芸人さんは、真面目なのです。

　芸人さんと言いますかですね、要は『笑って頂くお仕事』をされる職業の方々って、実はいろんな事を真剣に考えてみえるんですよね。

　落語家、漫才師、もちろん所謂芸人さんでも、長く世界にいらっしゃる方は根が真面目だったりされます。


　落語家の師弟関係が厳しかったりする（人間関係としては温かいと思われますが）のは想像も付きやすいですよね。落語家さんは、私は芸術家だと思っています。

　そして、漫才師でもやはり一線で活躍される方々はおちゃらけてはいません。

　映画監督なども務められる、元ツービートの北野武 氏なども、昔『首相になって欲しい人』に名前が挙がる方でしたし、「中国の構造はまるで資本主義国家のようだ。それに対して、日本の構造こそまるで共産主義国家のようだと思う」など、含蓄のある発言も多く語られたようです。

　元やすしきよしの西川きよし 氏も、議員生活が始まった頃、某所で講演をされた折に、若い方から「お笑い芸人なんて、誰でもなれるんでしょ」みたいに見下した発言をされて、いかにお笑いの世界が厳しいか、いかに真摯に向き合わなければならない仕事か、という事を熱心に語られたと伝えられます。

　元そのまんま東の東国原・元宮崎県知事も、ネームバリューを利用出来るだけ利用して宮崎県の産物を全国に売ることで、地元産業に活気を与えました。


　ちょうど半年前の大災害、東北地方太平洋沖地震に於いても、江頭2:50 氏が匿名で熱心にボランティアに当たられて、日本中の心を打ったのも記憶に新しいです。


　そして、もっと年月を遡って、阪神淡路大震災に於いても、立ち上がった男がいました。


　動画を御覧頂きましょう。


　嘉門達夫 怒りのグルーヴ～震災編～




　時に過激な下ネタも交えて歌う芸人、嘉門達夫 氏は歌を通じて怒りを表現され、さらには私財を投じて多額の寄付をされたのだそうです。



　長く続けられる芸人さんには、敬意を表さなければならないなと、常々思っております。







　あ。






　オチはないです＾＾；










　　←例のアレです！！ お気が向かれましたら。