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ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

孤高の醸造所 315BEER(後編)

2025-06-29 16:20:53 | ビール紀行(東北)
前回の「315BEER」の続きです。


醸造所に到着。

     

一見すると、醸造所には見えない店構えです。手作り感、満載。「TAKE OUT」の看板出ていますね。

     

     

店内の様子。雑多とモノが置かれていますが、全体的に作り手の方の世界観が伝わってくる店内です。入って左側は醸造スペースになっています。仕込みの規模は250Lですが、発酵タンクは500L。よって基本はダブルバッチだそうです。

     

こちらではサーバー出しの量り売りか缶製品の販売のみ。この日は缶製品は4種類でした。

     

     

缶製品を購入して、近くの公園で頂きます。最初は「SPACE RHYTHM IPA」。厚みのあるホップの香りとモルトの重厚な香り。モルトの旨味はしっかりながら、しつこくない。ホップの苦味がIPAらしく響く。旨い!重厚なホップの香りと、しっかりボディが特徴のIPAです。

     

     

そして「FRESH & DIRTY」(NEW ENGLAND IPA)。ホップの爽やかな香りとふくよかなエステル香とモルトの香り。モルトの旨味はしっかりながら、オーツの優しい口当たり。ホップのジワジワ系の苦味が続く。旨い。ふくよかなエステル香とオーツの優しい口当たりが特徴のヘイジーIPAです。

今回はこれにて終了。今回は2種類だけでしたので、他にも色々試してみたいですね。できれば店内で専用グラスで頂きたいビールです。



315BEER
岩手県奥州市水沢袋町 6-26

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孤高の醸造所 315BEER(前編)

2025-06-21 13:54:08 | ビール紀行(東北)
近年、全国に数多くの醸造所が誕生する中、なかなかチェックできていない醸造所が増えてきました。ふと、岩手県の醸造所を見てみると、奥州市に醸造所が2020年に誕生していることに気づきました。ネットでの情報量もあまりなく、謎の多い醸造所なので、ビール紀行してみたくなりました。今回からは岩手県水沢市の「315BEER」へのビール紀行をお送りします。名称の「315」とは「最高」を意味するようです。醸造所にはタップルームはありませんが、缶製品や量り売りをしているようです。それ以外はあまり情報がなく、ともかく醸造所に行ってみることにしました。醸造所へのアクセスですが、JR東北本線の水沢駅から徒歩約8分です。

     

     

JR東北本線で水沢駅に到着。醸造所へはこちらが最寄りですが、新幹線を使って水沢江刺駅からバスで向かう手もあります。

     

     

水沢駅と駅前の様子。駅舎は小さいですが、駅前は市街地が広がっています。

     

     

駅から徒歩で醸造所に向かいます。まずは国道397号線に出ます。

     

     

     

国道沿いに歩いて行きます。しばらくすると左手にそれらしい建物が。醸造所に到着です。

(続く)



315BEER
岩手県奥州市水沢袋町 6-26

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ホップ栽培を手掛ける醸造所 ISHINOMAKI HOP WORKS(最終回)

2025-06-16 16:44:42 | ビール紀行(東北)
前回の「ISHINOMAKI HOP WORKS」の続きです。


次に頂いたのは「巻風IPA」。

     

     

凝縮したカスケードホップの香り。モルトの旨味はしっかりフルボディ。ホップの苦味と渋味がボディに負けないくらい効く。激しく旨い!ギュッと詰まったカスケードの香りとしっかりボディ感が特徴の、バランスのとれたIPAです。

     

     

最後は「JUMBLE HAZY」で締め。パイン系のホップの香り。6種類のホップを使用とのこと。モルトの旨味はややしっかり目でさっぱり目。ホップによる酸味が心地よく効く。旨い!パイン系のホップの香りが特徴の、ややさっぱり目のヘイジーIPAです。

今回はこれにて終了。こちらのビール、ベースがホップ農家だけあって、ホップの活かし方が素晴らしい。かつボディとのバランスも良く、旨味しっかりながら整ったビールです。次回はフードとともに頂きたいビールです。



ISHINOMAKI HOP WORKS
宮城県石巻市中央1丁目3-14
TEL:0225-98-5180

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ホップ栽培を手掛ける醸造所 ISHINOMAKI HOP WORKS(その3)

2025-06-11 17:51:07 | ビール紀行(東北)
前回の「ISHINOMAKI HOP WORKS」の続きです。


タップルームの様子。

     

     

     

ガラス面が大きく、明るい雰囲気の空間です。客席はカウンターのみで、しっかり食事をするというより、ビールを味わう場所といった感じ。

     

     

今回はタップルームの営業時間ではなかったので、缶製品を購入させていただき、専用グラスで飲ませていただきました。最初に頂いたのは「巻風エール」。パイン系のホップの豊かな香り。モルトの旨味はしっかりで、ホップの心地よい苦味と渋味が効く。激しく旨い!パイン系のホップが香る、ボディ・苦味・渋味のバランスが素晴らしいアメリカンペールエールです。

     

フードメニュー、なかなか美味しそうですね。今回は頂けませんが。

(続く)



ISHINOMAKI HOP WORKS
宮城県石巻市中央1丁目3-14
TEL:0225-98-5180

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ホップ栽培を手掛ける醸造所 ISHINOMAKI HOP WORKS(その2)

2025-06-05 15:03:05 | ビール紀行(東北)
前回の「ISHINOMAKI HOP WORKS」の続きです。



醸造所に到着。

     

旧映画館の建物をそのまま醸造所に活用されています。少し面影がありますね。

     

こちらは事務所の入口。タップルームではないのでご注意を。今回は事前にお願いして、醸造所内を案内していただきます。

     

     

     

仕込みの規模は500Lで、発酵タンク500L×7基と1000L×2基というや体制。発酵タンク、沢山お持ちですね。多品種展開できそうな体制です。

     

     

     

充填の機械とケグ洗浄機。缶製品が中心のようですが、瓶も対応できるのですね。

一通り拝見しましたので、タップルームでビールを頂きます。

(続く)



ISHINOMAKI HOP WORKS
宮城県石巻市中央1丁目3-14
TEL:0225-98-5180

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ホップ栽培を手掛ける醸造所 ISHINOMAKI HOP WORKS(その1)

2025-06-01 16:47:39 | ビール紀行(東北)
今回からは宮城県石巻市の「ISHINOMAKI HOP WORKS」へのビール紀行をお送りします。ISHINOMAKI HOP WORKSは2022年に醸造を開始した、比較的新しい醸造所。経営母体は石巻でホップ栽培を手掛ける会社で、自家栽培で収穫したホップを自らの手でビールにしたく、ビール醸造を始めたそうです。醸造所は旧映画館だったレトロな建物を活用。併設のタップルームで各種ビールを楽しむことができます。ビールのスタイルは、安定のアメリカ系が中心。今回は事前にお願いして、醸造所見学をさせていただき、タップルームでビールを頂きました。醸造所へのアクセスですが、JR石巻駅から徒歩約10分。歓楽街エリアに醸造所があります。

     

     

JR仙石線で石巻駅に到着。仙台からは結構かかりますね。便によって、結構差が出ます。

     

     

JR石巻駅と駅前の様子。小さめの駅舎。駅前は地方の街らしい、古き懐かしい商店が並びます。

     

     

     

駅から徒歩で醸造所へ向かいます。街の中心地区に来たら、歓楽街方面へ。

     

     

     

しばらく歩くと、左手にそれらしい建物が見えてきました。醸造所へ到着です。

(続く)



ISHINOMAKI HOP WORKS
宮城県石巻市中央1丁目3-14
TEL:0225-98-5180

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旧銭湯が醸造所 HOPDOG BREWING(最終回)

2024-12-10 17:11:33 | ビール紀行(東北)
前回の「HOPDOG BREWING」の続きです。


続いて頂いたのは「DDH IPA」。

     

     

厚みのあるアメリカ系ホップ香り。モルトの旨味はしっかり濃厚。ホップの苦味もそうだけど、酸味がしっかり効く。旨い。厚みのある柑橘系ホップの香りが豊かで、ホップによる酸味がしっかりのIPAです。

     

     

最後は「極みの黒」で締め。黒にんにくを使用したスタウト。スコーチに近いロースト香。少しにんにくらしい香りが被る。モルトの旨味はやや豊かで、にんにくらしい辛味とホップの苦味が重なる。旨い!ロースト香が豊かなスタウトに、にんにくのスパイシーさが加わった個性的なビールです。

今回はこれにて終了。こちらのビール、アメリカ系ホップを使用し、独自のアレンジで味わいを表現されているのが特徴。特に、ホワイトエールはホップを上手く駆使しながら、ベルジャンホワイトのようなスパイシーさを表現している爽やかなビールでした。

     

この後、新潟経由で関東に戻りましたが、新潟駅のエチゴビール公認パブで、念願のバーレーワインを頂きました。市場では見かけない激レアビールです。



HOPDOG BREWING
秋田市南通みその町6番27号
TEL:018-853-9168

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旧銭湯が醸造所 HOPDOG BREWING(その3)

2024-12-07 17:18:00 | ビール紀行(東北)
前回の「HOPDOG BREWING」の続きです。


こちらでは瓶ではなく缶製品を販売されています。

     

予定では缶製品を購入して試飲することになっていたのですが、ケグをタップにつないで下さるということで、ケグ出しで頂くことに。

     

この日のビールのメニューです。個性的なラインナップ。

     

     

最初に頂いたのは「YOKOTE HOPS ホワイトエール」。横手産のホップを使用。爽やかなアメリカ系ホップとスパイシーな香り。モルトの旨味は控え目で、ホップの苦味も控え目。旨い!爽やかなアメリカ系ホップが特徴のスパイシーなベルジャン・ホワイトです。

     

     

続いては、「ブリュットIPA」。こちらも横手産ホップ使用。青りんごのようなホップの香り。モルトの旨味は控え目で、ホップによる渋味・酸味がしっかり効く。旨い。青りんごのようなホップの香りが特徴のドリカブルなIPAです。

(続く)



HOPDOG BREWING
秋田市南通みその町6番27号
TEL:018-853-9168

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旧銭湯が醸造所 HOPDOG BREWING(その2)

2024-12-05 16:43:04 | ビール紀行(東北)
前回の「HOPDOG BREWING」の続きです。


醸造所に到着。

     

     

     

1階部分に銭湯の名残りがありますね。男湯と女湯の2つの入口があります。1階部分はあえてそのままにしているようです。

     

     

女湯の入口から中に入ります。中に入ると試飲スペースとなっています。予約制の醸造所見学やイベントの際はこちらでビールを飲むことができます。奥の浴室部分が醸造所になっています。

     

     

     

醸造所内の様子。所狭しと醸造設備が並びます。元浴室なので、水回りは完璧だと思います。仕込みの規模は300Lで、発酵タンクが300L×4基と600L×2基という体制。バブルバッチはIPAやヘイジーIPAのような人気液種に使用するそうです。

それではビールを頂きましょう。

(続く)



HOPDOG BREWING
秋田市南通みその町6番27号
TEL:018-853-9168

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旧銭湯が醸造所 HOPDOG BREWING(その1)

2024-12-03 21:27:29 | ビール紀行(東北)
今回からは秋田県秋田市の「HOPDOG BREWING」へのビール紀行の模様をお送りします。HOPDOG BREWINGは2023年に醸造所開始した新規醸造所。とは言え、ブルワー兼オーナーの方は長きに渡って「あくらビール」で醸造を担当されていた超ベテランの方です。古巣を離れ、同じ秋田市内で独立されました。ビールの味もさることながら、こちらの特徴は旧銭湯を活用し、醸造所として生まれ変わらせたこと。全面的なリノベーションではなく、その面影を色濃く残されています。ビールのスタイルは多彩で、横手産ホップを使用したビールに、秋田のリンゴを使用したハードサイダーも造られています。併設のビアパブはありませんが、月に1度、ブルワリー開放デーを設けていて、醸造所で飲むことができます。今回は事前にお願いして、醸造所見学&有料試飲をさせていただきました。醸造所へのアクセスですが、JR秋田駅から徒歩約20分です。

     

     

秋田新幹線で秋田駅に到着。久しぶりの秋田訪問なので、楽しみです。

     

JR秋田駅です。昔と比べて随分様変わりし、立派な駅ビルになりました。

     

     

     

Google Mapを頼りに、醸造所方面に歩いて行きます。途中、BREWCCOLYのTAPROOMの前を通過。醸造所併設ではなく、少し離れた場所にあるのですね。

     

     

     

さらに歩いて行きます。地図的に醸造所の近くまで来ると、銭湯「星の湯」の看板が現れました。醸造所に到着のようです。

(続く)



HOPDOG BREWING
秋田市南通みその町6番27号
TEL:018-853-9168

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