mab's MemoBlog

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小忙しさに負けず、下町歩きやジョギング中の風景を楽しんでいます。

スティーブジョブズの話

2008-12-10 22:00:33 | 
「クリスマスプレゼント何がいい?」と聞かれて、「appleTVって、最近聞かないけど、欲しかったんだよね。」なんて、話をダンナにしてたら、
「あれ、売れなかったんだよなあ。アップルって大ヒットも出すけど失敗作も出すんだよなあ。」
と言われて、そういえば、スティーブジョブスの逸話を読んでいたことを思い出した。

スティーブ・ジョブズ-偶像復活
ジェフリー・S・ヤング,ウィリアム・L・サイモン
東洋経済新報社

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「おもてなし」をキーワードにして、読みあさった時期があったのだけど、
おもてなしの経営学 ~アップルがソニーを超えた理由 (4/1の日記)を読み終わったあと、

マイクロソフトのプロダクトにはソウル(魂)が無い
と言った、ジョブスの心が知りたくなって読んだ本。アップルのソウルとは?

ここ数年、ジョブスのKeyノートスピーチをiTunesから見ているのだけど、
じつはiPodのファンではあるけど、アップルの創設者であるジョブズのことは、プレゼンテーションの天才だなあ、とは思ったけど、そんなに知らなかった。

この本は、ジョブズの側近たちや同僚へのインタビューをかきあつめて、ノンフィクションとして書かれているが、ジョブズからは「非公認」扱いの本。

なるほど、悪意満載(笑)。ジョブズ怒るよね、これは。

タイトルは、iCon。
iConとは、パソコンの中のアイコンや、偶像という意味があるそうだ。
Windowsが使いにくかったころ、GUIのアイコンを使った快適な操作で一世を風靡したマッキントッシュ。ダンナがマックFanで、ウチにも歴代の大ヒットのカラークラシックⅡや、真っ白なiBookがあった。タイトルもぴったりだ。

ジョブスのモノへの異常なほどの執着。
美しさ、手触り感、理想への追求。
コスト度外視の経営者としては失格。
ワンマンで偏屈屋・・

著者のジョブズへの悪意を差っぴいたとしても、半分以上は実話だろう。
やっぱり他から秀出ているには、ここまで強い意志を持った変わり者でないと、画期的なデザインのプロダクトを出すことは出来ないんだろうな。
ジョブズのキーノートスピーチを見ても、自社製品に対するほれ込みようは、確かにわかる。

結婚して子供を持って病気をして、アップルを追放されて、戻ってきて、そしてまた大成功を収める。
人生の苦労と悩みがジョブズを人間的に変えた(いいヒトになった)という。

アップルのソウルとは、
ジョブズの徹底的なモノの美しさと使い勝手へのこだわりなんだ、と思った。

天才の波乱万丈で豪快な物語って、やっぱり面白い。


※ここで書いてる内容は、いつものように本から文章を正確に引用しておらず、かつ私の感想やら言い回しが混ざっております。
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2 コメント

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Unknown (出前天使)
2008-12-11 19:13:31
あの感覚?感性に孤独感を感じましたが・・・独特な世界観に共感した日がありました(^^;
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Unknown (mab)
2008-12-12 02:02:48
出前天使さん、こんばんは!
あ、アップルファンですね。
アップルファンは熱いですよね。
返信する

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