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兵力の三割を失うと全滅!?

2012-10-22 06:41:31 | 徒然の日常
 実は結構前から気になってはいたんですよ。


 『兵力の三割を失ったら、全滅扱い』という常識。




 まぁ、フツーの感覚ですとね、


「三割を失ったって、あとの七割が残っているじゃないか!!」


 ってなりますよね。



 あくまでも想定として、戦いには様々なシチュエーションや、兵の熟練度の差など、いろいろな事情が勝敗の要因として内在しそうですけれども、可能性として考えますと、『なんで三割で全滅?』って言いたくなるケースも思い浮かびます。


 例えば、兵力十万(A) 対 七万(B)の戦いがあったとします。

 Aが兵の三割を失い、熟練のBは一万しか失っていないとしますと、A=七万、B=六万となりますよね。

 Aが新兵などから脱落したのなら、生き残った七万のAと、六万で健闘するBはこの先良い勝負になりそうにも見えます。

 この場合のBは兵力の一割四分強の損失です。





 おかしいな。(・・)


 ってことで、ちょいと調べてみましたら、こんな情報が出てきました。

 またトゥゲッターです。




ネットで広まっている「部隊の3割の損害は全滅」について



 なるほどなぁ、と思います。お詳しい方々って本当にお詳しいですよね。


 キーとなりますのは、


・現代の編成に対する理論である

・指揮系統の損害も込みである

・『兵力』に含む範囲は広義である



 っていうあたりのようです。

 つまり、軍医七万が兵士六万に勝てるか!!って話ですね!(;^-^)


 また、指揮系統については確かに、古代と大きな差があると思いますね。


 大昔、例えば王ですとか、君主ですとかカリスマが兵を率いるケースが多かったのではないかと思います。

 よく言われます、『羊一匹がライオン百匹を率いても、ライオン一匹が羊百匹を率いる相手に勝てない』のような理論ですね。

 ところが現代では、階級がかなり幅広いです。これは頭がヤラレた時に強い体制ですが、後継者を育てる(指揮経験を積ませる)意味と、功績として地位を与えないと士気を損なう事情など、純粋に戦力として機能させるという目的以外の要因で指揮系統を分岐させてしまっている意味合いも持つと思うんですよね。

 そうなると現場では、中堅指揮官が倒れた時の部下が『戦力として死んでしまう(有効に動けない)』のではないかとも考えられます。



 また、こんな事情もあるようですね。







 後で戦える戦力も、その時点で後送される負傷兵はその時戦えない、それは死者の数に入っていないのだということのようです。


 ゲームでなく実際の戦争では、責任の所在とか、戦後処理なんてありますから、いろんなことを考えなければならないようですねぇ…………。





 ちなみに、『全滅』とはこういうことらしいです。












 (;・。・)ノ”∩ ヘェー ヘェー ヘェー





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