DN-1000を買ったのは9月のはじめ。
そこから1ヶ月使ってみての感想を書き出してみます。
・高音キラキラ
BAらしい煌びやかな高音。
ごくまれに耳に痛いこともあるけど、基本的には楽しい音。
・低音は必要十分。
中高音に意識がいって量が少ないよう感じるが、イヤホンをCarbo Doppio(BA型)に着け変えると明らかに減るのを感じるので、
単なるBA型に比べるとちゃんと出ているようす。
ドーンとインパクトがくるのではなく、ブーーンと漂う感じ。
・遮音性はそれなり。ドッピオと同程度か。
喫茶店での作業で耳栓代わりに使える。
話し声全カットってほどではないけど。
これを着けて道を歩くのは躊躇するレベル。
・音場
音場はHA-FX700に比べると狭くなった。ベント穴が無いのでしかたがない。
とはいえ耳の後ろの方までは音が回るので、広がりがないわけでもない。
HA-FX700と同じような方向に広がるけど、DN-1000の方が近いところで鳴っている感じ。
イヤーピースの選択によって、結構変わる。
・DN-1000とDN-2000
聞き比べたら、1000の方が明るく楽しい音。2000はよりマイルドに広がる感じ。
Doppioを持っているし、癖の強いHA-FX700とのバトンタッチだし、
無難なのよりは特徴ある方がよいと思い、DN-1000にした。
・イヤーピースドカ盛り、ここまで多いとオーディオマニアでないとなにがなにやら。
・銅製ハウジングは重い。イヤーピースが合っていればさほど気にならない。
そう思っていたけれど、1ヶ月使ってみると気になってくる。
電車の中での使用ではそんなに気にならない。
喫茶店での作業時に使う際には、重みで少しずつズレていくのが気になってしまう。
ステムが太めなので、耳の穴にうまくフィットしてくれないのも原因になってるみたい。
イヤーピースを純正の中から色々選んでみたり、他社製のものを試してみたり、
試行錯誤しながらうまいことフィットするものを探している最中。
装着感がいまいちなところ以外はおおむね気に入ってます。
なにしろ鳴らす音が楽しい。
ハイブリッド型の醍醐味をそれなりの値段で味わえる、よいイヤホンだと思いますよ。