米大リーグ、オールスター戦の三回、球宴で初本塁打となる先制3ランを放つドジャース・大谷翔平
(16日、アーリントン)=共同
【アーリントン=共同】
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平(30)が16日、テキサス州アーリントンのグローブライフ・フィールドでのオールスター戦にナショナル・リーグの「2番・指名打者」で先発出場し、三回に球宴で初本塁打となる先制の3ランを放つ活躍を見せた。
4年連続でファン投票により選ばれた真夏の祭典で、2007年にランニング本塁打を記録したイチロー以来となる日本選手2人目の本塁打をマークし「なかなか打てていなかったので、1本打てて良かった」と喜んだ。
メジャー1年目で選出されたカブスの今永昇太は、ナ・リーグの投手として4番手で登板し、1回を三者凡退に抑えた。
試合はアメリカン・リーグが5-3で勝った。
大谷は試合前のレッドカーペットショーに、妻の真美子さん(27)と手をつなぎ登場。
裏地に愛犬のデコピンの姿がプリントされた茶色のスーツを着用し、大歓声を浴びながら歩き「何度来ても素晴らしい。本当に光栄」と語った。
大谷はア・リーグのエンゼルスに在籍していた昨季、日本選手初の本塁打王を獲得。ドジャースに移籍した今季も好調で、ナ・リーグトップの29本塁打を打って前半戦を折り返し、2年連続の本塁打王や三冠王も視野に入る。
大谷は21年にオールスター戦に初出場し、史上初の投打「二刀流」でプレー。その後は打者のみで出場している。
日経記事2024.07.17より引用