
夕暮れの湯布院にて
この日の宿は山ぼうしさんです。
素泊まり7000円と、いつもの旅行の2倍ほどかかってしまいましたが、これでも由布院だと安いほうだったりします。
年末ですし、人気度の高い観光地なのでこの値段でもしかたないかなぁと。
豪華ではないけれどお部屋は綺麗でしたし、なにより敷地内から湧出している専用の温泉があるのが魅力。
本当は宿のご飯がおいしいところだったらしいので、次回泊まるなら食事つきにしたいものです。
山ぼうしさん。華美な宿では決してありませんが、
アットホームな雰囲気が良かったです。
宿に着いたのが17時過ぎ。
部屋のお布団でゆったりしていたら、あっという間に18時を過ぎていました。
そろそろお腹が空いてくる時間帯……なのですが、夕食をどこにするかというのは、旅行中の非常に厄介な問題です。
鈍行一人旅だと特に、宿に着いて一休みすると「めんどくさいなー」と考えて、テキトーに済ませてしまいがち。
前回の旅行も、初日の夕飯はお店探しが面倒になって、高松駅の連絡線うどんで済ませましたし。
今回は宿の部屋に、ご主人おすすめのお店を載せたマップがおいてあったので、そこにあった串花さんに行ってみました。
いただいたのは
焼き鳥(もも・かわ・ぼんじり) おでん(大根・たまご・ごぼう巻き)
チキン南蛮 黒霧島(ロック)
こんな感じ。
焼き鳥の焼き具合は絶妙ですし、チキン南蛮も衣が薄めで食べやすく、ぺろりと完食してしまいました。
これで1560円はなかなか安いのではないでしょうか。
チキン南蛮の付け合わせのキャベツが新鮮だったのも好印象。
夜闇に浮かぶ金鱗湖
お腹いっぱいになったので、夜の由布院を散策してみることにしたわけですが、どこも開いてない!
駅前から続くいわゆる目抜き通りに面したお店であっても、半分以上は18時にはすでに閉まっていました。
湯の坪街道もおなじ。
この由布院というのは、夜は宿でゆっくりするタイプの観光地なんでしょうね。
いま流行りの由布院スイーツのお店も同様に18時には閉店しちゃうので、宿の夜に食べたい人は必ず、早めに買い込みましょう。
駅前通り、午後8時。
すでにほとんどのお店が閉じちゃってます。
さて、どこも開いていないので、こうなったら金鱗湖の方まで歩いちゃいましょう。
ここは朝霧で有名なところですが、明朝寝坊する可能性を考慮して、夜のうちにロケハンです。
夜霧も幻想的で、 向かい側の建物の灯りがぼんやりと湖面に映り乙なものでしたよ。
ただ、この雰囲気を写真に残すとなるとなかなかの難題です。最適露出がさっぱりわかりません……
金鱗湖の夜霧と昇るオリオン座。
幻想的な雰囲気は、写真ではなかなか伝えきれません……
そうそう、この夜はとても寒かったです。
なにしろ氷点下5℃ですから、東京で言う「寒い」とはワケが違います。
上はモンベルのULダウン+コロンビア デクルーズサミットジャケット、下はスキー用タイツ+EDWINの防風フィルム付きジーンズWILD FIRE
という組み合わせでしたが、それでも体の芯に染み込んでくるような、針のような寒さでした。
2日目に続く