ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

人生の物語

2018-05-02 | わたしの思い

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電車の窓から見た24歳の若い青年が叫んだ、「お父さん、木々がどんどん後ろへ行っているのを見て!」 

父親は微笑えみ、近くに座っている若いカップルが、24歳の幼稚な行動をかわいそうに、と見ていると、突然青年は再び叫んだ。「お父さん、雲が僕たちと一緒に走っているのを見てください!」 

カップルは思わず、老人に言った...「あなたの息子さんをいい医者にお連れしたら、よいのではありませんか?」 

老人は微笑んで言った。「ええ、そうしましたとも。私達は、今病院から帰る途中なんですよ。息子は誕生から非常な弱視でほとんど目が見えなかったのですが、今日彼によりよい視力が与えられたのです。」


この地上のすべての人はなにかしらの物語を持っている。 人は、それらを知る前に他人を判断しないように。 真実は思いもかけず驚くことかもしれない。


*****

 

二週間の旅を終えて帰宅。 さて私が留守の間に、あるひとりの教授がこころないことをTweetしたため、キャンパスは大騒ぎになったようだった。その後、何十、何百と寄せられる抗議のE-mail。 この私にまで、寄せられていて、休暇後初日出勤には、その対応・返事(律儀にも)に終日追われていた。 私などは、はっきり言えば、キャンパスの雑草のようなもの。世の中大抵そんなもの。批難、抗議、文句は、雑草に向けてもなんの変化も起こらない。 この教授、大学教授の終身在職権をすでに持ち、公民権運動グループと提携して常々から恥さらしなコメントをTweetに流している知能犯。 大学は、その規範により、個人的なSNSでの個人的な発言である故、結局馘首にも、減給にも及べないので、この教授は「私には権利がある」とうそぶき、これからもクラスを教えていくのである。 今学期は休暇中の教授だが、秋学期が始まるとどうなることか。多くの大学や学部への寄付者はこの教授の言動のためにすでに寄付を取りやめている。結局一番被害を受けるのは、学生達である。 しかしながらアメリカで出生したアメリカ人なのに、アメリカを、アメリカ人を貶めんとしている一大学教授を守るのもまたアメリカの法律なのだ。出生地主義のアメリカの思わぬLoophole(抜け穴)である。 明日キャンパスでは一般の市民を交えて、これについてのフォーラムが開かれる。


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