入門以来、たぶん初めてのんびり、仕事じゃない旅に行ってきました。
妹のダンナさんが、甲子園のアルプス席の抽選に当たってくれたおかげであります。
まずは、滋賀長浜へ。琵琶湖の竹生島に渡り、数々の神社仏閣を参拝。そして夜、長浜在住の友達に会う。たぶん十年ぶり。それなりにお互いオジサンになったなあ、などと話がはずんだ。美味い酒でした。
翌日、二日酔いを道中で醒ましつつ、のんびり各駅停車や近鉄特急を乗り継ぎ、長浜→米原→名古屋→宇治山田へ。
宿は神宮会館。内宮のすぐそばにあり、夜のしじま、まさに「神域」という静けさを感じた。建物の中もとても静か。そりゃそうだ、みんな明日は朝早くから、参拝に行こうというかたがたばかりなのだ。
・・・が、そこへ、携帯に電話。
私(小声で)「はい、鯉橋でございます。」
電話の主(大声で)「タザワですう~!!!」
(・・・、兄弟子だ・・・。)
私(小声で)「あ、おはようございます・・・。」
兄弟子(酔った大声で)「なんだよ~!鯉橋、テンション低いじゃないかよ~!!どうしたんだよ~!!!」
私(小声で)「・・・いや、あの、静かな宿なんで、大きな声出せないんですよ・・・。」
兄弟子(大声で)「なんだよ~、それえ!師匠!師匠!鯉橋がテンション低いんですよ!!ゆってやってくださいよ!」
(・・・あら~、師匠も一緒か・・・。)
師匠(けっこう大きな声。師匠もだいぶ酔ってる感じ。)「鯉昇だけど。どうした!?大丈夫か?」
私(小声で)「え、ええ。・・・静かな宿なんで、大きな声出しづらいんです。あたしは大丈夫です。」
師匠「あ、そうか。わかった。あ、いい、いい。気をつけて、帰って来いよ。」(電話の向こうで兄弟子たちが騒いでいるのが聞こえる・・・。)
私(小声で)「はい、ありがとうございます。」
師匠「あ、いい、いい。じゃ、うん。あ、いい、いい。」
私(小声で)「はい、すみません。失礼いたします。」
という感じの電話だったと思う。うーん、やっぱりスゴイ一門だ。・・・もっとも、アタシも呑み会に参加している側なら、おんなし事やってんだろうけど。なんか、外側から一門を見た感もあって、不思議。
さて、翌朝、九時ごろ宿を出て、参拝へ。詳細はまた今度書きます。
昼過ぎ、外宮の「鯉橋」に縁があるかな、と思い、「橋姫さま」。芸能の神さま・猿田彦神社に参拝し、宇治山田駅へ。
近鉄特急で鶴橋へ。野田阪神へ出て、阪神電車で甲子園へ。
妹夫婦と甥・ダンナさんのおかあさんと、阪神広島戦。
うーん、いっぺんに書くには多すぎるな・・・。
翌16日。猪名川の「鯉橋(こいばし)伝説」を探訪。あった!!椋橋総社(くらはしそうしゃ)がそれ。社殿には鯉の絵が飾られていた。お参りし、絵馬も奉納させていただきました。詳しくはまた書きます。
そして、新大阪から、のぞみで帰る。いやー、充実の旅でした。大満足!
お世話になった方々、出会った方々すべてに、感謝。ありがとうございます。
写真、池田のうどん屋さん。ささめうどん、美味かった!!