北原鈴淳 琴古流尺八教室 in八王子

尺八の音色は心を癒してくれます。

演奏すれば「無」の境地になれ、演奏が終われば満足感、充実感が得られます。

四国旅行記 そのⅡ

2016-11-29 10:49:00 | 旅行
11月22日(火) 四国旅行2日目は晴れ。5時30分に起床して大浴場に入る。
四国は東京より西だから日の出が遅い。6時30分頃明るくなった。

椿舘での朝食は6時50分からバイキングで、じゃこ天・納豆・ダシ巻玉子・ポテマヨ・サラダ・ヨーグルト・フルーツなど。



バスは7時50分出発で、最初にすぐ近くの「石手寺」。
四国八十八カ所の霊場で、第51番札所。お遍路さんが多く参拝している。

ここは、国重要文化財の本堂で別名「落書き堂」。夏目漱石や正岡子規も落書きをしたそうだ。
確かに後ろに回ると、今ではホワイトボードにたっぷり落書きがしてある。

ツアーでは忙しいが、いくつもの建物があるのでゆっくり見るべきお寺だ。



松山城は約400年前、加藤嘉明によって築城された。
海抜132mで、山麓からロープウェイで行く。



天気に恵まれて快晴、暖かい。私の18番である三橋美智也の「古城」を、つい歌いたくなる。



天守閣は連立式天守(天秤スタイル)で、敵の侵入を防ぐため、山麓から本丸にかけて珍しい「登り石垣」になっており、まっすぐ天守閣に行けないのである。又、はさみ撃ちに出来るように工夫されている。

ガイドさんの説明では石段の奥行きが広く、敵にとっては攻めにくく、味方にとっては上から反撃をしやすいよう作ったと言う。

行きはロープウェイだが、帰りは一人一人リフトに乗った。これが混雑していて意外と時間がかかり、集合時間が迫っていたので、リフトを降りて駆け出した。



松山城から55分で内子(うちこ)。ここは木曽路や飛騨高山のように古い町並みを保存している。

内子から宇和島に行き、昼食はホテルで名物「鯛飯」。これは鯛の刺身を、自分で醤油の付けだれにつけて、ご飯にのせて食べる。旨かった。

宇和島は闘牛で有名だ。闘牛場が丘の小高い上にあるとはびっくりした。

天気が良いのでバスの中は暑く、喉が渇いてブラック缶コーヒーを飲んだり、盛んに宇和島「みかん」を食べた。これが又美味い事。



バスはどんどん走って高知県に入る。宿毛(すくも)を過ぎると国道321号だ。ガイドさんが言うには高知県は過疎化でほとんど地元の人が歩いている姿に会わないそうだ。

午後3時過ぎに竜串の「足摺海底館」海中展望塔に着く。
透明度は9mで良い方だと言われた。



展望塔に入って階段をどんどん下り、見学場所はほぼ海底であった。
客が来るとカゴにエサを入れて撒くから、魚が寄ってくる。箱フグやら、熱帯魚も見られた。

直径50センチ位の丸いガラスの、のぞき窓から写真を撮ろうとすると、魚はすぐ動いて上手く撮影出来ない。何しろ天然である。ウニが岩の穴の中にわんさかいた。



竜串海岸は砂岩で、地殻変動で隆起した為、あちらこちらの岩の中に小石がむき出しているのが見える。

浸食された岩が様々な形を作り、くじら岩とかいろいろな名がつけていた。

バスはさらに南下して足摺温泉に着く頃は、すっかり夕方で夕日がきれいだった。

5時に「足摺国際ホテル」に着いたのだが、ガイドさんが言った「露天風呂で夕日が見えるかも」は、お茶を飲んでテレビで相撲を見ていた為、風呂に入る頃には沈んでしまっていた。



湯上りに自販機で缶ビール。会場で飲むより安いと判断したが、ちょっとえげつなかったかな。
夕食はカツオのたたき・サザエ・エビ・なまこ酢付け・豚しゃぶ・茶わん蒸し・フルーツなどで腹いっぱい。

我々の部屋は割と新しい部屋で、海側ではなかったが、ベッド部屋の他に小上がり的な和室付きで広かった。
その割にテレビが小型で、バランスが悪いね。どこかで利益のバランスを取っているのかな。

翌日は早朝散歩で「白山洞門」見学をするべく申し込んだ。6時15分集合なので、早めの21時に就寝した。
この記事についてブログを書く
« 四国旅行記 そのⅠ | トップ | 四国旅行記 そのⅢ »
最新の画像もっと見る

旅行」カテゴリの最新記事