もう9月も終わり。
手帳コーナーには2013年1月始まりの手帳が並び始めました。
2011年・2012年と2年連続でMark'sの1日1ページ手帳「ED!T」を使ってきた私は、
迷わずED!T 2013年版のリフィルを購入。
去年は12月になってから買おうとして見つからず、あちこち探し回る羽目になったので、
今年は同じ轍は踏まないようかなり早めの購入となりました
2013年版リフィルは綴じ方に変更はありませんが、2012年版のように背の部分が厚紙になっていません。
なので180度にしっかり開くようになりました。
要するに2011年版の仕様に戻ったというだけですが。
よっぽど不評だったんでしょうねぇ。
背の部分の厚紙は無くなりました。
その他、主なフォーマットに変更無し。
月間カレンダーは2012年版に引き続き、巻頭にまとめられています。
●気に入ってるところ
ED!Tの良いところはとにかく自由度の高さでしょう。
B6サイズのページに印刷されているのは月・日・曜日とドット方眼、6~21時の時刻メモリ、
あとはページ最下部のその日に生まれた/亡くなった有名人が書かれているくらいで、ほとんどノートのようです。
なのでユーザーが好きなように使えます。
ドット方眼や罫線・日付の印刷も薄めで、目にうるさくありません。
このシンプルさが1日1ページタイプの先駆者である「ほぼ日手帳」に勝るところです。
●不満なところ
手帳というのは大多数の人に使いやすいように作られていますが、だかといってまったく不満が無いわけではありません。
不満点のひとつめは、あいかわらず日付の数字がすべて黒字で印刷されているところ。
パラパラとめくっていても、曜日がさっぱりわかりません。
土曜日を青で、とまでは言いませんが、せめて日曜日は赤字にして欲しいものです。
これは去年アンケートで出したんですけど、残念ながら採用してもらえませんでした。
だいたいページ右上の月間カレンダーは黒赤の2色刷りなので、メインの日付に赤字を加えられないこともないはず。
いくらか高くなってもいいので、2014年版こそは改善して欲しいところです。
しかたがないので2013年版も、土日はラインマーカーで塗ることにします。
もうひとつの不満点は重さですね。
ED!Tのリフィルの重さは285gほど。
いくら薄くて軽い紙を使ってるとはいえ、1日1ページともなると400ページオーバーになるため、
1冊の重さはそれなりになってしまいます。
重さ対策として、2013年版からはコンパクトなB7サイズの「ED!T-Lite」がラインナップに加わっていますが、
これだと小さすぎるしレイアウトも簡素すぎて好みじゃない。
そこで策となるのは、分冊化です。
私は2011年版は1~6月・7~12月の2分割、2012年版は1~3月・4~8月・9~12月の3分割で使っています。
3分割ともなると重さも厚みも3分の1と、かなり持ち運びやすくなります。
でも自分でバラすと綴じ糸がほつれるなど耐久性に問題が出てくるので、
できれば元から1ヶ月ごとか3ヶ月ごとに分けられていたらいいなと思います。
これもアンケートに書いたんですが、さすがに少数派でしょうね……
ちなみにED!T以外の1日1ページで分冊化されているものが欲しいなら、今のところ選択肢は2つ。
ひとつはモレスキン デイリーダイアリー カラーダイアリーボックス。
これは1ヶ月ごと異なる色になっていて、なかなかお洒落。
ただしモレスキンなんで、万年筆のインクとの相性に難があるんですよね。
しかも12冊セットで5460円とかなりお高め。
もうひとつはトラベラーズノートのリフィル 日記 (14255006)。
これは月や曜日は入っておらず、あらかじめ日付が印字された方眼ノートのようなもの。
1日1ページで2か月分が1冊になっています。
ただ、ED!Tのドット方眼に慣れた目に濃い目の方眼はきつく、
またMD用紙がパイロットのインキとの相性があまりよくないというのもあって、私は選択肢から外しています。
ということで、色々不満はありつつも、来年もMark's ED!Tを使うことになりました。
3年連続で同じ手帳を使うというのは初めての試み。
続けて使うからこそ、見えてくることもあるのでしょう。
慣れた中でも新しい使い方、発展的な使い方などが見つかるといいな、と思います。