EskiPaper.com
「昔、ハンターは、どのように野生のサルを捕獲したかを知っているかい?」ある男が自分の子供に尋ねた。
「猿を木の上まで追いかけたり、下から矢を放ったりするのではなくて、床に首の細い重いガラスの壺を置き、中にはサルの好きな食べ物を入れておくのさ。
それから一歩下がって物陰に隠れて、野生のサルが警戒もせずに壺に近づくのを待つんだ。
すると、猿は中に入っている食べ物を取ろうと腕を壺の中にいれ、なにかを手に取った途端こぶしを握りしめ、手を引き抜こうとするんだ。 でも瓶の首が狭いから、かわいそうな猿の手は抜け出せない。
引っ張りに引っ張るが、そんな努力を重ねてもひとつも役に立たない。食べ物を手放せば、容易に瓶から手を出せるのに、それをサルはしないんだ。
サルは手放すのではなく、夕食を落とすことを拒否して奮闘しているんだ。
しばらくして、ハンターはそこに近づいてサルを捕まえたのさ。」
「その猿のようになってはダメだよ」と男は子供にそっと言った。
教訓:
将来、より良いものを受け取るために、今持っているものを手放してあきらめなければならない場合がある。 頑固さにあなたを失敗させないために!
【おまけ】野生の孫息子を捕まえる方法
頭の被り物に目がない孫息子には、被り物を見せ、「コスコへ行こう」と言う掛け声で、割と簡単に捕獲できるのは下図のごとく。
もちろん、アイスクリームをちらつかせれば、いつだって捕獲できもする。お気に入りのバナナTシャツを着せれば、30分は大人しくしている。