e-bayに参加したのは
「日本にいては絶対に手に入らないような世界の逸品カメグッズを見てみたい&買えるものなら買ってみたい」
という思いからでしたが・・・。
昨年末にUPした白地にブルーのリボンのリモージュボックスのカメさんを低価格で誰とも争わず落札でき、
ホッと一安心していた2008年4月も終わりの頃にこんな恐ろしい商品が出てまいりました・・・。
フランスの純銀食器メーカーのクリストフルのシルバーレースシリーズ・・・。
他の方のサイトでカメ以外の動物は見たことがあって
「へ~今は結構シャープなデザインのクリストフルがこんなロマンチックな感じのデザインの時代があったんだな~」と思って漠然と見ていたので・・・まさかカメがあるなんて・・・とちょっと画面の前で固まっていました。

あこが発見した際にはもうすでに20件以上の入札があって・・・。
でもこれを逃したらもう一生会えないかもなぁ・・・と頑張ってみる事に。
幸いe-bayはヤフオクみたいに自動延長がないので
(5分前に入札すると延々終了時間を過ぎても戦いが続いてしまうというあれです。。。)
スナイプ入札もできるのね~と思っていましたが、
オークションの事を忘れそうだったので自動入札を使ってある程度の金額を入れておきましたが・・・
すぐに更新されてしまう・・・まぁ当然ですよね・・・。
クリストフルで銀製品買うとしたら・・・を基準に当日終了1時間前くらいから張り付いてて
最後15分でもう一度自動入札の金額を上げ・・・無事落札~~~!!YES!!!!
いやぁ・・・最後の最後まで3人くらいと争っていたのでめちゃめちゃ嬉しかったです~~~。

到着した時は「パーフェクトコンディション」とあったのですが、
古いものですからね・・・若干欠けのような茶色い部分が多数・・・まぁこんな物かな・・・と思っていたものの、
純銀だったらこれ落ちるよね・・・と二子玉川高島屋に入ってるクリストフルへ出かけご相談~。
で、銀磨き液を買って磨いたら~~~~速攻で超綺麗になった~~~!!
欠けも無く本当にパーフェクトコンディションでした♪

なんでこれがこんなに貴重になってしまったかと言いますと、
レースのように穴が開いた純銀のとても薄い一枚の板を
手で曲げて動物の形を作っていく技法を用いて製作されます。
完全なるハンドメイドです。
考えただけでも曲げがちょっとでも強いときっとレースの部分に穴が開きそう・・・。
物凄い高度な職人技が要求されるわけですよ・・・。
という訳で今はこの技法で作れる職人さんがおらず、
創業当初からあったこのシルバーレースシリーズは10年くらい前に終了になったそうです~。だから皆争ってたわけです。