分かったよーなこと、言ったって~!!

中途半端な知識で適当ぶっこく無法地帯へようこそ( ^-^)ノ

事故防衛の小技はいくつもある。

2011-10-16 01:37:23 | 
 あ、いえ、タイトルはそのぅ……事故と、自己防衛をかけまして……


 なんでもないですっ!!(^-^;)


 『安全運転』関連のワードから来られる方も多いようですので、過去に書ききれていなかった事故防衛(笑)のこまごまとした事を今回書いておこうと思います。


 最も重要な『車間距離』の事は以前書きましたので、【車】カテゴリで遡って頂ければと思います。

 また、夕暮れ時早めにライトをつけるとか、見通しの悪い交差点前は速度を落とすとかは今更言う間でも無く、誰かかんかから聞いてみえると思いますので、そういった初歩的な事は割愛致します。


 今、ライトに触れましたが、これに関してもいろいろありますねー。

・トンネルに入る前から点灯して、出口を通り過ぎてから消灯する

 これは習慣にして頂いた方がよろしいと思います。
 ライト(スモール含む)を点灯するのは、自分の視界確保の意味だけでなく、他の車から認識されやすい様に、との意味を持つのは広く知られていますが、トンネルが絡むとどうしても『暗順応』と『明順応』の影響を強く受けます。
 視界が暗くなった時・明るくなった時に目が馴染んで物が見えてくる順応の話ですが、これは年齢や疲れ方などからも影響を受けるため、自分は早く目が馴染んでも他の車から認識されるのに時間がかかる場合がありまして、実際トンネル事故は入り口・出口が多いと聞きます。渋滞の最後尾なんかがあるともう、危険度は酷い上昇をします。

 なので、暗い所に車が入る前に点灯して後ろに注意を喚起し、トンネルを出て明るくなってから消灯をします。これ、もし逆だったらどうなるか、よくよく想像してみて下さい。
 トンネルに入ってしばらく点灯しないと、後ろは霞む視界の中で前の車をしっかり認識しにくいです。波長の長い青系や、黒っぽい車ですとなおさらです。入り口・出口の照明がオレンジ色のトンネルがありますが、あれは波長の短い色で照らして、前の車を多少なりとも『近いように見せる』為でして、白い照明の入り口はそれよりも危険度は増します。
 また、出口手前で消灯してしまいますと、急に光度を増した景色の逆光になって、あなたの車は後ろから一瞬見にくくなります。そこで急にアクセルをゆるめ、気が付かなかった後ろの車がドーン。ただでも入り口・出口は車が減速する傾向が強い(統計がありました)ので、いつでも実際に起こりうるのです。

 若いうちはね、「なに言ってやがんだ」なんて思うかもしれませんが、だんだんトシをとっていくと嫌でも分かってきます^^;
 また、視神経を酷使する職業の方(パソコンなど)は若くしてこういった危険を伴います。どんな方が後ろを走っているかなんて分かりませんから、習慣的に点灯・消灯のタイミングに気を使われる方が安全ですね。



・細い山道では昼間でもライトを点灯する

 視界が悪い交差点に気をつけるのは当たり前ですが、擦れ違いも危ない様な山道ではカーブの度に危険があります。しかも、相手は対向車がいるなんて想像もしていないケースが多いですよね。そこかしこにカーブミラーがあっても、山の景色に気を取られていたり、曲がる度に誰もいない事に慣れてしまうのでだんだん見なくなり、「どうせ誰も居ないよ」と、居ないのが前提の走り方になりがちです。
 そこでライトを点灯しておくと、小さいカーブミラーでも光が見えれば「おっ?」となるわけです。前を走る車がいなければハイビームの方が認識されやすいでしょう。(擦れ違いで下向きに変えた方がいいと思いますが)
 また、くねくねした山道では結構遠くでも、相手の車と向かい合う位置関係になったりもしますので、実際に擦れ違う数分前の段階で「今、光が見えたからもうすぐ誰かと擦れ違うな」と、相手に注意を喚起する事も出来ます。

 こういった道、たまーに道幅一杯のダンプカーが走ってる事がありますので、これをするかしないかで運命は大きく変わるかもしれませんよ?



・夜、交差点の先頭で消灯するのはケースバイケース

 排水の関係や、それ以外の事情により、大きなメイン道路と交差する道は停止線が上り坂になります。
 そうすると信号待ちで対向車のライトが眩しくなるため、相手のために消灯する方がたまにみえます。
 実は私も、昔酷く疲れていた時に大変有難かった覚えがありまして、自分も実行する様になりましたが、実はこれ、警察は奨励していません。弊害があるのです。

 横断歩道が縞々なのは横断者が認識されやすいように、と地面に描かれた物ですが、先頭の車が消灯する事で効果が薄れ、右左折車に轢かれてしまったりもします。逆に点灯していて逆光で見えない『蒸発現象』で轢かれるケースもあります。

 「じゃあ、どっちだよ!!」って話ですが、これは交差点の構造などを見てケースバイケースで判断するしかありません。「これが正解」と言う答えの出ない場面もあり、大変難しい問題なんですよね……。



・大型車に前後を挟まれたら注意する

 特に夜です。
 大型車は視点が高い為、後ろの大型車はあなたの車を認識するのに、見下ろさなくてはなりません。
 運転は誰しも遠くに視点を置いた方が楽なので、いちいち見下ろすのはだんだん疎かになって行きます。

 しかも、あなたの前も大型車だった場合、後ろの車はあなたの前の大型車を目安にして走る様になる傾向があるそうです。特に、箱型ですと後部一番上、両端にランプが付いてたりしますよね? あれを目安にしてしまい、間にあなたの車がある事をうっかり忘れてしまうんです。

 なので、後ろがだんだん車間距離を詰めてきたらかなり要注意です。
 たまに軽くブレーキを踏んでブレーキランプを点灯させたりして、「ここに居るぞ」とアピールしてあげて下さい。さもないと…………睡眠が不規則だったり寝不足だったりするトラックの運転手さんは、意識が朦朧としていたり居眠り気味だったりして、うっかり追突されてしまうかもしれませんよ?
 特に高速道路ですと、以前記事に載せました『高速道路催眠現象(ハイウェイ・ヒプノーシス)』と言う物もあり、あなたが思っている以上に後ろの大型車はあなたの事を忘れてしまうかもしれません。

 事故防衛、事故防衛(笑



・誰かを乗せている時は、特にブレーキを早めに

 車の重さと制動距離の関係は以前にもチラッと触れました。
 ガソリン満タン分の重さ、つまり人一人の重さが増えただけでも車の挙動は変わります。軽い車ほどその傾向は強くなりますね。(重量の比率だけでなく、エンジンのトルクの問題もあります)
 これが、三人四人乗せるともう、全然走らない!! なんて言葉もよく出ますよね^^;

 走り出しが重い、と言う事は止まるのも遅い、と言う事です。そもそもその車のブレーキ自体が、普段使う車重を想定してますし、四人乗りなら四人、五人乗りなら五人を限界とすればいい設計ですよね。
 まぁ、ちょっと語弊のある言い方ではありますが、逆に積載重量のキャパが大きい大型車なんて、十トンとか載せるわけですから、ブレーキは相当強い物を使っていますし、『排気ブレーキ』と言う制動補助装置も付いています。(最近ではそれが作動してもブレーキランプ以外しか光らない車が増えています)
 排気ブレーキは積載量の多い車(排気量の大きい車)になる程効きが強く、二トン車ではほとんど効きませんが四トン車ではだいぶ効くようになり、十トン車ともなりますと大変頼りになります。その十トン車が、荷物を載せていない『空荷』の状態だとどうなるでしょう?
 大きい車ですから、普通のブレーキもそれに耐えうる様に強力な物が付いていますが、ブレーキペダルを踏まなくてもこの排気ブレーキを効かせたら、ブレーキランプが点灯しないのに急に減速する、片や何人も乗っけてひぃひぃ言ってるあなたの車は、普段よりブレーキの効きが鈍い。しかも、前の車はブレーキランプが光らなかったのであなたがペダルを踏むのも一瞬遅れてしまった。


 どかーん(・3・)

と、なってしまします(・・;)
 また、ブレーキだけではなく、カーブを曲がる力も変わりますよね。重い分だけカーブの外側に向かって慣性が働きます。よく事故のニュースで「ハンドル操作を誤って道から飛び出し――」なんて言いますよね。そうやってコースアウトすると、テレビでそう言われてしまうわけなんです。ブレーキもカーブも、いつもより車が重い時の挙動は、いつもよりスピードを出しているのとよく似ています。
 特に、人を乗っけてるわけですから、つい話も弾みます。いつもより運転しにくい事をすっかり忘れて、ついつい…………とならないように、よく気を払って運転しましょう。


 実は……、昔、私が峠の走り屋だった頃、「一番速くて、一番安全」と言ってもらえていましたが、唯一事故ったのは他の人を乗せている時でした。曲がる、止まるという大事な要素に狂いが生じる事を身を持って体験すると、それ以後非常に懲ります。(+_+;)
 私の場合は幸いにも怪我人は出ませんでしたが、皆さんも大事な方に怪我をさせたりしませんよう、安全運転で運んであげて下さいまし
 m(_ _)m







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