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地域のために、利用者さまのために

REHA planning(リハビリ訪問看護ステーション東大阪)での日々の業務や、勉強会等の様子をお伝えしていきます。

熱中症に注意!!

2013-05-14 | 自主練習、姿勢調整

暑いですね作業療法士の加藤です。

今日は、最高気温が30度にまで上がるそうです。最高気温が30度まで上がると、真夏日となるそうです。明日も予報では、25度まで上がるので、夏日になるようです。

とはいえ、まだ5月ですので、皆さん油断されている方も多いのではないでしょうか

今から、しっかりと熱中作症対策していきましょう

というわけで、熱中症対策のポイントです

 ①部屋の温度はこまめにチェック(室温28度を超えないように、エアコン等で調整しましょう)

 ②のどが渇いていなくても、こまめに水分補給(渇いたら必ず水分補給)

 ③外出の際は、体を締め付けない涼しい服装で。日よけ対策にも気を付けましょう。

 ④運動は無理をせず、適度に休憩を。

 ⑤日ごろから栄養バランスの良い食事と体力づくりを

 

 熱中症は、気温や湿度が高くなると、家の中でじっとしていても、起こりえます。特に高齢者の方は、「汗が出にくい」「暑さを感じにくい」など、体温を下げるための機能が弱くなっていることがあり、自覚なく熱中症になることも多いです

熱中症は予防ができる病気ですので、しっかり備えて、これからくる本格的な夏も元気にのりきりましょう


腰痛について ~1~

2013-03-27 | 自主練習、姿勢調整

3月24日の朝日新聞の1面に、腰痛に関する記事が載っていました。

腰痛の人は、全国に推定で2800万人いて、40~60代の約4割が悩まされているそうです。

腰痛の種類としては、背骨のがんや腰椎骨折・ヘルニア・脊柱管狭窄症などの原因のはっきりとしたものが割。こうした病気がもとになっている腰痛は、すぐに画像診断をした上で、下の病気に対する処置を行う必要があります。

そして、残りの割は、原因不明とされているとのことでした

専門家の先生が200の論文を分析した結果、原因不明の腰痛に対して、推奨できる治療法は、主に、

 1、抗炎症薬や鎮痛薬などの薬物療法

   2、ストレッチやウォーキングなどの適度な運動

   3、抗不安薬、抗うつ薬

とのことでした。3が腰痛に効くという情報は初めて聞きました

記事を読むと、腰痛にはストレスが良くないということでした。うつ状態や仕事上の不満、人間関係に悩みがあると、腰痛になったり、治りにくくなったりするという論文には十分な根拠があるとのことでした…

 

どうなのでしょうか。少なくとも、ストレスが腰痛の直接的な原因になるというのは、私としては、あまり想像できません

 でも、

うつ的な気分・悩み  気持ちが落ち込む  背中が丸くなる(姿勢の悪化)  腰痛

という、プロセスがあるなら理解できるように思います。

つまり、原因不明とされる腰痛には、背景として「姿勢の悪化」が関連しているのではと考えています。

では、どうすれば、姿勢の悪化を予防できるのか

やはりストレッチや体操、適度なウォーキング等の運動となるのかなと思います。

具体的な体操等を紹介したいところですが、これがなかなか人それぞれで、どういう体操が効果あるかということは、一概には言えない難しさがある印象です。でも、少し頑張って、私なりにまとめてみたいと思います。まとまり次第、ブログ上で報告させてもらいます

   作業療法士の加藤でした


続・車椅子姿勢調整

2013-02-20 | 自主練習、姿勢調整

こんにちは。作業療法士の加藤です。

以前、肘置台を作製させてもらった、利用者さんの車椅子に調整を追加しましたところ、操作性が向上したので紹介したいと思います。

  

  先細りになっている操作レバーに対して  サランラップの芯をかぶせました

 

   

握り方自体が変わったというわけではありませんが、サランラップの芯をかぶせた方が、こぶしをきれいな形にまとめて握ることができるようになっているのが、わかっていただけるかと思います。

フィットするように手のひらや手指を、物に沿わすのは、かなり微細な運動コントロールが必要になります。今回の利用者さんにとっては、先細りのレバーをきれいに持つのは、少し難しく、手指に過剰な力みが、ずっと続いてしまっている状態でした。

形状的には少しの差ですが、サランラップの芯をかぶせることで、手指の過剰な力みが軽減し、きれいに握れるようになり、車椅子の操作性も向上しました

以前は、バックでエレベーターに入る際に、斜めになっていまい、ぶつかっていたのが、最近はまっすぐ入れるようになっています

いい感じです

 


斜面台と発声練習

2012-12-18 | 自主練習、姿勢調整

 理学療法士の丹野です。

 今日は、手作りの斜面台を紹介したいと思います

 

 当事務所の作業療法士が、使わない段ボールから作製した、手作りの斜面台です

ここに、ややフォントを大きくした文章(最近は、朝日新聞の『天声人語』。新聞のままだと字が小さくて読めない)の載った紙を挟み込み、

手に取るのもよし、少し高めに設定したテーブルの上に乗せるもよし

日常場面や電話での声量の小ささが気になっていた利用者さまが、普段発声練習するように使用してもらっています

おかげで、インターフォンの応答や、挨拶の声が大きくなってきています

 


車椅子の肘置き

2012-11-14 | 自主練習、姿勢調整

 こんにちは。  理学療法士の丹野です。

 前回にも車椅子の肘置きを作製した話がありましたが、私も作製、調整したので、そのことについて報告させていただこうと思います。

 利用者さまは電動車椅子に乗って移動されていたのですが、肘置きが小さいために不安定で、力を入れて操作されていました。それにより、肩と首の筋肉痛にもつながりやすく、手の末梢部にも過剰に力が入り、長時間の車椅子乗車をも困難にしていました。

 そこで、

       

 大きめの板を乗せることで肘置きの横幅を拡げ、マジックテープで固定しました。

 それにより、肩の挙上、首の過緊張が軽減され(写ってませんが、、、)、手の末梢部の過緊張も軽減されました。長時間車椅子乗車後の筋肉痛も緩和されています。

 ただ、ぶつけると破損しやすい、しっかり固定しないとグラグラして不安定などの問題は残存してしまっています。

 なにぶん手作りなので耐久性に問題があったり、継ぎはぎだらけになってしまっています、、、。

 でも安価(コーナンさんの板・バスマット、セリアさんのマジックテープetc)で、微調整もきき易いのはメリット!!本当は業者に頼んで取り付けていただいたり、作製していただく方がいいのですが、保険制度上の問題や、金銭的な問題もあるため、手作りのものも、結構重宝していただけやすいです。いいものを作って日常で使用してもらわなければ意味がありませんが。