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中国四国鈍行旅行に行ってきた4 2日目 栗林公園観光

2012-01-10 00:39:27 | 旅行・鉄道


【シリーズ:中国四国鈍行旅行に行ってきた】
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さてさて、旅行もようやく2日目です。
この日の予定は、午前中にミシュランガイドで三ツ星に選ばれている栗林公園を観光し、
午後は高松港から宇高フェリーで対岸の宇野へ渡り、さらに宇野線で岡山へ移動します。
そしてホテルでチェックインを済ませたら、すぐに岡山後楽園を観光する、というのが2日目の予定です。


栗林公園は11月に旅程を組んだ際にはまったく行く予定が無かったところです。
ただ、旅程を両親に話した際に「後楽園を見逃してもいいから、栗林公園には行っておけ」
と強く推されたので、予定を組み替えて行くことにしたのでした。





この日は朝食の無い宿泊プランだったので、高松駅ビルのCOM高松内にあった
UCCカフェプラザCOM高松店にてモーニングセットを注文。
高松に旅行に来た人は、朝食もうどんを食べるんじゃないかと思いますが、
朝からうどんというのは経験が無いので、無難な選択にしてしまいました。




腹ごしらえを済ませたら、いよいよ栗林公園へと向かいます。
JR高徳線で栗林公園北口駅、ことでんバスで栗林公園前などの手段もありますが、
せっかく高松に来たので、高松琴平電気鉄道、通称琴電にて栗林公園駅から歩くルートをとりました。




高松築港駅とことでん。
高松駅とは少しだけ離れています。
横断歩道の待ち時間を含めて、徒歩3分くらいかな。





トイデジカメSQ30mでパシャリ。
もともと味のある車両が、もっと味のある見た目になりますね。





3駅8分ほどの乗車で栗林公園駅に到着です。
「くりばやし」ではなく「りつりん」と読みます。
観光に来ていた親子が居て、子どもが

「くりりんこうえん」

と読んでいて思わず噴出しそうになりました(;´~`)





8時40分ごろに栗林公園駅に到着し、さあ栗林公園に行くぞ!
と、ここまで来たところで問題発生。
ホテルの鍵をロビーのある場所に置き忘れていることに気がついたのです。
慌てて逆方面のことでんに乗り換え、ホテルに戻ったところ、
目に付きにくいところに置いたせいか、鍵をちゃんと回収することができました。
無くなっていたらと思うとぞっとします……

その後、ことでん高松築港駅に戻ったら、ちょうど発車した直後。
流れの悪いときには、悪いことが重なるものです。
しょんぼりしながらしかたなく駅舎を後にしたところ、栗林公園前を通るバスを発見しまして、
どうにか予定より45分ほど遅れて、栗林公園に入ることができました。




高松築港駅→栗林公園駅→高松築港駅→ホテル→栗林公園前バス停
という、迷走したGPSログの軌跡となりました(;´~`)









ついに栗林公園に到着!
いきなり広い!





樹々の緑と梅林橋の紅とのコントラストがステキ。





南西にある石壁に流れる桶樋滝は旧藩主の観賞用で、
山の中腹にある桶まで家来が水を運んで流していたんだとか。

「滝が見たいのう」「はっ、ただいま!」

なんてやり取りがあったのかも?

ちなみに現在は、ポンプの力で水を運んで流しているんだとか。
それを聞いてしまうと情緒もへったくれもありませんね(笑)





南西の端にあった、行き止まりの小道。
落ち葉を踏み踏み歩くのは楽しいものです。





入場券売り場でいたもらえる公園案内図。
60分モデルコースが北門からと東門からの2通りあって、
初めて来た人でも見どころが分かりやすいようになってます。





紫雲山にこの図を向ければ迷わない。
小さなことですが、この配慮はいいですね。





園内随一の眺望景観といわれる飛来峰からの眺め。
確かにすばらしい眺めです。
栗林公園は松が非常に多いので、真冬に来ても緑が綺麗でした。
園内の松は約1400本と、日本一なんだそうですよ。





飛来峰近くにある吹上亭の脇の川は、赤い川底。



石はたぶん花崗岩なんだけど……赤いのはなんなんだろう?





偃月橋のたもとから見えるハート型をした「恋ツツジ」は
剪定作業中に偶然できたものなんだとか。
カップルに人気の撮影スポットだそうですよ。





こちらは芙蓉峰からの眺め。
これもなかなか。





期待して行った栗林公園でしたが、ミシュラン三ツ星は伊達じゃない!
アクシデントの影響で1時間10分ほどしか回れなかったのがもったいない、
そう思わせられるくらい、栗林公園はとてもよいところでした。

この日の午後には岡山の後楽園も見ているのですが、どちらが良かったかと聞かれたら
間違いなく私は栗林公園のほうだと言います。
広い敷地内に、木々あり水あり石あり山ありと、さまざまなモノが配置され、
しかもそれらがうまく融合しあっているさまには驚かされました。
ただ歩いているだけで楽しくなりましたよ。
花のあまり多くない真冬でも美しいというのも素晴らしい。
今回は駆け足での観光だったので、次に来たときは半日じっくり回りたいと思います。




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