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ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

旧銭湯が醸造所 HOPDOG BREWING(最終回)

2024-12-10 17:11:33 | ビール紀行(東北)
前回の「HOPDOG BREWING」の続きです。


続いて頂いたのは「DDH IPA」。

     

     

厚みのあるアメリカ系ホップ香り。モルトの旨味はしっかり濃厚。ホップの苦味もそうだけど、酸味がしっかり効く。旨い。厚みのある柑橘系ホップの香りが豊かで、ホップによる酸味がしっかりのIPAです。

     

     

最後は「極みの黒」で締め。黒にんにくを使用したスタウト。スコーチに近いロースト香。少しにんにくらしい香りが被る。モルトの旨味はやや豊かで、にんにくらしい辛味とホップの苦味が重なる。旨い!ロースト香が豊かなスタウトに、にんにくのスパイシーさが加わった個性的なビールです。

今回はこれにて終了。こちらのビール、アメリカ系ホップを使用し、独自のアレンジで味わいを表現されているのが特徴。特に、ホワイトエールはホップを上手く駆使しながら、ベルジャンホワイトのようなスパイシーさを表現している爽やかなビールでした。

     

この後、新潟経由で関東に戻りましたが、新潟駅のエチゴビール公認パブで、念願のバーレーワインを頂きました。市場では見かけない激レアビールです。



HOPDOG BREWING
秋田市南通みその町6番27号
TEL:018-853-9168

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旧銭湯が醸造所 HOPDOG BREWING(その3)

2024-12-07 17:18:00 | ビール紀行(東北)
前回の「HOPDOG BREWING」の続きです。


こちらでは瓶ではなく缶製品を販売されています。

     

予定では缶製品を購入して試飲することになっていたのですが、ケグをタップにつないで下さるということで、ケグ出しで頂くことに。

     

この日のビールのメニューです。個性的なラインナップ。

     

     

最初に頂いたのは「YOKOTE HOPS ホワイトエール」。横手産のホップを使用。爽やかなアメリカ系ホップとスパイシーな香り。モルトの旨味は控え目で、ホップの苦味も控え目。旨い!爽やかなアメリカ系ホップが特徴のスパイシーなベルジャン・ホワイトです。

     

     

続いては、「ブリュットIPA」。こちらも横手産ホップ使用。青りんごのようなホップの香り。モルトの旨味は控え目で、ホップによる渋味・酸味がしっかり効く。旨い。青りんごのようなホップの香りが特徴のドリカブルなIPAです。

(続く)



HOPDOG BREWING
秋田市南通みその町6番27号
TEL:018-853-9168

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旧銭湯が醸造所 HOPDOG BREWING(その2)

2024-12-05 16:43:04 | ビール紀行(東北)
前回の「HOPDOG BREWING」の続きです。


醸造所に到着。

     

     

     

1階部分に銭湯の名残りがありますね。男湯と女湯の2つの入口があります。1階部分はあえてそのままにしているようです。

     

     

女湯の入口から中に入ります。中に入ると試飲スペースとなっています。予約制の醸造所見学やイベントの際はこちらでビールを飲むことができます。奥の浴室部分が醸造所になっています。

     

     

     

醸造所内の様子。所狭しと醸造設備が並びます。元浴室なので、水回りは完璧だと思います。仕込みの規模は300Lで、発酵タンクが300L×4基と600L×2基という体制。バブルバッチはIPAやヘイジーIPAのような人気液種に使用するそうです。

それではビールを頂きましょう。

(続く)



HOPDOG BREWING
秋田市南通みその町6番27号
TEL:018-853-9168

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旧銭湯が醸造所 HOPDOG BREWING(その1)

2024-12-03 21:27:29 | ビール紀行(東北)
今回からは秋田県秋田市の「HOPDOG BREWING」へのビール紀行の模様をお送りします。HOPDOG BREWINGは2023年に醸造所開始した新規醸造所。とは言え、ブルワー兼オーナーの方は長きに渡って「あくらビール」で醸造を担当されていた超ベテランの方です。古巣を離れ、同じ秋田市内で独立されました。ビールの味もさることながら、こちらの特徴は旧銭湯を活用し、醸造所として生まれ変わらせたこと。全面的なリノベーションではなく、その面影を色濃く残されています。ビールのスタイルは多彩で、横手産ホップを使用したビールに、秋田のリンゴを使用したハードサイダーも造られています。併設のビアパブはありませんが、月に1度、ブルワリー開放デーを設けていて、醸造所で飲むことができます。今回は事前にお願いして、醸造所見学&有料試飲をさせていただきました。醸造所へのアクセスですが、JR秋田駅から徒歩約20分です。

     

     

秋田新幹線で秋田駅に到着。久しぶりの秋田訪問なので、楽しみです。

     

JR秋田駅です。昔と比べて随分様変わりし、立派な駅ビルになりました。

     

     

     

Google Mapを頼りに、醸造所方面に歩いて行きます。途中、BREWCCOLYのTAPROOMの前を通過。醸造所併設ではなく、少し離れた場所にあるのですね。

     

     

     

さらに歩いて行きます。地図的に醸造所の近くまで来ると、銭湯「星の湯」の看板が現れました。醸造所に到着のようです。

(続く)



HOPDOG BREWING
秋田市南通みその町6番27号
TEL:018-853-9168

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盛岡でのもう一つの選択肢 NANBU CRAFT(最終回)

2024-11-13 10:58:33 | ビール紀行(東北)
前回の「NANBU CRAFT」の続きです。


ビールのメニューです。

     

ビールの種類は6種類。伝統的なスタイル4種に地元の食材を使用した限定ものが2種類です。スタウトはナイトロでの提供のようです。

     

     

最初はペールエールから。柑橘系のホップの厚みのある香り。モルトの旨味はしっかりで、ホップの苦味と酸味が心地よく。旨い!アメリカ系ホップが香るボディしっかりのアメリカン・ペールエールです。

     

     

続いてはヴァイツェン。淡麗な色味が素敵で、見るからにクローヴ系のヴァイツェンですね。クローヴ系の爽やかなフェノール香。モルトの旨味は控え目で、強めの酸味が心地よく効く。旨い!クローヴ系の爽やかな香りが特徴のヴァイツェンです。

     

     

お次はIPA。モザイク感の強いアメリカンホップの香り。モルトの旨味はしっかりで、ホップの苦味がしっかり効く。旨い!教科書的なウェストコーストIPAです。

     

     

最後はスタウト(ナイトロサービング)で締め。ナイトロなので、泡が落ち着くのに時間がかかります。心地よいロースト香。モルトの旨味はしっかりで、ホップの苦味・酸味は感じられず。旨い!心地よいロースト香が特徴の、嫌な酸味が全くないキレイなスタウトです。

今回はこれにて終了。こちらのビール、伝統的なビールを丁寧に造られている印象。特に、ヴァイツェンはクローヴ系の爽やかな香りに仕上がっていて貴重です。景色のいい場所にあるので、BBQをしながら飲みたいビールです。

ブルワー様、この度の訪問ではお世話になり、有難うございました。



NANBU CRAFT
岩手県盛岡市八幡町13-32
TEL:019-601-6027

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盛岡でのもう一つの選択肢 NANBU CRAFT(その2)

2024-11-11 00:03:17 | ビール紀行(東北)
前回の「NANBU CRAFT」の続きです。


醸造所に到着。

     

     

高台に建つ素敵な建物。きっと良い眺望なのでしょう。以前はパナソニックのリフォームのショールームだったそうです。

     

     

地下部分が売店になっているようなので、覗いてみました。地元の農産物を販売されていました。

     

醸造所前のデッキです。やはり眺めがいいですね。こちらで事前予約でBBQもできるようです。

     

     

中の様子。こちらのスペースがタップルームですね。カウンターと若干のテーブル席がある程度なので、純粋にビールのテイスティングをする場所といった位置づけでしょうか。壁に並ぶタップ数は8つ。

     

タップルームの向いは醸造スペース。事前にお願いして見学をさせていただきました。

     

     

醸造所内の様子。小さな空間に所狭しと醸造設備が並んでいました。仕込みの規模は300Lで、350Lの発酵タンクが4基という体制。間近でみると300Lよりも大きく感じますね。

     

こちらは瓶詰め機です。4本同時に詰めるタイプ。瓶ビールは通販やふるさと納税を通じての提供がメインのようです。

それではビールを頂きましょう。

(続く)



NANBU CRAFT
岩手県盛岡市八幡町13-32
TEL:019-601-6027

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盛岡でのもう一つの選択肢 NANBU CRAFT(その1)

2024-11-07 21:04:32 | ビール紀行(東北)
盛岡でビールと言えばベアレン醸造所で直営店も複数あり、圧倒的な存在感です。その盛岡にはベアレングループ以外にもう一つ醸造所があります。盛岡市中心部に位置する「NANBU CRAFT」です。NANBU CRAFTはリフォーム会社が手掛ける醸造所で、誕生から約3年とまだ新しい醸造所です。ビールのスタイルは伝統的なビールが中心で、地元の食材を使用した限定ビールも造られています。醸造所には併設のパブがあり、ケグ出しのビールを飲むことができます。事前に予約をすれば、ウッドデッキでBBQも可能です。醸造所へのアクセスですが、JR盛岡駅からバスで約15分と徒歩約10分。地元のお菓子「タルトタタン」の本店のすぐ隣です。

     

     

JR盛岡駅です。ここから市中心部方面に向かうバスに乗車します。

     

     

     

バスに乗車すること約15分、「中の橋通二丁目」バス停で下車します。

     

     

     

国道106号線沿いに醸造所に向けて歩いていきます。昔ビールを醸造していた時に訪問した「あさ開」の蔵が近いようです。

     

     

     

さらにその先に進むと、地元のお菓子屋「タルトタタン」本店を発見。後ろを振り向くと、NANBU CRAFTの醸造所でした。気が付かずに、通り過ぎてしまいました。到着です。

(続く)



NANBU CRAFT
岩手県盛岡市八幡町13-32
TEL:019-601-6027

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ベアレン色、濃厚 菜園マイクロブルワリー(最終回)

2024-10-20 16:27:54 | ビール紀行(東北)
前回の「菜園マイクロブルワリー」の続きです。


ビールのメニューです。

     

     

こちらで醸造しているビールは2種類で、ベアレン醸造が8種類。完全にベアレンに押されています。当然ですが。

     

     

最初は1種目の「ブレッドウィット」。やや甘く優しいエステル香とホップの香り。モルトの旨味は控え目で、小麦の優しい口当たり。ホップの苦味がややしっかり目に効く。旨い。優しいエステル香と小麦の優しい口当たりが特徴の、ホップの苦味が効いたアメリカンウィートです。

     

     

     

オツマミとして注文したのは「シャルキュトリーの盛り合わせ」。比較的抑え目のお値段で、これだけ盛られているのは嬉しい。鴨肉スモーク、香り良し、旨味良しで良い!様々なお肉を楽しめます。

     

     

2種目の「とどおのごんぼほり」(IPL)。青森のBe Easy Brewingとのコラボビールで名前の意味は津軽弁で「お父さんのわががまま」だそう。甘く魅惑的なエステル香。ホップのややグラッシーな香り。モルトの旨味はややしっかり目で、ホップによる凝縮したような渋味・苦味がしっかり炸裂。旨い!シトラス系やパイン系のホップの香りと、ホップの凝縮した渋味・苦味が特徴の品の良いIPLです。

今回はこれにて終了。こちらのビール、ベアレンのラインナップとは対照的に自由に様々なビールを造られている印象。確かに、IPLのようなビールはベアレンらしくないかもしれません。



菜園マイクロブルワリー with Kitchen
岩手県盛岡市菜園1丁目5-10
TEL:019-606-0171

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ベアレン色、濃厚 菜園マイクロブルワリー(その2)

2024-10-17 05:02:05 | ビール紀行(東北)
前回の「菜園マイクロブルワリー」の続きです。


醸造所に到着。

     

当然ながらベアレン色を力強く押し出しています。ガラス越しに少し醸造設備が見えています。

     

     

     

店内の様子。長めのカウンター席の奥にテーブル席があります。客席数、多し。

     

     

入口付近に醸造スペースがあります。想像していた小規模の設備で、仕込みの規模は260Lだそうです。

     

カウンター上のビールサーバー。4本確認できますが、他にもサーバーがあるようです。

それではビールを頂きましょう。

(続く)



菜園マイクロブルワリー with Kitchen
岩手県盛岡市菜園1丁目5-10
TEL:019-606-0171

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ベアレン色、濃厚 菜園マイクロブルワリー(その1)

2024-10-15 16:49:14 | ビール紀行(東北)
今回からは岩手県盛岡市の「菜園マイクロブルワリー」へのビール紀行をお送りします。菜園マイクロブルワリーは盛岡市中心部にあるミニマムクラスの醸造所。元は独立系のブルワリーレストランでしたが、現在はベアレングループの一つとして経営をされています。もちろんベアレンのビールが提供されていますが、以前と同様、意欲的なビールを造り続けています。お店の名前は「菜園マイクロブルワリー with Kitchen」 で、しっかり色んなお料理とともにビールを楽しめるお店になっています。醸造所へのアクセスですが、盛岡駅から徒歩約15分。駅からバスも利用することができます。

     

     

今回のビール紀行のスタートは盛岡駅から。盛岡の繁華街は駅から少し離れています。徒歩で醸造所に向かいます。

     

     

     

まずは開運橋を渡り、お店の名前にもなっている菜園通りを歩いて行きます。

     

     

カワトクまで来たら左折し、小路を進むと、右手にベアレンの幟が見えてきました。醸造所に到着です。

(続く)



菜園マイクロブルワリー with Kitchen
岩手県盛岡市菜園1丁目5-10
TEL:019-606-0171

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