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ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

今、糸島が熱い! CAMOSI BREWING(前編)

2024-04-18 17:58:44 | ビール紀行(九州・沖縄)
全国各地にビール醸造所が誕生する中で、個人的に注目しているのが福岡県の糸島です。食の宝庫としても定評の高いこの地に、近年2つの醸造所が誕生しました。これはハシゴして訪問したい所。今回からのビール紀行はそんな糸島の醸造所を巡る旅。まずは糸島市の「CAMOSI BREWING」へのビール紀行をお送りします。事前情報としては、こちらの醸造所はアメリカ系のビールを造らていることのみで、ほぼ事前情報なしで訪問してみました。訪問時は昨年のまだ熱い時期でしたが、その時は醸造所で缶ビールの販売とタップ出しのビールが飲めるということでした。醸造所へのアクセスですが、JR筑肥線の筑前深江駅から徒歩約10分です。どんなビールが待っているでしょうか。

     

     

JR筑肥線の筑前深江駅に到着。福岡市営地下鉄から続くこの路線も、ここまで来るとかなりローカル感が強くなってきます。

     

     

筑前深江駅と駅前の様子。駅舎自体は近代的ですが、かなりローカルな駅です。駅前はのんびりとした時間が流れています。

     

     

     

駅から徒歩で醸造所に向かいます。駅からは南の方向へ。

     

     

駅から歩くこと約10分。飲食店らしき建物が見えてきました。その先に醸造所発見。到着です。

(続く)



CAMOSI BREWING
福岡県糸島市二丈深江2545-1

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熊本に根付く ダイヤモンドブルーイング(最終回)

2024-03-27 12:46:14 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「ダイヤモンドブルーイング」の続きです。


ビールのメニューです。

     

ケグ出しのビールは4種類で、この他に缶・ボトルビールがある模様。かなり個性的なラインナップです。

     

     

最初に頂いたのは「YAMAYODARE -HELLES-」。最近、クラフトビールでヘレスをよく見かけます。流行りでしょうか。クリスピーなモルトの香りとスパイシーな香り。モルトの旨味は控えめでドライ。ホップの苦味はほとんどなく、ほんのり酸味のアクセント。旨い。スパイシーな香りとライトな味わいが特徴のオリジナル解釈のヘレスです。エレガントな感じ。

     

     

食事のメニューです。ランチメニューなのでアイテム数がかなり限られています。これなら決まるのも早い。

     

     

注文したのは「梅肉プレミアムポークステーキ」。白ワインリンゴソースを選択。ワインリンゴソースはさっぱりで優しい味わい。しっかりした豚肉の美味さを受け止めます。香草がいい演出をしています。

     

     

お肉に合わせるべく次に注文したのは「YAMAYODARE -IPA-」。IPAとしては品のある柑橘系のホップの香り。モルトの旨味はしっかり目で、ホップの苦味がしっかりながら心地よく効く。旨い!流行りのウェストコーストIPAの強い個性を上手く抑えた、ドリンカブルなIPAです。こういう解釈もありですね。

     

     

最後は「Yuzu y Te」で締め。台湾茶と柚子のピールを使用したベルジャンストロング。柚子の香りとお茶らしい香りが漂う。ベルジャン酵母によるライチと干し草のような香り。モルトの旨味はしっかり濃厚ながら、柚子や酵母による酸味が鋭く効く。旨い!柚子の香りと酸味がスタイルに上手くハマったベルジャンストロングです。

今回はこれにて終了。こちらのビール、伝統的なスタイルをベースとしながら、オリジナルのアレンジが施されているのが特徴。アメリカンなスタイルのものは、ホップの香りと苦味が抑えめで、モルトに振った仕上がりです。ベルジャン系がお得意なようで、瓶内二次発酵のビールも飲んでみたいです。

次は熊本の繁華街にある直営店かな。



KUMAMOTO DINER KAEN(現在は閉店)
熊本県熊本市西区春日3-26-47 アミュプラザくまもと 7F

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熊本に根付く ダイヤモンドブルーイング(その4)

2024-03-24 22:17:47 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「ダイヤモンドブルーイング」の続きです。


醸造所を後にして、熊本駅前に移動。

     

     

JR豊肥本線で熊本駅に到着。途中、バスに乗車したりと、時間がかかってしまいました。

     

     

目指すは熊本駅前の大きなビル、このAMUPLAZA内にある醸造所直営レストラン「KUMAMOTO DINER KAEN」(現在は閉店)。

     

     

エレベーターで7階に上がると、お目当てのお店に到着。総合商業施設の中にあるだけあって、明るい感じのお店です。

     

     

店内の様子。気軽に入れるカフェレストランといった感じ。高層階なので窓からの眺望も良いですね。

     

カウンターの背後にあるビールサーバー。個々にガス圧調整可能なサーバーが、只者ではない証拠です。

それではビールを頂きましょう。

(続く)



KUMAMOTO DINER KAEN(現在は閉店)
熊本県熊本市西区春日3-26-47 アミュプラザくまもと 7F

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熊本に根付く ダイヤモンドブールイング(その3)

2024-03-20 16:29:34 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「ダイヤモンドブルーイング」の続きです。


醸造所併設レストランの店内の様子。

     

     

     

少し広めのテーブル席フロアとカウンター席。少しゆったりしていますので、タップルームというよりは食事をしっかり頂ける感じです。

     

カウンターに近い壁にはガス圧調整可能なビールサーバーが5本設置されています。

     

ビールのメニューです。メニューのは7種類ありますが、ケグに繋がっていたのは5種類。

     

     

最初に頂いたのは「BLUE」(ホワイトエール)。Bar Blueとのコラボビールとのこと。スパイシーな香りとベルジャン酵母によるエステル香。モルトの旨味はやや控え目で、ホップの穏やかな苦味と爽やかな酸味が効く。旨い!スパイシーな香りと心地よい酸味が特徴のベルジャンホワイトです。

     

     

続いては「芳野エール」(ペールエール)。芳野地域のブラッドオレンジを使用。モルトのしっかり香りとブラッドオレンジも混じっているか柑橘系ホップの香り。モルトの旨味はしっかりで、ホップの苦味は陰で支える程度。旨い。

     

     

そして3種目、「GOA ウェスト・コーストIPA」。モルトの旨い香りとホップの豊かな香り。モルトの旨味はしっかりで、モルトの旨さが前面に出る。ホップの苦味は意外にやや控え目。旨い。モルトの旨味と個性が際立つIPAです。

この後、熊本駅前の直営レストランに移動してビールを頂くため、こちらではこれにて終了。是非、食事とともに頂きたいビールでした。

スタッフの皆様、色々とご対応有難うございました。

(続く)



BREWERY KAEN
熊本県熊本市東区長嶺南3-1-102
TEL:096-384-0178

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熊本に根付く ダイヤモンドブルーイング(その2)

2024-03-18 23:05:25 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「ダイヤモンドブルーイング」の続きです。


醸造所に到着。

     

こちらは醸造所兼レストラン「BREWERY KAEN」。いわゆるブルーパブですね。

     

お店の裏に回ると、醸造所の建物が存在します。店舗内の醸造所に加えて、醸造能力増強でこちらに拡張した模様です。今回は事前にお願いして醸造所を見せていただくことになっています。

     

醸造所内の様子。こちらは新規に設置した発酵タンク。500L×4基という体制。この後見ますが、仕込みの規模が250Lなので、ダブルバッチで対応する形になります。

     

こちらは既存の醸造所内にある仕込みの設備で、先述のように250L、ミニマムクラスですね。

     

     

こちらはブルワリーレストランからガラス越しに見えるようになっている既存の発酵タンクです。仕込みの規模に合わせて、250L×3基という体制です。多品種展開しやすい醸造体制ですね。

それではこちらのブルワリーレストランでビールを頂きましょう。

(続く)



BREWERY KAEN
熊本県熊本市東区長嶺南3-1-102
TEL:096-384-0178

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熊本に根付く ダイヤモンドブルーイング(その1)

2024-03-16 12:20:21 | ビール紀行(九州・沖縄)
今回からは熊本県熊本市の「ダイヤモンドブルーイング」へのビール紀行の模様をお送りします。熊本市内のビール醸造所といえば、長年、熊本クラフトビールのみだったのですが、2018年にダイヤモンドブルーイングが醸造を開始し、熊本に根付く醸造所として成長を続けています。ちなみに滋賀県近江八幡市に「ダイヤモンドブルワリー」がありますが、「ダイヤモンドブルーイング」とは別資本の醸造所です。ビールのスタイルはエールを中心に多彩。副原料を使用したビールやベルジャン酵母を使用したビールが得意なようです。ダイヤモンドブルーイングの飲食施設は、熊本市郊外にある醸造所兼レストラン「BREWERY KAEN」と熊本市中心部にある「WORLD BEER TERMINAL KAEN」で、こちらで種類豊富なビールと料理を楽しむことができます。実は今回のビール紀行は昨年夏のもの。その当時は熊本駅前に直営の「KUMAMOTO DINER KAEN」も営業されていました。現在は閉店になっているようですが、醸造所とともにこの熊本駅前のお店を訪問しました。

     

     

ソラシドエアーで熊本空港へ。着陸時に阿蘇山の眺望が楽しめるのがいいですね。

     

     

熊本空港からは空港リムジンバスで熊本市内へ移動します。

     

バスに乗車すること約20分。熊本市中心部ではなく、郊外にある「益城インター口」バス停で下車します。ここから徒歩で醸造所に向かう予定でしたが、気温が高すぎて断念。タクシーを拾います。

     

あっという間に醸造所に到着です。

(続く)



BREWERY KAEN
熊本県熊本市東区長嶺南3-1-102
TEL:096-384-0178

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沖縄のドイツ! ウォルフブロイ(最終回)

2023-12-30 16:52:50 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「ウォルフブロイ」の続きです。


続いて頂いたのはヘーフェ・ヴァイツェン。

     

     

クローヴ系の穏やかなフェノール香。モルトの旨味はヴァイツェンとしては控え目で、こちらもヴァイツェンとしては控え目な酸味が漂う。旨い。フェノール香と酸味が全体的に控え目なヴァイツェンです。

     

     

おつまみもいくつか販売されています。こちらは「スモークドハム」。スモークはほんのりで、塩味の効いたビールに合う味わいで美味しい。

     

     

最後はヴァイツェン・ボックで締め。焙煎モルトの甘い香りと厚みのあるフェノール香。モルトの旨味はしっかり重厚。ヴァイツェンらしい酸味がしっかり効く。旨い。焙煎モルトの甘い香りとしっかりフェノール香が特徴のヴァイツェン・ボックです。

今回はこれにて終了。こちらのビール、ドイツ人仕込みとあって本格的な現地のマイクロブルワリーの味わい。特にピルスナーはドイツのケラービアを彷彿とさせる、うなるレベルの味わいでした。

こちらは地元の人に人気があるようで、開店と同時に満席という状況。しっかりとしたレストランスペースがあると、食事と一緒にゆっくりビールを楽しめるので、いいかもしれません。

     

醸造所を後にして頂いたのは、お約束の沖縄そば。お出汁が絶品でした。
   


ウォルフブロイ
沖縄県那覇市首里池端町34
TEL:098-975-5669

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沖縄のドイツ! ウォルフブロイ(その3)

2023-12-28 16:52:35 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「ウォルフブロイ」の続きです。


ビールのメニューです。

     

ビールの種類は6種類。うち伝統的なドイツスタイルが5種類です。近年、ここまでドイツスタイルが揃うブルワリーは少ないと思います。

     

     

最初はもちろんピルスナーから。甘くうっとりするくらいのエステル香とホップの香り。モルトの旨味はしっかりでフルボディ。ホップの苦味が心地よく効く。激しく旨い!甘く豊かなエステル香が特徴のフルボディのピルスナーです。ドイツで飲んだケラービアそのまんま。

     

     

続いてはアルト。カラメルモルトとエステル香が素晴らしい!モルトの旨味はしっかりで、ホップの苦味がボディを支える。激しく旨い!素晴らしいカラメルモルトの香りとエステル香が融合した、本場さながらのアルトです。

     

軽いおつまみに、ミックスナッツを頂きました。

(続く)
     


ウォルフブロイ
沖縄県那覇市首里池端町34
TEL:098-975-5669

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沖縄のドイツ! ウォルフブロイ(その2)

2023-12-23 12:54:56 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「ウォルフブロイ」の続きです。


醸造所に到着。

     

     

こちらの建物の1階が醸造所兼タップルーム。この日はお店の前にキッチンカーが出店していました。

     

     

     

店内に入るとカウンターがあり、その背後には醸造所が迫っています。ガラス越しに見える醸造設備は規模が大きく、所狭しと詰まって並んでいます。スタッフの方によると、仕込みの規模は1000Lで、発酵タンク1000L×6基、貯酒タンク2000L×2基だそう。近年の中ではかなり大きな醸造能力です。

     

     

カウンター前はタップルームのスペースとなっていて、若干のテーブル席が用意されています。

     

カウンター上には立派で硬派なビールサーバーが鎮座。タップ数は6つです。

それではビールを頂きましょう。

(続く)
     


ウォルフブロイ
沖縄県那覇市首里池端町34
TEL:098-975-5669

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沖縄のドイツ! ウォルフブロイ(その1)

2023-12-19 21:24:01 | ビール紀行(九州・沖縄)
今回からは沖縄県那覇市の「ウォルフブロイ」へのビール紀行をお送りします。ウォルフブロイは2019年に醸造を開始した比較的新しい醸造所。ビール純粋令に基づきドイツ人ブルワーが手掛ける本格的なドイツビールが特徴です。日本全国に伝統的なドイツビールを醸造する醸造所はいくつかありますが、南国沖縄という地とドイツビールの掛け合わせは新鮮なものを感じます。醸造所にはタップルームがあり、フレッシュなビールをその場で楽しむことができます。こちらのビール、前評判が良かったので、訪問を楽しみにしていました。醸造所へのアクセスですが、ゆいレールの儀保駅から徒歩約10分。観光名所の首里城に近い場所にあります。

     

     

ゆいレールで儀保駅に到着。那覇市中心部から約15分ほどです。

     

     

初めて来たのですが、ここ儀保駅は高台に位置し、眺望が素晴らしい。那覇市街をはじめ、遠くは海まで見渡せて気持ちがいいロケーションです。首里城も望みます。

     

     

     

儀保駅から歩いて醸造所を目指します。沖縄らしい町並みは新鮮です。

     

     

     

途中、住宅街の丘を越え、幹線道路へ。少し歩くと右手にそれらしい看板が見えてきました。醸造所に到着です。

(続く)
     


ウォルフブロイ
沖縄県那覇市首里池端町34
TEL:098-975-5669

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