貧乏父さん奮戦記

早く「金持ち父さん」へ改名したいのですが・・・。

わらしべ長者

2010年08月27日 | 日記・エッセイ・コラム

今日は勤務が休み。いわゆる休日なのだが、3日働いての休みはありがたい。

平日と言うことで、集落の会計業務をこなすことにする。支払い及び入金なのだが、自分のお金でないのが残念だ。人の金を預かるのも大変だが、瞬く間に消えて行くお金に未練を残す。2ヶ月に一度、集金されたお金が私のところに集まってくる。一瞬、お金持ちの錯覚に捕らわれ、つかの間のお札と戯れを楽しむ。

「こんなふうにお金が集まってくれると良いのだけれど・・・」

とにかく、一万円札より圧倒的に千円札が多いのが玉に瑕なのだが、手に持つ札束のボリームに、顔が自然とほころぶ。

通帳に記載された金額を眺め、タメイキを一つ。

次は妻に頼まれたスーパーでの買い物。昨夜の夕方の雷雨が嘘のようだ。畑の作物には恵みの雨になったようだが、こっちも「雨降って地固まると言う具合になれば良いのに」と思ってしまう。それにしても残暑が厳しい一日になりそうだ。

アルカリイオン水のボトル、買い物袋、空のペットボトル数本が入った袋を手に持ち、スーパーに入る。まさに堅実な主夫の姿。最初にペットボトルを回収箱に入れ、キャップについていたポイントシールを見つける。

「これが馬鹿に出来ないんだな~。参加することに意義がある」と簡単に7枚を拾い集める事が出来た。

「まるで、わらしべ長者だね~」と思いながら、人目を気にしない年齢になったものだと、首をかしげてしまう。わらしべ長者に例えてしまうのも大変失礼な話なのだが・・・。

帰宅してパソコンを立ち上げ、コカコーラ「朝刊メール」をクリックする。“30万人にアタル!ビーチサンダルや東京ディズニーシーご招待など!”をクリック。

「さぁ~て、今日の運勢占いはどうでしょう」と軽い気持ちで、シール7枚のシリアルナンバーを打ち込み、欲しいデザインのビーチサンダルを選び応募する。僅か1ポイントで参加出来るので手軽に遊べるが嬉しいのだ。

「やったー!当たった!!一発目からかよ!?」これで2度目の当選。

「軽い気持ちの方が良いんだ・・・。連続当選を狙うぞ~!」と欲が出てくる。「まさか」と思ったら最後に当選。

「1日に2回当選?!・・・。7のちからか? ビーチサンダル2足ゲットだぜぃ~!」通算3度目の当選と言う事に。

「こう言う地道な努力が必要なんだ・・・」

妻の分と娘の分を確保したので、後は長男と次男の分を狙う。最近子供達は「ファンタゼロレモン」をよく買ってくれと妻にリクエストしている。まだまだチャンスはあるだろう。

「久々にナンバーズ4でも買ってみるか・・・」

またも数字の迷宮に足を踏み込む自分がいる。

「ほどほどにしないとね~・・・」

今朝も6時30分起床、こいつは朝から縁起が良いや・・・。

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