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ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

海風と夕陽のビア・リゾート チャタンハーバーブルワリー(最終回)

2023-12-16 18:18:24 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「チャタンハーバーブルワリー」の続きです。


次に頂いたのはIPA。

     

     

超ヘイジーです。厚みのある柑橘系のホップのしっかりした香り。モルトの旨味はしっかりでフルボディ。ホップの苦味がしっかり響く。旨い!厚みのある柑橘系のホップの香りと苦味がしっかり効く、重厚なIPAです。

     

     

フードのメニューです。今いるバーコーナーはレストランフロアに比べてフードは控え目ですが、結構なラインナップ。いかにもアメリカン・キュジーヌといった内容です。

     

     

おつまみとして注文したのは「チャタンハーバーオリジナル ナチョス」。アメリカ流でボリューミー。ひき肉とその他の具の量が多い!お肉とチーズのこってり感とライム系のアボガドソースが対照的で美味しい。この一皿で撃沈ですわ。

     

     

最後はスタウトで締め。豊かなロースト香で、ほぼスコーチに近い。モルトの旨味はしっかりで、ホップの苦味とローストによる苦味がかなりしっかり鋭く効く。旨い!豊かなロースト香と、鋭いくらいのローストとホップの苦味が特徴のスタウトです。

今回はこれにて終了。こちらのビール、教科書的なスタイルを忠実に仕上げている印象。もちろん、オリジナルな個性は加えているものの、控え目。その中でもスタウトはロースト香豊かで、かつ鋭い苦味が個性的な素敵なビールでした。

こちらはロケーションが良く、アメリカンキュジーヌのようなレストランなので、異国情緒満開。お客さんのほとんどがアメリカ人でした。

     

     

お土産コーナーでは各種グッズのほか、瓶ビールも販売されています。ちょっとグラスが気になりました。



チャタンハーバーブルワリー
沖縄県北谷町字美浜53-1
TEL:098-926-1118

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あああ
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海風と夕陽のビア・リゾート チャタンハーバーブルワリー(その3)

2023-12-11 21:47:04 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「チャタンハーバーブルワリー」の続きです。


ビールのメニューです。

     

ビールの種類は6種類。伝統的なスタイルが並ぶ硬派なラインナップです。

     

     

最初はラガーを頂きます。爽やかなホップの香りとフレッシュなエステル香。モルトの旨味は控え目で、心地よいホップの苦味とやや強めの酸味が効く。旨い。フレッシュなエステル香とややしっかり目の酸味が特徴のライトラガーです。

     

     

続いて頂いたのはヴァイツェンです。豊かでフレッシュなフェノール香。バナナとクローヴの中間ぐらい。モルトの旨味はややしっかりで、ヴァイツェンらしい酸味が効く。旨い!豊かでフレッシュなフェノール香が素敵なヴァイツェンです。回転が良い証拠です。

(続く)



チャタンハーバーブルワリー
沖縄県北谷町字美浜53-1
TEL:098-926-1118

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海風と夕陽のビア・リゾート チャタンハーバーブルワリー(その2)

2023-12-08 10:08:50 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「チャタンハーバーブルワリー」の続きです。


醸造所に到着。

     

こちらは入口部分。結構広そうなので、全容は写真では収まりません。

     

     

     

海側に回り込んでみました。こちらのレストランのメインは海側のテーブルでしょう。名称の通り、ハーバーが目の前に望めます。

     

     

     

レストラン店内の様子。やはり広々とした店内空間です。その中でもテラス席はやっぱり特等席ですね。

     

     

今回利用したのはこちらのバーコーナー。ガラス越しに醸造所が見えるカウンター中心のスペースです。仕込みの規模は2KL。発酵タンクは2KL×7基、400L×1基という体制。400Lはパイロット用とのこと。それにしてもかなり大きな醸造能力です。沖縄ではヘリオスに次ぐ規模でしょうか。

     

カウンター上のビアサーバーです。このタイプだとボールタップでしょう。沖縄では珍しいのではないでしょうか。

それでは待望のビールを頂きましょう。

(続く)



チャタンハーバーブルワリー
沖縄県北谷町字美浜53-1
TEL:098-926-1118

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海風と夕陽のビア・リゾート チャタンハーバーブルワリー(その1)

2023-12-06 07:58:23 | ビール紀行(九州・沖縄)
今回からは沖縄県北谷町の「チャタンハーバーブルワリー」へのビール紀行をお送りします。チャタンハーバーブルワリーは2015年に醸造を開始した醸造所。沖縄県西海岸のリゾートエリアにあり、正しく沖縄らしく海と夕陽が美しいロケーションに位置しています。併設レストランはリゾートらしく広々としていてゴージャス。場所柄アメリカ人も多いせいか、海外にいるような気分に浸れます。ビールのスタイルはドイツ・イギリス系の伝統的なスタイルで、硬派な印象さえ受けます。醸造所へのアクセスですが、那覇市内からは多くのバスがでており、交通には困りません。こちらは何度かメディアで取り上げられていたので、訪問したかった醸造所でした。

     

     

     

那覇市内からバスに乗車し、北谷方面へ。醸造所に近いバス停「第二伊平」で下車します。醸造所付近にあるバス停はいくつかあるので、事前の入念なチェックが必要です。

     

     

バス停からは醸造所のある海辺方面に歩いて行きます。

     

     

     

リゾートらしい通りを進んで行くと、チャタンハーバーブルワリーのロゴが見えてきました。醸造所に到着です。

(続く)



チャタンハーバーブルワリー
沖縄県北谷町字美浜53-1
TEL:098-926-1118

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副原料との調和が素晴らしい クリフビール(最終回)

2023-12-04 18:28:19 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「クリフビール」の続きです。


次に頂いたのは「UNCLE MANGO」。

     

     

マンゴーを使用したヴァイツェンとのこと。ヴァイツェンとマンゴーの掛け合わせは珍しいです。やや抑えめのマンゴーの香りとフェノール香が調和する。モルトの旨味はしっかりで、ヴァイツェンらしい酸味がボディを引き締める。旨い。マンゴーの香りとフェノール香が調和するヴァイツェンです。これもなかなかです。

     

     

次に頂いたのは「Dosy Coyote」。カラキという沖縄シナモンを使用したIPAです。スパイシーなカラキの香りとホップの香りとの絶妙な調和。モルトの旨味はしっかりで、ホップの苦味とカラキによる鋭い苦味と酸味が効く。激しく旨い!カラキのスパイシーな香りと鋭い苦味が特徴の素晴らしいハーブIPAです。この苦味がいいね!これはまた飲みたいビールです。

     

     

最後は「PINEAPPLE GEEK」で締め。パイナップルを使用した沖縄らしいIPA。トロピカル系のホップの香りと重なるパイナップルの香り。モルトの旨味はしっかりで、ホップの苦味が結構しっかり効く。苦味に寄り添う酸味。旨い!トロピカル系のホップの香りとパイナップルの香りが重なる、苦味超しっかりなIPAです。ヘイジーとパイナップルを合わせる醸造所はありますが、これもありです。

今回はこれにて終了。こちらのビール、沖縄の食材をビールのスタイルに絶妙に合わせて独自の世界観を実現しているのが特徴。特に沖縄シナモンを使用したビールは、世界に発信してもいいくらいで、素晴らしいビールでした。ビール好きにとっては、いい沖縄土産になります。新規醸造所ではタップルームもあるようなので、ケグ出しビールも飲んでみたい、そんな醸造所です。



クリフビール
沖縄県沖縄市比屋根6-18-1(旧醸造所)

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副原料との調和が素晴らしい クリフビール(その2)

2023-11-30 18:09:39 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「クリフビール」の続きです。


醸造所に到着。

     

     

     

住宅を改装して醸造所にしたのでしょうか、こじんまりとした平屋の建物で、センス良くこちらがお店であることをアピールしています。

     

     

店内の様子。中に入ると小さな販売スペースになっています。こちらはタップルームではありませんので、こちらでの瓶ビールの販売のみでした。ガラスの向こうは醸造スペースのようです。醸造法は石見式で、120L規模のフリーザーが4基の体制。新規醸造所に移転後は500Lの規模になるそうです。

     

     

     

冷蔵庫には各種瓶ビールが揃っていました。その種類は7種類。石見式がなせるラインナップです。

     

     

瓶ビールを購入して、醸造所の前で飲ませていただきました。最初は「ムイヌグスージ」。6種類のやんばる野草を使用したセゾンとのこと。ハーブの豊かな香りとフレッシュなエステル香。モルトの旨味はしっかり目で、ハーブの苦味と酸味が心地よく漂う。旨い!ハーブの豊かな香りがセゾンのエステル香とボディに重なる、秀逸なハーブエールです。なかなかの旨さ。

(続く)



クリフビール
沖縄県沖縄市比屋根6-18-1(旧醸造所)

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副原料との調和が素晴らしい クリフビール(その1)

2023-11-27 18:03:42 | ビール紀行(九州・沖縄)
今回からは沖縄県沖縄市の「クリフビール」へのビール紀行をお送りします。クリフビールは2018年に醸造を開始した、比較的新しい醸造所。沖縄らしい副原料を使用した様々なビールを醸造されています。醸造上の特徴は岩見式を採用されていること。よって、多彩なビールのラインナップとなっています。現在はちょうど新規醸造所に移転するタイミングで、醸造規模が拡大するそうです。事前情報はほどんどない状態で醸造所に向かいました。ちなみに訪問時は夏真っ盛りの時期でした。醸造所のアクセスですが、比屋根(「ひやごん」と読みます)バス停から徒歩約10分。バスの本数もありますので、アクセスは問題ありません(こちらの営業は近日中に終了)。

     

     

     

那覇市内からバスに乗って沖縄市へ。醸造所最寄りのバス停「比屋根」で下車します。那覇市内から結構時間がかかります。

     

     

     

幹線道路を外れ、住宅街の細い路地を進んで行きます。

     

     

     

細い坂道を登っていくと、それらしい白亜の建物が見えてきました。醸造所に到着です。

(続く)



クリフビール
沖縄県沖縄市比屋根6-18-1(旧醸造所)

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東シナ海に臨む ドルフィン・ビアー(最終回)

2023-11-25 22:11:45 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「ドルフィン・ビアー」の続きです。


続いて頂いたのは「山原系(ヤンバラー)IPA」。

     

     

干し草系のホップの香りとモルトの香り。見た目と香りに反して、モルトの旨味は控え目で、ホップの苦味がややしっかり目に効く。旨い。干し草系のホップとモルトの香りが特徴のライトボディのIPAです。

     

     

屋上のビアガーデンでも飲めるということで、屋上に上がります。テーブルがいくつかあるのですが、海側が良さそうなので、海側へ。

     

     

     

東シナ海に臨む、特等席があるではないですか!これは素敵。この楽園感、最高ですね。

     

     

     

ビールは4種目の「夜猫(ユルマヤー)」を頂きます。こちらは黒糖入りのブラウンポーター。ほんのり黒糖の香りとライチ系のホップの香り。モルトの旨味はやや控え目で、しっかり目の酸味が効く。旨い。ほんのり黒糖の香りが特徴の酸味が効いたポーターです。東シナ海をのんびり眺めながらの旨いビールの時間、贅沢なひとときでした。

今回はこれにて終了。こちらのビール、やはり沖縄の気候に合ったドライでドリンカブルな味わいが特徴。特に、カーブチーを使用したセッションIPAは、カーブチーの果皮の苦々しい個性とセッションIPAのスタイルが上手く交差した逸品でした。

     

醸造所を後にして、こちらの高速船で那覇に移動します。この高速船、那覇までの時間も短い上に、運賃もバスに比べて安く、オススメです(海が荒れていなければですが)。



真栄田商店
沖縄県名護市東江5-8-7
TEL: 0980-52-2157

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東シナ海に臨む ドルフィン・ビアー(その3)

2023-11-21 17:33:50 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「ドルフィン・ビアー」の続きです。


ビールのメニューです。

     

ビールの種類は4種類。個性的な名称が付いていて、どんなビールが想像できません。飲み比べセットも選択できます。

     

     

最初は「イルカのエール」(ペールエール)を頂きます。醸造所の名称のイルカのネーミング。爽やかなホップの香り。モルトの旨味は控え目で、心地よい軽めの苦みと気持ち良い酸味が効く。旨い!暑い沖縄の気候にぴったりな、ライトなペールエールです。

     

     

続いては「ザ☆スピードスター」(セッションIPA)。沖縄の柑橘であるカーブチー果皮を使用。カーブチーの苦々しい果皮の香りがしっかり。モルトの旨味は控え目で、果実の果皮による酸味が爽やかに締める。旨い!カーブチーの個性が上手く表現されたセッションIPAです。

     

フードは無いのですが、沖縄限定のスナックを購入し、おつまみとします。

(続く)



真栄田商店
沖縄県名護市東江5-8-7
TEL: 0980-52-2157

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東シナ海に臨む ドルフィン・ビアー(その2)

2023-11-19 12:39:12 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「ドルフィン・ビアー」の続きです。


醸造所に到着。

     

     

酒類の卸会社の一部が醸造所となっているので、こんな感じの外観です。ドルフィン・ビアーのショップとビアガーデンの案内が出ています。

     

     

     

ショップ店内の様子。南国をイメージした(もちろん南国です)セルリアンブルーの店内。ケグ出しのビールを購入して飲むことができますので、タップルームと言っていいでしょう。

     

小窓から醸造所内の様子が確認できます。仕込みの規模は500Lで、発酵タンク3基という体制。近年の新規醸造所の中では少し大きめの規模です。まだ空間にゆとりがあるので、発酵タンクは増やせそうな感じ。ブルワーの方は東京の方でビール醸造の勉強をされたそうです。

     

     

注文・支払いはレジカウンターで行うキャッシュオン形式です。サーバーは冷蔵庫にタップを取り付けた手作り感のあるタイプ。これだと配管も長くなく、廃棄ロスも少ないので合理的ですね。

それではビールを頂きましょう。

(続く)



真栄田商店
沖縄県名護市東江5-8-7
TEL: 0980-52-2157

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