Harry Potter 7 part2 を3Dで見る

Harry Potterシリーズを全部原書で読んだファン？としては、やはり最後は映画館で見ておきたい。ぼちぼち公開が終わりそうになってたので、字幕／３D版をダンナと見て来た。うちの子供たちも初期の頃（３作位まで？）はキャーキャー言って一緒に見てたけど、４巻位からさすがにグロくなってきて、今では映画館で見たくない映画だそうだ。
原書で読んでから４年近くも立っていたので、記憶も曖昧で新鮮な気持ちで楽しめた。
Part1は飛行機の中で英語版で見たけど途中で寝てしまったので、２ヶ月前にDVDを買って予習しておいた。

で感想ですが。。
Part1と違って、ほとんどがバトルシーンで疲れる（笑）。でも今までの謎が一つづつつながって、最終作として満足がいくものになっている。
スネープがひたすら悲しい。スネープの回想シーンは本よりも効果的に映像化されていると思う。ダンブルドアはやはりずるい。。もうちょいダンブルドアの複雑な過去や語りの描写が足らなかったからだろうか。ボルデモートが露出しすぎで段々怖くなくなってくる。
そして、子役が成長しすぎて、男性陣は悲しい位におっさんになっている。（とくにマルフォイの変貌ぶりが凄まじい。。ネビルは誰かわからん。。）。
話をだいたい知っていたけど、映像はやはりディテールにこだわってるし、魔法の世界を堪能できたから、楽しかった。
うろ覚えの原書の内容とイメージが異なっていたのは、グリンゴッツが悲惨な状況になっていたのと、ホグワーツの戦いのシーンが迫力満点だったことかな。本だと誰がどこで何した、と書かれてあるから、どこで誰が活躍していたのかどこで死んだのかがわかるけど、映画だと端役はさっぱりわからない。。

３Dと言う点では、初めて映画館で見る３Dということで楽しみにしていたけど、スマホの３Dっぽい気がした（シャープの３D可能なタイプ）。字幕が平面だとすると、そこから奥に多少へっこんでいる感じ？。意識しないとほとんど3Dだと感じなかったし、メリットを感じなかった。唯一３Dだとわかったのは、ボルデモートが飛び散って、皮膚がちらちらと漂う所位かな。。
エンディングのスタッフロールがメチャクチャ長くて、１０分位はあったんではないだろうか。。２D／３Dの映像や音響、技術スタッフ、関係者がすごく多い大作だったんだろうなあ、と改めて思った。

名残惜しみつつ、DVDが出たらまたじっくり見なおして見ようと思う。
何年もがんばって出演し続けた方々、本当にお疲れさんでした。

Harry Potter展、日本でもやってくれないかな。熱の冷めないうちに。。
http://harrypotterexhibition.com/

ボストンで開催した時（2010年１月）の様子はここ。