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ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

朝から昼までの営業 Whale Brewing(その2)

2025-07-06 18:49:38 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「Whale Brewing」の続きです。


醸造所に到着。

     

     

今風の新しいお洒落な建物ですが、古い木造の建物をリノベーションしているそうです。

     

     

店内の様子。建物の中は大半が醸造スペースなので、試飲スペースは限定されています。目の前はガラス越しに醸造設備を臨みます。

     

     

ブルワー様のご厚意で、醸造所内を見せていただきました。所狭しと設備が詰まっているので、全体像を写真に収めることができません。仕込みの規模は1000L、発酵タンクは1000L×4基、ブライトタンクは1000L×2基という体制。近年創業の醸造所の中では大きな部類に入ります。

     

     

     

2階も案内していただきました。2階から見ると、確かに古い木造建屋をリノベーションしているのがよく分かります。その制約もあり、着座型の飲食スペースを設けたくとも難しいそうです。

それでは1階に戻り、ビールを頂きましょう。

(続く)



Whale Brewing
佐賀県唐津市呼子町呼子3764-4
TEL:0955-82-5670

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朝から昼までの営業 Whale Brewing(その1)

2025-07-04 17:04:10 | ビール紀行(中国・四国)
今回からは佐賀県唐津市の「Whale Brewing」へのビール紀行をお送りします。こちらの醸造所、何と朝からお昼までの営業という全国にも珍しい営業スタイル。というのも醸造所は朝市で有名な呼子の朝市通りに位置し、そのお客さんを主要な顧客層としているからです。これまで様々な秘境系の醸造所を訪問しましたが、この特異な営業時間により訪問困難な時間的秘境系の醸造所でした。今回何とか営業時間に滑り込むことができました。ビールのスタイルは伝統的なスタイルが中心。地元の名物のイカの料理に合うように仕上げています。醸造所へのアクセスですが、JR唐津線の西唐津駅からバスで約30分と徒歩約5分です。ちなみに醸造所の名称の「Whale」(鯨)とは、呼子が捕鯨で栄えた町だったことから名づけられたそうです。

     

     

JR唐津線で西唐津駅に到着。博多から約1時間半ですね。特急が走っていると有難いのですが。

     

     

西唐津駅前の呼子方面のバス停へ。駅前ですが分かりづらいので、利用される方はご注意を。

     

     

バスに乗車すること約30分。呼子のバスターミナルに到着です。

     

バス停からは徒歩で醸造所に向かいます。この時、時間は11時半過ぎ。午前中で営業終了なので、時間との闘いです。

     

     

     

     

醸造所のある呼子朝市通りへ。ほとんどのお店がもう閉まっています。しばらく歩くと新しめの建物が見えてきました。醸造所に到着です。

(続く)



Whale Brewing
佐賀県唐津市呼子町呼子3764-4
TEL:0955-82-5670

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孤高の醸造所 315BEER(後編)

2025-06-29 16:20:53 | ビール紀行(東北)
前回の「315BEER」の続きです。


醸造所に到着。

     

一見すると、醸造所には見えない店構えです。手作り感、満載。「TAKE OUT」の看板出ていますね。

     

     

店内の様子。雑多とモノが置かれていますが、全体的に作り手の方の世界観が伝わってくる店内です。入って左側は醸造スペースになっています。仕込みの規模は250Lですが、発酵タンクは500L。よって基本はダブルバッチだそうです。

     

こちらではサーバー出しの量り売りか缶製品の販売のみ。この日は缶製品は4種類でした。

     

     

缶製品を購入して、近くの公園で頂きます。最初は「SPACE RHYTHM IPA」。厚みのあるホップの香りとモルトの重厚な香り。モルトの旨味はしっかりながら、しつこくない。ホップの苦味がIPAらしく響く。旨い!重厚なホップの香りと、しっかりボディが特徴のIPAです。

     

     

そして「FRESH & DIRTY」(NEW ENGLAND IPA)。ホップの爽やかな香りとふくよかなエステル香とモルトの香り。モルトの旨味はしっかりながら、オーツの優しい口当たり。ホップのジワジワ系の苦味が続く。旨い。ふくよかなエステル香とオーツの優しい口当たりが特徴のヘイジーIPAです。

今回はこれにて終了。今回は2種類だけでしたので、他にも色々試してみたいですね。できれば店内で専用グラスで頂きたいビールです。



315BEER
岩手県奥州市水沢袋町 6-26

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孤高の醸造所 315BEER(前編)

2025-06-21 13:54:08 | ビール紀行(東北)
近年、全国に数多くの醸造所が誕生する中、なかなかチェックできていない醸造所が増えてきました。ふと、岩手県の醸造所を見てみると、奥州市に醸造所が2020年に誕生していることに気づきました。ネットでの情報量もあまりなく、謎の多い醸造所なので、ビール紀行してみたくなりました。今回からは岩手県水沢市の「315BEER」へのビール紀行をお送りします。名称の「315」とは「最高」を意味するようです。醸造所にはタップルームはありませんが、缶製品や量り売りをしているようです。それ以外はあまり情報がなく、ともかく醸造所に行ってみることにしました。醸造所へのアクセスですが、JR東北本線の水沢駅から徒歩約8分です。

     

     

JR東北本線で水沢駅に到着。醸造所へはこちらが最寄りですが、新幹線を使って水沢江刺駅からバスで向かう手もあります。

     

     

水沢駅と駅前の様子。駅舎は小さいですが、駅前は市街地が広がっています。

     

     

駅から徒歩で醸造所に向かいます。まずは国道397号線に出ます。

     

     

     

国道沿いに歩いて行きます。しばらくすると左手にそれらしい建物が。醸造所に到着です。

(続く)



315BEER
岩手県奥州市水沢袋町 6-26

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ホップ栽培を手掛ける醸造所 ISHINOMAKI HOP WORKS(最終回)

2025-06-16 16:44:42 | ビール紀行(東北)
前回の「ISHINOMAKI HOP WORKS」の続きです。


次に頂いたのは「巻風IPA」。

     

     

凝縮したカスケードホップの香り。モルトの旨味はしっかりフルボディ。ホップの苦味と渋味がボディに負けないくらい効く。激しく旨い!ギュッと詰まったカスケードの香りとしっかりボディ感が特徴の、バランスのとれたIPAです。

     

     

最後は「JUMBLE HAZY」で締め。パイン系のホップの香り。6種類のホップを使用とのこと。モルトの旨味はややしっかり目でさっぱり目。ホップによる酸味が心地よく効く。旨い!パイン系のホップの香りが特徴の、ややさっぱり目のヘイジーIPAです。

今回はこれにて終了。こちらのビール、ベースがホップ農家だけあって、ホップの活かし方が素晴らしい。かつボディとのバランスも良く、旨味しっかりながら整ったビールです。次回はフードとともに頂きたいビールです。



ISHINOMAKI HOP WORKS
宮城県石巻市中央1丁目3-14
TEL:0225-98-5180

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ホップ栽培を手掛ける醸造所 ISHINOMAKI HOP WORKS(その3)

2025-06-11 17:51:07 | ビール紀行(東北)
前回の「ISHINOMAKI HOP WORKS」の続きです。


タップルームの様子。

     

     

     

ガラス面が大きく、明るい雰囲気の空間です。客席はカウンターのみで、しっかり食事をするというより、ビールを味わう場所といった感じ。

     

     

今回はタップルームの営業時間ではなかったので、缶製品を購入させていただき、専用グラスで飲ませていただきました。最初に頂いたのは「巻風エール」。パイン系のホップの豊かな香り。モルトの旨味はしっかりで、ホップの心地よい苦味と渋味が効く。激しく旨い!パイン系のホップが香る、ボディ・苦味・渋味のバランスが素晴らしいアメリカンペールエールです。

     

フードメニュー、なかなか美味しそうですね。今回は頂けませんが。

(続く)



ISHINOMAKI HOP WORKS
宮城県石巻市中央1丁目3-14
TEL:0225-98-5180

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ホップ栽培を手掛ける醸造所 ISHINOMAKI HOP WORKS(その2)

2025-06-05 15:03:05 | ビール紀行(東北)
前回の「ISHINOMAKI HOP WORKS」の続きです。



醸造所に到着。

     

旧映画館の建物をそのまま醸造所に活用されています。少し面影がありますね。

     

こちらは事務所の入口。タップルームではないのでご注意を。今回は事前にお願いして、醸造所内を案内していただきます。

     

     

     

仕込みの規模は500Lで、発酵タンク500L×7基と1000L×2基というや体制。発酵タンク、沢山お持ちですね。多品種展開できそうな体制です。

     

     

     

充填の機械とケグ洗浄機。缶製品が中心のようですが、瓶も対応できるのですね。

一通り拝見しましたので、タップルームでビールを頂きます。

(続く)



ISHINOMAKI HOP WORKS
宮城県石巻市中央1丁目3-14
TEL:0225-98-5180

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ホップ栽培を手掛ける醸造所 ISHINOMAKI HOP WORKS(その1)

2025-06-01 16:47:39 | ビール紀行(東北)
今回からは宮城県石巻市の「ISHINOMAKI HOP WORKS」へのビール紀行をお送りします。ISHINOMAKI HOP WORKSは2022年に醸造を開始した、比較的新しい醸造所。経営母体は石巻でホップ栽培を手掛ける会社で、自家栽培で収穫したホップを自らの手でビールにしたく、ビール醸造を始めたそうです。醸造所は旧映画館だったレトロな建物を活用。併設のタップルームで各種ビールを楽しむことができます。ビールのスタイルは、安定のアメリカ系が中心。今回は事前にお願いして、醸造所見学をさせていただき、タップルームでビールを頂きました。醸造所へのアクセスですが、JR石巻駅から徒歩約10分。歓楽街エリアに醸造所があります。

     

     

JR仙石線で石巻駅に到着。仙台からは結構かかりますね。便によって、結構差が出ます。

     

     

JR石巻駅と駅前の様子。小さめの駅舎。駅前は地方の街らしい、古き懐かしい商店が並びます。

     

     

     

駅から徒歩で醸造所へ向かいます。街の中心地区に来たら、歓楽街方面へ。

     

     

     

しばらく歩くと、左手にそれらしい建物が見えてきました。醸造所へ到着です。

(続く)



ISHINOMAKI HOP WORKS
宮城県石巻市中央1丁目3-14
TEL:0225-98-5180

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伊豆大島の醸造所 波浮港醸造(最終回)

2025-05-27 16:44:49 | ビール紀行(関東)
前回の「波浮港醸造」の続きです。


続いて頂いたのは「風待ちのIPA」。

     

     

伊豆大島産のカスケードホップ使用。ハーブ系のホップの豊かな香りとエステル香。モルトの旨味はしっかりで、ホップによる苦味・酸味がしっかり目に効く。旨い。ハーブ系のホップの香りが豊かな、酸味しっかりのIPAです。

     

     

そして最後は「惑星のスタウト」。伊豆大島産のホップと焼き芋を使用。豊かなロースト香。焼き芋の香りはロースト香に隠れています。モルトの旨味はしっかりで、ローストによるしっかり目の酸味が効く。旨い。豊かなロースト香としっかり目の酸味が特徴のスタウトです。

今回はこれにて終了。こちらのビール、全体的にホップの香りはしっかりながらも、やや個性抑え目で、万人受けする仕上がり。中でもペールエールはジューシーな仕上がりで素敵でした。

     

最後に、スタウトが打ち抜いたので、残ったビールをサービスでいただきました。ごちそうさまでした。



波浮港醸造(高林商店)
東京都大島町波浮港4
TEL:04992-4-0075
     
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伊豆大島の醸造所 波浮港醸造(その3)

2025-05-22 14:55:12 | ビール紀行(関東)
前回の「波浮港醸造」の続きです。


高林商店の店内の様子。

     

     

店内入ってすぐの所に、ビールサーバーのあるカウンターがあります。こんな場所で本格的な4本のサーバー。醸造所ですから、当然と言えば当然。

     

     

こちらのお店は酒屋さん。全国の様々なお酒やお菓子などの食品を扱っています。

     

ビールのメニューです。ビールの種類は4種類で、伝統的なスタイルをベースとしています。

     

     

     

お店の奥にある角打ちスペースでビールを頂きます。最初は「島の香りペールエール」を頂きます。伊豆大島産のホップをアロマホップとして使用。酵母で濁っていて、見た目はまるでミルクセーキ。ハーブ系と青々しい柑橘系のホップの香り。モルトの旨味はしっかりでジューシー。ホップの苦味が酸味とともに心地よく効く。旨い。青々しい柑橘系のホップの香りとジューシーなボディが特徴のペールエールです。

(続く)



波浮港醸造(高林商店)
東京都大島町波浮港4
TEL:04992-4-0075
     
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