動くと撮影に響くから動けないんです。顎まで固定されてました。当然これ、子供さんなんかは怖くてジッとしてられないこと多いんです。
 そこで、麻酔で眠ってもらって、大人しいうちにやってしまおうという話になるわけですが、麻酔医の担当でもないようなんですね。記事の通り、小児科医の範疇だとか。

 この、麻酔という物がなかなかくせ者で、熟練の麻酔医に言わせても「100%の成功は無い。個体差や体調の影響も受けるだけに、どれほどの注意を払って慎重に事に当たっても、『必ず』失敗するケースが出てしまう」んだそうです。体重の軽い子供は余計に難しいのかもしれませんね。
 私は手術を受けたことは無いのですが、やはり麻酔の失敗は避けきれる物ではないので一筆書かされるとか。全身麻酔ですから、歯医者さんのようにホイホイとは行きません。

 で、MRIの場合は動かないように眠らせるのですから、撮影より麻酔の方がおおごとなのでしょう。上の記事の通り、確率的にも結果の重大さとしても、なかなか怖い数字が出ています。

 麻酔をしなくても済むように、子供は小さいうちから集中力を付けさせた方が安心ですぜ(;´Д`)



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