死ぬ間際にタイトル決まるかも

ちと書いてみたかっただけ

麺・吉平 & 内地

2022年08月28日 | 雑感・その他

富山市のラーメン屋さん。
以前に1~2度食べたことはあったが、大沢野地区移転後に初めての訪問。
大沢野にはもう一軒「さかえや」というお気に入りの店があるのだが、この日は盆休みということなので今回は吉平へ。

13:00を過ぎていたが盛況。
以前よりも広い店内で照明が明るくなっていた。
店前看板に書かれていた限定10食の「追煮干塩(おいにぼししお)」を注文(1,080円)
店の人が薦める柚子胡椒と青菜も付けてもらった。

先ず見た目が豪華。
1,080円は安くはないものの、2種のチャーシューが2枚づつ入り、ちょっとしたチャーシュー麺になってて満足感がある。

スープは煮干しが穏やかに効いた塩味で、この店らしい丁寧な作り。
麺は細麺ストレート。
程よい固さで美味い。
チャーシューはバラ肉と燻製のダブル。
程よい固さと柔らかさで美味い。

別皿の青菜とバラのりは食べ始めから入れたが、柚子胡椒は最後の最後で投入した。
少な目に入れたが、胡椒の辛さが効いて味の変化が楽しめた。
本日もごちそうさまでした。

富山市上大久保1027-1 ロコモーション1棟 1F Tel:076-461-5877


テレビで「開運!なんでも鑑定団」を観ていた。
この日、鑑定を依頼されたのは沖縄初の人間国宝である陶芸家 金城次郎(1912年~2004年)の作品3点。
13歳から陶工としての修業を始めた金城次郎は、昭和に活躍した陶芸家 濱田庄司に出会い「内地の作家の真似はするなよ」とアドバイスを受けた。
金城はこの言葉を真摯に受け止めて生涯焼き物作りに励んだとのこと。

金城の活躍とは別に自分は濱田の「内地」という言葉に反応してしまった。
24〜25歳の頃、組合の反戦活動の一環で、約一週間沖縄に行ったことがある。
その時に沖縄の組合員の方と話す機会が多くあったのだが、会話の中で頻繁に「内地」という言葉を使われていた・・・

内地は「国の領土内の土地」のこと。
もちろん沖縄も日本の領土なのだが、併せて「樺太・千島列島・朝鮮・琉球・台湾などに対して、日本の本来の領土である本州・四国・九州・北海道」という意味がある。

・・・普段は聞き慣れない言葉だった。
沖縄の人たちが自分たちを別の国の人間と見ているようで何だか寂しかった。
ただ「自分たち若い世代は『沖縄は戦争で日本の犠牲になった』とかの意識はないですね」と言っておられたから、内地という言葉は長年、上の世代の人たちから引き継がれてきた言葉に過ぎないのであろう。

それに、もしかしたら他の離島に住む人たちも内地という言葉を普通に使われているかもしれないし、自分が内地という言葉に反応しないように訓練するのが正しい姿勢だと思った。
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2 コメント

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Unknown (虹伝説)
2022-09-04 16:02:30
学生時代まだ実家にいた頃、お袋の北海道出身の友達(お袋より10才位年配者)が話すなかで、良く「内地」と言っていましたのを思い出しました。
今ほど世の中の事何にも考えていない子供だったんで、内地と言う言い方に多少の違和感はありましたが、それだけだったと記憶しております。
歴史(関わる人間)がそうさせてしまったのかと、最近この歳になって(お恥ずかしながら)時代の流れの難しさを感じる次第です。
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内地 (2g)
2022-09-12 20:53:32
北海道ですか。
やはり沖縄の人に限った言葉ではなかったのですね。
「内地ではない人たち」が時に何も思っていなければそれでいいんですけどね。

ちょっと違和感があっただけです。
反応しないように訓練します。
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