伊坂幸太郎 著
少しだけ不思議な力を持つ、中学校の国語教師・檀(だん)と、女子生徒の書いている風変わりな小説原稿。
生徒の些細な校則違反をきっかけに、檀先生は思わぬ出来事に巻き込まれていく。
伊坂作品の魅力が惜しげもなくすべて詰めこまれた、作家生活20年超の集大成!
相変わらずの伊坂節というかね、現実と小説の世界がいつの間にか同軌してしまうってどういう事よ?
活字の世界を巧みに転がす伊坂氏の飄々とした文字の羅列に一喜一憂させられました。
あとはネコジゴハンター二人の会話劇ね
いつもの「アレ」ですよ
本当にこの人は会話が上手いね。
同時進行で起こるそれぞれの事情がいつの間にか重なったり、とんでもないところから伴走してきたり、アクションシーンも多数あり個人的には堪らない仕上がりとなっていました。
ニーチェにも再び興味を持ち始めましたが、一度・・・・・いや三度ほど心を折られた経験があるため再度手を出すか悩みどころです
あと猫飼いたい