ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

挑戦的で個性的 万珍醸造(最終回)

2024-07-10 17:46:03 | ビール紀行(甲信越)
前回の「万珍醸造」の続きです。


続いて頂いたのは「DISKOSICK」(West Coast IPA)。

     

     

こちらは缶製品を購入。厚みのあるアメリカ系ホップの香り。モルトの旨味はしっかりで、ホップの苦味がIPAとしてはやや控え目に効く。旨い。厚みのあるアメリカ系ホップとしっかりボディが特徴のWest Coast IPAです。

     

     

おつまみ追加。こちらは「ルースターの煮卵」。八角の香りがほんのり香る、程よい塩味の煮卵です。美味しい!

     

     

そしてお楽しみの「餃子4種盛り合わせ」が到着。生地にモルト粕を練りこんだ蒸し餃子です。お味は「豚肉と発酵大根」、「明野町産鹿肉と味噌漬けこぼう」、「鶏肉と梅と大葉」、「春菊とねぎ」の4種類。柚子の入った餃子があり、柚子の果皮がザクザクで超爽やかで美味しい!豚肉と発酵大根、味わい濃厚で普通の餃子にはない味わい。鹿肉の餃子も濃厚で荒々しくて良い味わい。

     

     

最後は「UBURAVE」(Brut Saison with Grape)で締め。やや葡萄を感じる豊かな香りとエステル香。旨味はしっかりで、それと調和するホップのしっかり苦味と葡萄の皮の渋味。葡萄の香りとホップの香りのフィニッシュ。旨い!香りや渋味に葡萄感を感じるベルジャン・ストロングです。

今回はこれにて終了。こちらのビール、かなりアレンジを効かせているのが特徴。フルーツなどの副原料を使用したビールも多く、挑戦的で個性的。そんな中で超伝統的で硬派なシュバルツは素晴らしい!ここまでロースト香豊かなシュバルツで綺麗にきれるのは初めてです。最後に頂いたベルジャン・ストロングも葡萄の個性が見え隠れする秀逸なビールでした。

     

醸造所の目の前に広がるのは南アルプス。いいロケーションです。



MANGOSTEEN HOKUTO
山梨県北杜市明野町浅尾新田31-1
TEL:0551-45-6773

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挑戦的で個性的 万珍醸造(その4)

2024-07-08 17:42:52 | ビール紀行(甲信越)
前回の「万珍醸造」の続きです。


醸造所に隣接する飲食施設「万珍包」へ移動して、食事とともにビールを頂きましょう。

     

     

     

超庶民的な雰囲気の店内。本格的な中国料理を期待してしまいます。ブルワリーレストランでこのテイストは初めてです。

     

こちらではお隣で購入したビールを持ち込むこともできますし、冷蔵庫にあるビールを飲むこともできます。

     

     

     

フードのメニューです。基本庶民的な本格中華なのですが、オリジナリティも感じられます。餃子の種類と内容が個性的です。

     

     

ビールのおつまみに注文したのは「味噌漬け豆腐と花椒油」。味噌の味わいがいい塩梅。花山椒の香りがいいアクセント。辛すぎず美味しい!

     

     

ビールは「GOLDRAINFORESTHOP#3」(サワーIPA)。パイナップル系のホップの豊かな香り。モルトの旨味はしっかりながら、それを凌駕する酸味とホップによる渋味。酸味はそこまで突き抜けていなく、バランスしています。旨い!心地よい強い酸味とパイナップル系のホップの香りが特徴のサワーです。

(続く)



MANGOSTEEN HOKUTO
山梨県北杜市明野町浅尾新田31-1
TEL:0551-45-6773

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挑戦的で個性的 万珍醸造(その3)

2024-06-30 16:48:44 | ビール紀行(甲信越)
前回の「万珍醸造」の続きです。


ビールのメニューです。

     

ケグ出しで提供されるビールは全部で10種類。伝統的なスタイルもあれば、フルーツを使用したビールも複数見受けられます。これは組み立てに悩みますね。ハーフパイントで小刻みに攻めていきましょう。

     

     

最初は「NEW COLONY」(ファームハウスエール)を頂きます。ややバナナ系のベルギー酵母によるエステル香。モルトの旨味はしっかりで、心地よい強めの酸味が効く。最後にホップの苦味。旨い。バナナ系のエステルが香るセゾンビールです。

     

     

お次は「COLONY JUICE」(ファームハウスエール)。山梨産のキウィを使用。確かにキウィの香りとエステル香。旨味はしっかりジューシー。キウィによる酸味がしっかり締める。旨い!キウィの香りや果汁感を楽しめるフルーツエールです。

     

     

続いては「シュバルツ」。ここでシュバルツとは渋すぎる!かなり豊かなロースト香。モルトの旨味はしっかり目で、ホップの苦味はやや控え目。ロースト香のフィニッシュ。旨い!まるでスタウトのような豊かなロースト香が特徴のバランスのとれたシュバルツです。

(続く)



MANGOSTEEN HOKUTO
山梨県北杜市明野町浅尾新田31-1
TEL:0551-45-6773

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挑戦的で個性的 万珍醸造(その2)

2024-06-25 16:51:54 | ビール紀行(甲信越)
前回の「万珍醸造」の続きです。


醸造所に到着。

     

     

     

元工場の建物をそのまま使用しているようなので、外観からはここが何の建物か分かりません。知る人ぞ知るといった感じ。

     

     

     

店内の様子。アンティークものがあったり、椅子やテーブルがあったり、一見すると何のお店か分かりません。このエキゾッチクさが、こちらの特長です。

     

     

こちらはビールを提供するカウンター。タップが並ぶ様子を見て、ようやくビール醸造所らしさを感じます。タップ数は何と10本!

     

     

お店の奥が仕切りもなく醸造所になっています。大きなライオンのぬいぐるみが歓迎してくれます。仕込みの規模は1000Lで、発酵タンク2000L×1基、1000L×3基、ブライトタンク2000Lが1基、1000Lが1基という体制。近年の醸造所の中ではかなり大きい部類に入ります。まだまだスペースが開いているので、さらに増強可能ですね。

     

     

     

店内ではビールをはじめ、こちらが手掛けるお酒を販売しています。この売店の空間ではケグ出しのビールやこちらの缶ビールを飲むことができます。

それではビールを頂きましょう。

(続く)



MANGOSTEEN HOKUTO
山梨県北杜市明野町浅尾新田31-1
TEL:0551-45-6773

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挑戦的で個性的 万珍醸造(その1)

2024-06-22 16:00:48 | ビール紀行(甲信越)
今回からは山梨県北杜市の「万珍醸造」へのビール紀行をお送りします。万珍醸造はMANGOSTEEN HOKUTOが手掛けるビール醸造所。南アルプスを望む緑豊かな場所に醸造所があります。元カメラの三脚工場だった建屋を醸造所、売店、飲食店として営業されています。ビールのスタイルはかなり個性的で挑戦的。ところどころ伝統的なスタイルが見え隠れするものの、基本オリジナルです。売店も普通の売店ではなく、異空間でアーティ。お酒の売店というよりも、アンティークショップのような独特の雰囲気です。そして飲食店もこれまた個性的。何故か田舎の醸造所で、庶民的で本格的な中華料理を提供しています。旨いビールもあるし、美味しそうな食事もある。ゆっくり滞在できそうな醸造所です。醸造所へのアクセスですが、JR中央本線の韮崎駅からバスに乗車し約20分です。訪問したのはまだ雪の残る早春のことでした。

     

     

JR中央本線で韮崎駅に到着。甲府からも近く、特急停車駅なのでアクセス良しです。

     

     

     

韮崎駅の駅前のバス停からバスに乗車します。本数が限られるので、事前の入念な下調べが必要です。

     

     

     

醸造所最寄りのバス停「浄居寺」に到着。ちなみにバスの本数はこれだけ。帰りのバスの時間をチェックしておきましょう。

     

醸造所最寄りのバス停と言っても、実は目の前なのです。こんなに近いとは思いませんでした。到着です。

(続く)



MANGOSTEEN HOKUTO
山梨県北杜市明野町浅尾新田31-1
TEL:0551-45-6773

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癒しの醸造所 大子ブルワリー(最終回)

2024-06-18 19:06:09 | ビール紀行(関東)
前回の「大子ブルワリー」の続きです。


続いて頂いたのは「シーズンビール」。

     

     

この時はミュンヘナー・デュンケル。やや豊潤なモルトの香りとホップの香り。モルトの旨味はややしっかり目ながら、ラガーらしくキレイにきれる。モルトの香りのフィニッシュ。旨い!やや豊潤でロースト系のモルトの香りが特徴の、ややライトボディのデュンケルです。貴重です、この手のビール。

     

     

こちらに来たら注文必須の「奥久慈地鶏軍鶏ソテー」。いつもながらのしっかりした歯ごたえに滋味豊かな鶏肉の旨味。雑味が一切ないキレイな鶏の美味しさを楽しめる一品です。

     

     

続いては「ピルスナー」をお代わり、ジョッキで。フレッシュなエステル香とホップの香りが鼻に抜けて、いいね!旨い!

     

     

こちらは「厚切りベーコンとソーセージのピザ」。シンプルながら、チーズがボリューミィ。具材の量が豊富で嬉しい逸品。やはりビールに合いますねー。

     

     

最後は「シーズンビール」のミュンヘナー・デュンケルで締めます。ロースト香の利いた豊潤なモルトの香りが素敵。旨い!

今回はこれにて終了。こちらのビール、ドイツスタイルに忠実に造られ、かつ若干の独自の解釈が加わったビール。今回頂いたビールはバランスがとれていて、個性は控え目でした。中でも、醸造所で頂くピルスナーはエステル香がフレッシュで素晴らしいビールでした。この手のビールはやはり醸造所で頂くのがベストですね。

     

     

店内ではもちろん瓶ビールの販売もあります。中でもひと際目立つラベルを発見。

     

     

温泉むすめ、って言うアニメ?とのコラボのようです。店内ではたくさんのグッズが並んでました。集客力、ありそうですね。

大子ブルワリーの皆様、今回も大変お世話になり、有難うございました。



大子ブルワリー
茨城県久慈郡大子町大字上金沢1653
TEL:0295-72-8888

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癒しの醸造所 大子ブルワリー(その3)

2024-06-14 06:52:10 | ビール紀行(関東)
前回の「大子ブルワリー」の続きです。


ビールのメニューです。

     

いつも変わらぬ硬派な4種類。ヘレスとピルスナーが定番であるのは、こちらくらいでしょう。

     

     

最初はピルスナーを頂きます。華のようなホップの香りとやや甘めのエステル香。モルトの旨味はやや控え目で、ホップの苦味がボディを心地よく引き締める。旨い!華のようなホップの香りとエステル香が特徴のライトなピルスナーです。

     

     

続いてはヘレス。色はピルスナーよりも濃いめ。モルトのやや甘い香り。モルトの旨味はしっかりで、まるでボックのよう。ホップの香り・苦味は控え目。旨い!モルトの香りと旨味が主役の、ボディしっかりのヘレスです。当然ながら瓶で飲むより旨い。

     

     

こちらはサービスで頂いた一皿。メニュー改訂の際に入る一品だそうで、ハライコのソーセージでした。本場のドイツソーセージで、身が引き締まって美味しい。

     

     

続いてはヴァイツェン。ヴァイツェン専用グラスでのサーブ。ややクローヴ系寄りのフェノール香。モルトの旨味はしっかり目で、ヴァイツェンとしてはやや抑え目の酸味が効く。旨い!ややクローヴ寄りのフェノール香が心地よい、酸味控え目のヴァイツェンです。

     

旨いビールにのどかな景色、最高に癒されます。

(続く)



大子ブルワリー
茨城県久慈郡大子町大字上金沢1653
TEL:0295-72-8888

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癒しの醸造所 大子ブルワリー(その2)

2024-06-12 07:37:52 | ビール紀行(関東)
前回の「大子ブルワリー」の続きです。


醸造所に到着。

     

     

     

私にとってはおなじみのこちらのログハウス風建物が醸造所兼レストランです。木造の平屋、素敵です。

     

     

店内の様子。いつも変わらず温かみのあるウッディな店内です。外からの陽光と相まって癒されます。

     

レストランフロアの奥に鎮座する仕込みの釜です。この奥が発酵工程などがある醸造所になっています。

     

カウンター上のビールサーバー。かつては陶器製のサーバーが並んでいたのですが、醸造開始から20年以上経過してますので、老朽化で違うサーバーに代わってきています。

     

今回はこちらの窓際席でビールを頂きます。

(続く)



大子ブルワリー
茨城県久慈郡大子町大字上金沢1653
TEL:0295-72-8888

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癒しの醸造所 大子ブルワリー(その1)

2024-06-10 18:08:35 | ビール紀行(関東)
今回からは茨城県大子町の「大子ブルワリー」へのビール紀行をお送りします。こちらは私のビール紀行の原点でもあり、敬愛する醸造所の一つ。何度も訪問していますが、無性に訪問したくなる瞬間があり、つい旅に出てしまいます。こちらの特徴は硬派なドイツスタイルのビールと秘境系ロケーション。閑静な森が広がる田舎の風景を眺めながらのビールは癒されます。フードも忘れてはいけません。大子町特産の奥久慈軍鶏も大きな魅力です。醸造所兼レストランへのアクセスですが、JR水郡線の常陸大子駅からバスで約15分。バスの本数が少ないので、鉄道との組み合わせを入念に検討しなければなりません。そんなアクセス環境に有力な交通手段が加わりました。大子町が支援する大子AIタクシーです。事前予約制のディマンド型ですが、配車時間は希望を聞いてくれますので、鉄道と合わせやすくなっています。今回はこの大子AIダクシーを利用して、醸造所に向かいます。ちなみに訪問時は随分前で昨年末のことでした。

     

     

JR水郡線で常陸大子駅に到着。水戸からはるばるですね。関東の端っこで、福島県はすぐそこです。

     

     

常陸大子駅と駅前の様子。数年前に駅舎は風情あるシックな色の建物にリニューアルされました。駅前のロータリーから各方面もバスが発着しています。今回はこちらに大子AIタクシーの配車をお願いしています。

     

     

     

タクシーに乗車すること約10分。降車をお願いしていた「志那志口」バス停で降ります。運賃300円、激安!

     

     

バス停からは国道に出て、少し歩くと、大子ブルワリーに到着です。

(続く)



大子ブルワリー
茨城県久慈郡大子町大字上金沢1653
TEL:0295-72-8888

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貫徹したライトボディ Streetlight Brewing(最終回)

2024-06-04 16:46:01 | ビール紀行(北海道)
前回の「Streetlight Brewing」の続きです。


続いて頂いたのは「Loco-mmotions」(カリフォルニア・コモン)。

     

     

ややイチゴがかったモルトの香り。モルトの旨味は控え目で、ラガーらしいキレ。ホップの苦味はボディに寄り添う程度で穏やか。旨い!ややイチゴがかったライトなモルトの香りが特徴のコモンらしいキレのビールです。

     

フードはナッツ類しかありませんので、持ち込み可能とのこと。この日は特別に飲食店の方がフードを提供していました。

     

おつまみとして頂いたのは「ツナを詰めたチリペッパー」。オリーブオイルの香りをまとった、ちょっとスパイシーな一品でした。

     

     

続いては「Take Me North」(コールドIPA)。グレープフルーツジュースのようなフレッシュな柑橘系のホップの香り。モルトの旨味は控え目で、これまたライト。ホップの苦味はしっかり目ながら、過度ではない。ホップによる渋味がしっかり目に効く。旨い!まんまグレープフルーツジュースのようなホップの香りが特徴のコールドIPAです。

     

     

最後は「Hi Lucifer」(ストロングゴールデンエール)で締め。アルコール度数9.5%の割には控え目なアルコールの香りとほんのりシトラホップの香り。モルトの旨味はしっかりながら、このスタイルとしてはかなり抑え目。ホップの苦味はボディを陰で支える程度。旨い!アルコール度数を感じさせない香りと旨味が特徴の、かなりドリンカブルな唯一無二のベルジャンストロングです。

今回はこれにて終了。こちらのビール、ホップやモルトの香り、旨味、苦味をかなり抑えた独特の個性が貫徹しています。ストロングゴールデンエールにまでその個性が反映されているのは脱帽です。ここまでライトボディにこだわった醸造所は他にないので貴重ですね。



Streetlight Brewing
札幌市中央区北10条西19丁目1-1

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