ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

癒しの醸造所 大子ブルワリー(最終回)

2024-06-18 19:06:09 | ビール紀行(関東)
前回の「大子ブルワリー」の続きです。


続いて頂いたのは「シーズンビール」。

     

     

この時はミュンヘナー・デュンケル。やや豊潤なモルトの香りとホップの香り。モルトの旨味はややしっかり目ながら、ラガーらしくキレイにきれる。モルトの香りのフィニッシュ。旨い!やや豊潤でロースト系のモルトの香りが特徴の、ややライトボディのデュンケルです。貴重です、この手のビール。

     

     

こちらに来たら注文必須の「奥久慈地鶏軍鶏ソテー」。いつもながらのしっかりした歯ごたえに滋味豊かな鶏肉の旨味。雑味が一切ないキレイな鶏の美味しさを楽しめる一品です。

     

     

続いては「ピルスナー」をお代わり、ジョッキで。フレッシュなエステル香とホップの香りが鼻に抜けて、いいね!旨い!

     

     

こちらは「厚切りベーコンとソーセージのピザ」。シンプルながら、チーズがボリューミィ。具材の量が豊富で嬉しい逸品。やはりビールに合いますねー。

     

     

最後は「シーズンビール」のミュンヘナー・デュンケルで締めます。ロースト香の利いた豊潤なモルトの香りが素敵。旨い!

今回はこれにて終了。こちらのビール、ドイツスタイルに忠実に造られ、かつ若干の独自の解釈が加わったビール。今回頂いたビールはバランスがとれていて、個性は控え目でした。中でも、醸造所で頂くピルスナーはエステル香がフレッシュで素晴らしいビールでした。この手のビールはやはり醸造所で頂くのがベストですね。

     

     

店内ではもちろん瓶ビールの販売もあります。中でもひと際目立つラベルを発見。

     

     

温泉むすめ、って言うアニメ?とのコラボのようです。店内ではたくさんのグッズが並んでました。集客力、ありそうですね。

大子ブルワリーの皆様、今回も大変お世話になり、有難うございました。



大子ブルワリー
茨城県久慈郡大子町大字上金沢1653
TEL:0295-72-8888

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癒しの醸造所 大子ブルワリー(その3)

2024-06-14 06:52:10 | ビール紀行(関東)
前回の「大子ブルワリー」の続きです。


ビールのメニューです。

     

いつも変わらぬ硬派な4種類。ヘレスとピルスナーが定番であるのは、こちらくらいでしょう。

     

     

最初はピルスナーを頂きます。華のようなホップの香りとやや甘めのエステル香。モルトの旨味はやや控え目で、ホップの苦味がボディを心地よく引き締める。旨い!華のようなホップの香りとエステル香が特徴のライトなピルスナーです。

     

     

続いてはヘレス。色はピルスナーよりも濃いめ。モルトのやや甘い香り。モルトの旨味はしっかりで、まるでボックのよう。ホップの香り・苦味は控え目。旨い!モルトの香りと旨味が主役の、ボディしっかりのヘレスです。当然ながら瓶で飲むより旨い。

     

     

こちらはサービスで頂いた一皿。メニュー改訂の際に入る一品だそうで、ハライコのソーセージでした。本場のドイツソーセージで、身が引き締まって美味しい。

     

     

続いてはヴァイツェン。ヴァイツェン専用グラスでのサーブ。ややクローヴ系寄りのフェノール香。モルトの旨味はしっかり目で、ヴァイツェンとしてはやや抑え目の酸味が効く。旨い!ややクローヴ寄りのフェノール香が心地よい、酸味控え目のヴァイツェンです。

     

旨いビールにのどかな景色、最高に癒されます。

(続く)



大子ブルワリー
茨城県久慈郡大子町大字上金沢1653
TEL:0295-72-8888

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癒しの醸造所 大子ブルワリー(その2)

2024-06-12 07:37:52 | ビール紀行(関東)
前回の「大子ブルワリー」の続きです。


醸造所に到着。

     

     

     

私にとってはおなじみのこちらのログハウス風建物が醸造所兼レストランです。木造の平屋、素敵です。

     

     

店内の様子。いつも変わらず温かみのあるウッディな店内です。外からの陽光と相まって癒されます。

     

レストランフロアの奥に鎮座する仕込みの釜です。この奥が発酵工程などがある醸造所になっています。

     

カウンター上のビールサーバー。かつては陶器製のサーバーが並んでいたのですが、醸造開始から20年以上経過してますので、老朽化で違うサーバーに代わってきています。

     

今回はこちらの窓際席でビールを頂きます。

(続く)



大子ブルワリー
茨城県久慈郡大子町大字上金沢1653
TEL:0295-72-8888

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癒しの醸造所 大子ブルワリー(その1)

2024-06-10 18:08:35 | ビール紀行(関東)
今回からは茨城県大子町の「大子ブルワリー」へのビール紀行をお送りします。こちらは私のビール紀行の原点でもあり、敬愛する醸造所の一つ。何度も訪問していますが、無性に訪問したくなる瞬間があり、つい旅に出てしまいます。こちらの特徴は硬派なドイツスタイルのビールと秘境系ロケーション。閑静な森が広がる田舎の風景を眺めながらのビールは癒されます。フードも忘れてはいけません。大子町特産の奥久慈軍鶏も大きな魅力です。醸造所兼レストランへのアクセスですが、JR水郡線の常陸大子駅からバスで約15分。バスの本数が少ないので、鉄道との組み合わせを入念に検討しなければなりません。そんなアクセス環境に有力な交通手段が加わりました。大子町が支援する大子AIタクシーです。事前予約制のディマンド型ですが、配車時間は希望を聞いてくれますので、鉄道と合わせやすくなっています。今回はこの大子AIダクシーを利用して、醸造所に向かいます。ちなみに訪問時は随分前で昨年末のことでした。

     

     

JR水郡線で常陸大子駅に到着。水戸からはるばるですね。関東の端っこで、福島県はすぐそこです。

     

     

常陸大子駅と駅前の様子。数年前に駅舎は風情あるシックな色の建物にリニューアルされました。駅前のロータリーから各方面もバスが発着しています。今回はこちらに大子AIタクシーの配車をお願いしています。

     

     

     

タクシーに乗車すること約10分。降車をお願いしていた「志那志口」バス停で降ります。運賃300円、激安!

     

     

バス停からは国道に出て、少し歩くと、大子ブルワリーに到着です。

(続く)



大子ブルワリー
茨城県久慈郡大子町大字上金沢1653
TEL:0295-72-8888

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音楽家が醸す Teenage Brewing(最終回)

2024-02-26 18:50:23 | ビール紀行(関東)
前回の「Teenage Brewing」の続きです。


次に頂いたのは「The Seed (Ume)」(梅クロモジゴーゼ)。

     

     

越生の梅の香りと塩気が絶妙にマッチ!あとからクロモジの香り。心地よい強めの酸味が効く。激しく旨い!梅の香りと塩気・酸味が調和する、これこそゴーゼという感じのビールです。塩気がこれほど出ているゴーゼも珍しい。クロモジの香りと後を引く酸味が良い!

     

フードのメニューです。食事の種類はミニマムですが、ご飯ものもあるので、しっかり食べたい人も大丈夫。

     

     

頂いたのは、やはりビールのお供の定番のソーセージ。「こぶたのしっぽさんのソーセージ盛り」です。地元のソーセージ屋さんのようです。お肉の旨味と程よい塩味の素晴らしいバランスのソーセージ。特に、クミンシードの入ったチーズ入りのソーセージが香り豊かで美味しい!

     

     

最後は「Space Echo」(TIPA)で締め。見た目はミックスジュース。シトラス寄りのトロピカルなホップの豊かな香り。モルトの旨味はやや豊かでジューシー。ホップによる酸味と苦味が心地よく効く。シトラス系がメインのアメリカンホップが炸裂する、クリーンなイメージのインペリアルIPA。激しく旨い!ドリンカブルなので、危ないビールです。

今回はこれにて終了。こちらのビール、ほとんどがIPAで意欲的。IPAも似たり寄ったりではなく、多様性が楽しめます。その中で頂いたゴーゼが秀逸。しっかりと塩気を出せたのは越生の梅との相性だと思います。

こちらの醸造所は、今後ますます頭角を現していくことでしょう。



Teenage Brewing
埼玉県比企郡ときがわ町馬場435 ー1

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音楽家が醸す Teenage Brewing(その3)

2024-02-22 16:14:23 | ビール紀行(関東)
前回の「Teenage Brewing」の続きです。


ビールのメニューです。

     

     

店内に大きく掲示されていますが、手元のメニューの方が説明があって、見やすいです。ビールの種類は10種類。うち2種は他の醸造所とのコラボビールです。これだけ多いと組立に悩みますね。

     

     

最初に頂いたのは「Teenage」(DDH IPA)。オレンジ、マンゴー系のトロピカルなホップが炸裂!モルトの旨味はしっかりジューシー。ホップの苦味と渋味がしっかりボディを引き締める。旨い!オレンジやマンゴー系のホップの香りが広がる、ジューシーなダブルIPAです。アルコール感を感じさせない、ヤバいビールですね。

     

     

続いては「Earworm」(DDH West Coast IPA)です。膨らみのあるモルトの甘い香りとハーブのようなホップの香り。モルトの旨味はしっかりで、ホップのしっかりした苦味が響く。旨い。モルトの豊かな香りが特徴の、典型的なIPAらしい苦味が効くビールです。

(続く)



Teenage Brewing
埼玉県比企郡ときがわ町馬場435 ー1

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音楽家が醸す Teenage Brewing(その2)

2024-02-19 11:20:18 | ビール紀行(関東)
前回の「Teenage Brewing」の続きです。


醸造所に到着。

     

     

元は木工所だった建物をリノベーションした醸造所だそうです。なので何も知らないで通りかかっても、ビール造っているとは気づきません。

     

     

1階の入り口付近の窓からは醸造所の中の設備が確認できます。

     

     

     

店内の様子。外観とは違って、かなりアートな空間が広がります。しかも全てが統一されているのではなく、エリアごとに違った個性を見せています。

     

     

入口付近の窓からは醸造所の様子を見ることができます。仕込みの規模は約800Lで、発酵タンクが800L×6基、ブライトタンクが800L×2基という体制。結構、大規模です。最初から今後の展開を見据えての初期投資だそうです。

     

     

     

店内に冷蔵庫を発見。ぎっしりと缶製品が並んでいます。個性的なジャケットのデザインもこちらの特徴。約500mlのサイズもいいですね。

     

店内に入る時は気づかなかったのですが、外にも客席がありました。オープンエアのテラス席で、こちらでビールを頂くのもよさそう。

それではビールを頂きましょう。

(続く)



Teenage Brewing
埼玉県比企郡ときがわ町馬場435 ー1

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音楽家が醸す Teenage Brewing(その1)

2024-02-17 23:02:53 | ビール紀行(関東)
今回からは埼玉県ときがわ町の「Teenage Brewing」へのビール紀行をお送りします。Teenage Brewingは2023年春に誕生したばかりの新規醸造所。音楽家の方がビール醸造を手掛けるだけあって、アーティな要素とセンスが感じられる醸造所です。誕生からまだ1年も経っていませんが、既に人気は高く、ビール好きの間では高い定評を得ています。醸造所&タップルームはJR八高線の妙覚駅から徒歩約12分の場所に位置し、緑豊かな心癒されるロケーションにあります。残念ながら八高線の本数は多くないので、今回はお隣の越生駅からバスと徒歩で醸造所に向かいました。ちなみに訪問時期は随分前で昨年の夏のことでした。

     

     

     

東武鉄道の越生線で越生駅に到着。お隣の線路がJR八高線で、本来なら八高線に乗り換えるところですが、時間が合わず、バスを利用します。

     

     

越生駅東口です。駅前のバス停から、ときがわ町路線バスに乗ります。

     

     

バスに乗車すること約8分、「鹿の下」バス停で下車します。

     

     

     

バス停からは八高線に沿って北上する道をひたすら歩いていきます。徒歩15分ほどで、ときがわ町に入りました。

     

     

     

ときがわ町に入ったら、ラストスパート。そこから数分歩くと左手にそれらしい建物が見えてきました。「BEER BREWERY」の看板発見。醸造所に到着です。

(続く)



Teenage Brewing
埼玉県比企郡ときがわ町馬場435 ー1

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目の前は海 HUMANS BEER(最終回)

2022-12-08 13:05:22 | ビール紀行(関東)
前回の「HUMANS BEER」の続きです。


最初に頂いたのは「バナンゴー ヴァイツェン」(フルーツヴァイツェン)です。

     

     

ほんのりフェノール香とかなり穏やかなマンゴーの香りが重なる。モルトの旨味は控えめで、小麦の優しい口当たり。心地よい酸味が効く。旨い。穏やかで抑えめのフェノール香が特徴の、見た目とは裏腹にあっさりヴァイツェンです。

     

     

続いては「ダンシング・ツリーズ」(ヘイジーIPA)です。注ぐと「ドロッと」した感じ。大人のミックスジュース!トロピカル系のホップの香りが広がる。ライム系の香りも。モルトの旨味はややしっかり。ホップの苦味と渋味がしっかり効いて、心地よくボディを引き締める。旨い!トロピカル系とライム系のホップの香りが絡むヘイジーIPAです。

     

     

最後は「ローリーズロリポップ」(DDHヘイジーIPA)。大量のモザイクホップを使用。ライムがかったトロピカル系のホップの香りが広がる。モルトの旨味はしっかり。ホップによる渋味はやや控えめでここ心地よく効く。旨い!ライムがかったトロピカル系のホップの香りが特徴の、バランスのとれたヘイジーIPAです。ダブルドライホッピングというほどの香りの強さではありません。

今回はこれにて終了。こちらのビール、IPAを得意としているそうで、アメリカンなホッピーなビールが特徴。しかしながら、それほどホップのキャラクターが突出しているわけではなく、程よいバランスです。目の前は海!お出かけ感に浸りながらのビールは最高です。

     

帰りに箱根ビールの足柄ヴァイツェンのお味をみるために、えれんなごっそへ。今年の足柄ヴァイツェン、例年よりもあっさりした味わいでした。



HUMANS BEER
神奈川県足柄下郡湯河原町福浦437-6

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目の前は海 HUMANS BEER(その2)

2022-12-06 20:30:50 | ビール紀行(関東)
前回の「HUMANS BEER」の続きです。


醸造所に到着。

     

     

     

灰色の建物の1階部分が醸造所のようです。窓から設備が見えています。左手の赤い建物1階でビール直売をしています。

     

     

テーブルの上にサンプルが並んでいて、スタッフの方を読んでオーダーします。直売所には若干ながら椅子とテーブルがあるので、こちらで購入したビールを飲むことができます。栓抜きも完備。

     

     

     

この日販売されていたビールは4種類。それぞれ細かくストーリーが描かれています。

それではビールを頂きましょう。

(続く)



HUMANS BEER
神奈川県足柄下郡湯河原町福浦437-6

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