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桧原村の三頭山に登ってきた

2012-06-17 01:11:38 | Photo

東京都で育った人ならたいてい知ってる桧原村(ひのはらむら)。
私も小学4年生の社会の授業で、東京都の地理を習っているときに存在を知りました。
それから二十年近くが経ち、初めて桧原村に足を運ぶことになりました。

今回のハイキングは、その桧原村にある三頭山です。
東京都と山梨県の境目にあたる山なので、アクセスに少々難があります。






新宿から中央線・五日市線と乗り継ぐこと1時間半弱、
そこから武蔵五日市駅からバスで山道を1時間15分ですからねぇ。
しかもこのバス、あまり本数が無いので混みます。
私が行ったときには1時間ほど立つ羽目になりました。




檜原都民の森に到着です。
山の中なのにこの辺りだけはしっかり整備されていて、かなり浮いています。
ちなみに自販機がここにあります。
五日市駅で飲み物を補給できなくても大丈夫です。





最初は川沿いの階段を進みます。





森林館を越えると、段々と山の中に入っていきます。
そうは言っても整備されてるので、とても歩きやすいです。




途中にあったツガの大木。
偶然にも太陽がいいところに入ってたので、神々しい写真になっちゃった。




登ってきた道を振り返るとこんな感じ。
さすがに桧原村、山深いとこですね。





都民の森入り口から30分ほどで鞘口峠(さいぐちとうげ)に到着です。
ここまではしっかり整備されたゆるやかな道ですが、
ここからは少しだけ荒れた、キツめの道になります。




三頭山はブナの原生林があることで有名なところです。
登山道はこのブナの林を抜けていきます。
ギリギリ新緑でしょうか、鮮やかな緑の下を歩くのは気持ちがいいものです。
スギ林と違って、ブナの林は見ていて飽きません。






鞘口峠から50分ほどで見晴らし小屋に到着。
かなりしっかりした小屋が建ててあるので驚きます。
でもここ、ぜんぜん見晴らし良くないんですけどね……





ブナの大木。ここまで育つのに何年かかるんでしょうか?





見晴らし小屋を越えてもダラダラ登ります。
また45分ほど登ると、それまでは無かった木の階段が!




少し登るといきなり大きな構造物が!





三頭山東峰の展望デッキに到着です!
登り始めてからここまでに2時間20分、さすがにお腹がすいたのでここでお昼にしました。






あまり天気はよくありませんでしたが、
それでもなんとか御前山(左)や大岳山(右)が見えました。



  

三頭山はその名の通り、3つのピークを持ちます。
東峰(1,528m)・中央峰(1,531m)・西峰(1,527m)の3つ。
それぞれが歩いて数分の距離にあるので、あっという間に三峰踏破できます。





帰りは三頭沢沿いをひたすら下ります。
ここが石ころゴロゴロでかなり歩きにくいんです。
下りだからってナメちゃいけませんねぇ。




落差33メートルの三頭大滝。
水量はたいしたことないですが、それでもなかなかの迫力。




滝を越えたらあとはウッドチップの敷かれた平らな道を歩きます。




ウッドチップの上にはときおりこんなものが。
オトシブミですね。









こんな感じの三頭山ハイキングでした。
とにかくブナ林が綺麗なんですが、天気が良くなかったので見晴らしがイマイチで、ちょっと残念でした。
あと、なんといってもアクセスが大変なんですよね。
自宅からだと3時間半近くかかっちゃってます。

土日なら「ホリデー快速あきがわ」を狙えば新宿から乗り換え無しに武蔵五日市まで来られますが、
平日ですら混んでいたバスは土日ともなればおそらくもっと混むでしょうから、
もう一度行くのは、うーんちょっと……



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