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国籍のおはなし

2006-03-01 | 韓国の結婚にまつわるお話


国際結婚したら国籍はどうなるの?とよく聞かれます。

答えは、もちろんそんまま変わらず、旦那さまは韓国籍、私は日本国籍です。


でも、これは法律が変わったからで、以前は結婚して6ヶ月間は二重国籍になり、
そのあとどちらか一つの国籍を選択しなければならかったそう。
そして、その時外国から来たお嫁さんたちは旦那さまの家族から国籍を変えろと言われたりした人も多かったそうです。
今では法律もかわり、何年か韓国にすんだのち、自分の希望で申請すれば
変更することもできるそうですが、
今でも韓国では国際結婚したら国籍を変更しなければならないという認識が強く、
私も時々聞かれたりします。


今日ふと、もし私がどちらかの国籍を選ばなければならないとしたら
どうするかなぁと考えみました。

答えは、私はやっぱり日本を選ぶと思います。

理由は・・・私は日本人だから・・・。
なんとなく理由になってないような気がするけど、でもこれ以外に理由なんてないんですよね。
私は日本で生まれ、25年間日本で育ったので、
今日からあなたは韓国人ですよ、って言われても・・・???って感じ。

それに、外国にいると日本でいるときには気がつかなかった日本のいい部分とかにも気づけて、
私は日本人であるっていうアイデンティティみないなものが強くなっていくんですよねぇ。


名前もそう。韓国では夫婦別姓なので、私も名前を変えませんでした。
一応、国際結婚をすると名前を変えるかどうかは自分で決めることができます。
でも、正直旦那さまの名字に変えようとは思いませんでした。
なんとなく、外国でいるからこそ、日本人であるという部分を大切にしたいというか・・・。

実を言うと、私は小さいときから自分の名字があんまり好きじゃなくて、
早く結婚して名字を変えたいと思っていました。
理由は単に読み方が難しいので普通だれもちゃんと読んでくれず
いちいち訂正するのがめんどくさかっただけなんですけどね。
でも、子供心に名前を間違えられるのってちょっと傷付いたりして・・・。

でも、これからずっとこの名前と一緒に生きていくんだぁと思うと
今までには感じなかった親近感がわいてくると言うか、いとおしく思えてきて・・・
「これからもよろしくね」って感じです。
なんか自分の名前なのに変な感じ。
でも、自分の名前を好きになれたって、なんとなくちょっといい感じ