瀧川鯉橋~七転び 八起きの末の ホンダラダ~

落語、ゑびすビール、旨い米・塩味噌醤油・雑草、シナモン。ブログ内の文章写真禁無断転載でお願い致します。

映画鑑賞。

2011年08月12日 | Weblog
久々に映画館で映画を見てきた。池袋の文芸坐「私は貝になりたい」1959年版、フランキー堺主演のもの。ずっと気になっていて、いつか見たいなあと思っていた作品。学生の頃だったか、所ジョージ主演のテレビドラマ版を見て、大泣きに泣いた記憶がある。今日たまたま、お盆期間ヒマだし何か映画を見に行きたいなあ、とパソコンで探していたら、この「貝になりたい」は今日しか文芸坐でやってない。急遽出かけることにする。

 文芸坐も久しぶりだ。横に荷物を置けて、通路側にゆったり座れる程よい客席の入り。上映を客席で待っていると、「当館では、落語会も開催しております。出演者は…」というアナウンス。うーん、複雑。当然、あたしゃ出たことない。もっと実力付けないとこういうところには呼ばれないんだよなあ…。あー、がんばろ。

 なんてなことを考えているうちに上映開始。白黒だ。白黒の映画を映画館で見るのって初めてかもしれない。
 うーん、…よかったと思うんだが、大泣きに泣く、というとこまではいかなかった。
 なにしろ、あたしの座った席から左斜め前方の席から、いい場面になると携帯電話のピピピッという小さめの音。これが長いし微妙に気になる音量。しかも計三回は鳴ってたぞ。寄席でも一回くらいはなんとかこっちもフォローできるんだけどね。三回は勘弁してくれ。
 それとも、所ジョージさんのを見た頃と、オイラの気持ちも変わっちゃったのかなあ。うーん、いや、絶対あの携帯のせいだ。そう思うことにする。
 横浜の放送ライブラリーに、フランキー堺さんのテレビドラマ版があるらしいので、いずれ見に行こう。

 
 最近、映画欲が出てきて、ここ一週間で、DVDでだが「大脱走」「ダヴィンチコード」「ストーン」を見た。やはり、あたしらみたいな稼業は、映画は見なきゃ損だなあ、とあらためて感じた。
 なんか落語に役立てられないかな、という視点で見るもんね。学生、素人の頃には無かったことだ。もっとも、すごい人たちは若い頃から、そういう視点で映画や演劇を見ているんだろうけど。そこだな、違いは。あー、気が付くのが遅かったなー。

 いや、まだ、オイラだって時間はある。さ、明日、ニフティ、妾馬、がんばろう。
 
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