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藤野の金剛山・鉢岡山・宝山を登ってきた

2012-10-06 22:28:35 | ハイキング・登山


ようやく涼しくなって、ハイキングシーズンの到来となりました。
去年の秋は天覧山・多峯主山を皮切りに、9~11月の3ヶ月間に蓑山御岳山日和田山と4つの山に登りました。
今年の秋もまた、いろんな山に登りに行こうと計画中です。

とはいえいきなり、キツイ山に登ってはバテてしまうので、まずは肩慣らし、いや脚慣らしとして低めの山に登ってきました。
今回登ってきたのは藤野駅の南にある、金剛山・鉢岡山・宝山です。





まずは藤野駅へ向かうため、中央本線に乗ります。
高尾駅から先は115系。急に旅行気分になりますね。





藤野駅です。
随分駅舎が新しいですが、これは今年の8月に完成したばかりとか。






スリーエフで昼食と飲み物を購入し、トイレを済ませたら山に入ります。
金剛山の登山口には鳥居があるので、すぐにわかります。



おや、なにやら看板がありますね。





ク、クマーー!?((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル
先日長野市内に出没して話題になりましたが、この辺りでも出るようです。
しょっぱなからおっかない看板を見せられて、ビクビクしながら登り始めました。







最初は歩きやすい山道です。
金剛山神社への参道だからでしょうか。






しかし段々とやぶ道になっていきます。
参道になっているものの歩く人が少ないようで、下草が伸び放題です。




十六合目付近からの眺め。
手前は日連の集落、奥が藤野駅になります。
道は荒れてますが、眺めはなかなかです。





十八合目が金剛山の山頂になります。
ここには金剛山神社があり、その横には丸太で作った簡単なベンチもあります。
ここで神社の脇の道を進んでしまうと、山を降りてしまいます。
縦走ルートは青い看板の指している方になるので注意が必要です。





神社から15分ほど歩くと峯山頂に到着です。
ここが縦走中唯一のまともなベンチ。
そしてここが全行程中で最も見晴らしが良い場所になります。
お昼ご飯を食べるならここがベスト。というか他にいい場所はありません。





6月に登った三頭山や東京都最高峰の雲取山が見えます。
登ったときには気付かなかったけど、三頭山って大きいんですね。






峯から15分歩くと杉峠に出ます。
峯からここまでの道では下草は多くないものの、たくさんのクモの巣が道を遮るようになりました。
ここからは手頃な枝を拾って、ぶんぶん振り回しクモの巣を壊しながらの登山です。
足元を気にしているとクモの巣にやられ、クモの巣に気を取られていると脚を滑らす。
なかなか大変な道でした。

ここでいったん縦走ルートから分かれ、鉢岡山へと進路を変えます。






杉峠から鉢岡山へ向かう途中、新和田峠からの眺め。集落がありました。
こういうのもいいですよね。






鉢岡山は防災無線の施設やテレビの中継塔があり、
その整備のために使うからか途中までは道が良く整備されています。
舗装はされていないものの、車が通るらしく非常に歩きやすいです。





謎の廃屋。作業小屋かなにかでしょうか。





木々の間から、相模湖が見えます。
実はこの辺りの山は相模湖の方向が開けていないので、
相模湖を見られるのは珍しかったり。





新和田峠から30分ほどで鉢岡山山頂に到着です。
鉢岡山烽火台跡とあるように、戦国時代にはここでのろしをあげて
岩殿山へと伝達した場所だったんだとか。

今はのろしはあがりませんが、テレビの中継塔は立っています。







鉢岡山から杉峠まで戻り、今度はそこから日連山を目指します。
このあたりは尾根伝いの道で高低差はあまりありません。
しかしいままで以上に登山道が下草に覆われ、どこに行けばいいのか分からない状況に。
里山だからってナメちゃいけませんね、見事に登山道をロストしました_| ̄|○




杉峠から35分ほどで日連山山頂到着。
残念ながら見晴らしはよくありません。
小休憩をとったら、すぐに宝山へと歩き始めます。





10分歩いて宝山山頂に到着。
ここもやっぱり見晴らしはよくないです。
到着したら、とっとと下山しましょう。





ここも曲者。
宝山の東を一気に下るので、かなりの急勾配です。
トラロープを掴み、木の根を足掛かりにしながら慎重に下りました。





さらに15分北側の鬱蒼とした林の中を歩いて、ようやく脱出。





拾った木の枝。
クモの巣を払ったり、時に杖の代わりになったりと、
まさに「相棒」として活躍してくれました。感謝。







その後藤野駅まで戻ったわけですが、なんだかんだで予想タイムを1時間もオーバーしてしまいました。
今まで登った山は登山道がしっかりしていたので、道を間違えても気付きやすかったのです。
しかし今回は登山道も下草に覆われていることが多く、正解ルートと確信を持って進めないことが多々ありました。
それでも

 ・クモの巣が妙に多い
 ・地面に積もった落ち葉が多い

など周囲の状況を冷静に見ると、正規ルートかどうかはなんとか判断できるようです。
なんだかアウトドアというか、もはやサバイバルの技術を磨きに行ったような感じでした(笑)


それから、山中にトイレはひとつも無い。これがこのコースの最大の難点でしょう。
藤野駅から金剛山登山口に向かう途中にあるスリーエフが、全行程中最初で最後のトイレです。
山に登り始めたら山を下って藤野駅に戻ってくるまで、トイレに行くことはできません。
もしもこの記事を見て行こうと思った方は、そこは頭に入れておいてください。


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