監督 是枝裕和
息子を愛するシングルマザーや生徒思いの教師、元気な子供たちなどが暮らす、大きな湖のある郊外の町。どこにでもあるような子供同士のけんかが、互いの主張の食い違いから周囲を巻き込み、メディアで取り上げられる。そしてある嵐の朝、子供たちが突然姿を消してしまう。
始まりはどうにも気味の悪い学校側の対応に、母子の境遇に心が苦しくなる。
しかし、何か息子の様子に違和感を覚え始めたところで物語は振り出しに戻り、今度は先生側の物語が始まるという、小説で言う連作短編の様な仕上がりになっている。
まあ是枝監督と聞けば必然とハードルは上がりますよ
子役二人の演技は素晴らしかったですね。
小学生高学年独特の、体の中に渦巻くモヤモヤを上手く表現できていたと思います。
田中裕子さんは、最後までよくわからなかったかな。。。。。。
もちろんそれでいいんですけどね。
幸せとは何か・・・・・
家族とは何か・・・・・
普通とは何か・・・・・
結局最後まで問いかけるだけの是枝監督、ニクいね
坂本龍一さん、ご冥福をお祈りします。