リタイアじーじの徒然絵日記

定年オヤジの徒然絵日記です。趣味の写真等思いつきで書きます。いい加減な内容も有りますがご容赦ください。。

フランスとイギリス(4) 王妃アリエノール(中世史上最も美女の誉れ高い王妃)

2023年02月18日 | フランスこぼれ話

フランスとイギリス (4)

イングランドのフランス領土の話となると、アンジュー帝国すなわちイングランドのプランタジネット王朝はフランスに歴代最大の領土持っていました。現在のフランス本土の半分はアンジュー帝国でした。帝国は1154 - 1214年まで存続しました。

この時最盛期は、英国本土の領土を含めるとフランス王の領土を圧倒していました。
そしてこの王朝には英国史上最も武力に優れたリチャード獅子心王、そして史上最低の王と言われるジョン失地王等 映画アイバンホーとかロビンフットに出てくる有名な王様の王朝でした。

そもそもこの王朝のストーリーはとても興味のわく経過でした。
その立役者は、中世史上最も美女の誉れ高い女性の物語がありました。
その女性の名前はアリエノール・ダキテーヌその子孫が各国の王族になったことより
ヨーロッパの祖母と言われているとのことです。

ウィキペデイアより 王妃アリエノール(フレデリック・サンズ画、1858年)フレデリック・サンズ • public  domain 

調べた所この女性飛んでもない王妃様でじゃじゃ馬で波乱万丈の人生でした。

フランス王妃 → 夫共に十字軍遠征 → 遠征中に浮気 → 帰国後離婚 → 今度はイングランド王妃 →そして、夫と喧嘩して→十年以上幽閉されてしまいます。


小生、まさに歴史に埋もれていますが、史上最強の女性ではないかと思っています。

彼女はフランスの有力貴族アキテーヌ公の娘で領土は当時のフランスの1/3を占めていました。兄弟が早世したため彼女が相続人なりました。
色々な経緯はありますが、15歳でフランス王ルイ7世と結婚することになりました。
修道院育ちの真面目で地味なルイに比べ社交界の華と呼ばれるほどのアリエノールとはなかなかうまくいきませんでした。

政治にいろいろ口出して翻弄したようでした。大人しいルイをお転婆のアリエノールが振り回すという感じですかね‼️


この二人なんと十字軍の遠征にも二人で遠征しておりどれだけ鬼嫁だったのでしょうか??  結局、この遠征失敗に終わりかつアリエノールの浮気疑惑もありフランスに帰国後離婚することに成りました。

まさに 王妃アリエノールはありえなーい!!!

今回は以上

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