貧乏父さん奮戦記

早く「金持ち父さん」へ改名したいのですが・・・。

ホワイトデー

2009年03月14日 | 日記・エッセイ・コラム

昨日はふとしたことから大騒ぎ、出勤前の母の一言がすべてだった。朝からお客様がお茶のみに来て挨拶して出掛けようと思ったら、「じいちゃんが木を切ったんだよ」と母が話しかけているのが耳に入る。私に言った訳ではないのだが、小耳に挟んだので茶の間の戸を開けた手を離し、「何処の木?」と振り返る。母が無言で指差す方向は西の方角、「まったく余計なことを」とボヤキながら車庫には行かないで、現場検証をするが何処の木を切ったか分らない。西北でないことを祈りつつ、車に乗り出勤する。朝礼が終わり営業活動の最初の訪問先は我が家でした。改めて何処の木だろうと探索すると「あった!」と見つけた場所は、問題の西北の方角だったのです。「参ったな~。よりによって合格発表前にこんなことになるなんて」と愚痴をこぼしながら、車に乗り込み訪問活動を再開するのですが、どうしたら良いのだろうかとそれだけが頭の中で一杯でした。西北の方角を気にしなければいけないのは娘なのです。切った本人はそんな事を気にも留めないし、知っていても「そんなの関係ねぇ~」と言う人なので仕方ないのですが。「じいちやんは人が言っても聞かないし、自分勝手に行動して私ばかり文句を言われている」と母も嫌気がさした様子です。相談に乗ってもらった人に電話をすることにしました。

午後1時過ぎに電話をしたら、「出掛けているので、3時には戻るから」と言われ、その時間を考えながらの訪問活動なのです。3時過ぎに電話をして状況を説明すると「切っちゃったの~!」と絶句されました。「どうしたら良いのでしょう?」と尋ねると「謝らなくてはいけない」と言われ「本当ならば、切った本人が謝らなくてはいけないが、その気はないので代わりにあなたが謝りなさい」とダメ出しをされるのです。謝り方を聞いてすぐに買出しに行きました。3日間神棚にあげる分のワンカップのお酒を買いました。とにかく帰ったら謝っておかなくてはいけないと思い、残りの仕事をこなしたのですが後味が悪いのです。

帰宅したらその事を娘に伝えたら「ばあちゃんに聞いた」と涼しい顔。気にしてないなら良いんだとホッとしたのです。雨音で目が覚めるいつもより早起きの私でした。「雨か~!すんなりは行かないか・・・」と意を決してベットから飛び起きるのです。神棚にワンカップのお酒と塩をあげ、ろうそくをつけ「どうもすみませんでした。何事もないようにお願いします」と謝り、酒と塩を持って切り株のところに行き、切った所と廻りに酒と塩を蒔きました。残った酒と塩は家の東北の方角から蒔いて今日の分は終わりました。明日と明後日やらなければなりません。奇しくもホワイトデーと重なったことが、何かの意味を持つのでしょうか・・・。

今朝も6時起床、3月はいろいろと大変だ・・・・。

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