今日Miles Davisのmiles electricを購入。ワイト島ロックフェスティバルのライブ映像+マイルス含むいろんな人のインタビュー映像で綴るDVD。1970年、アイルランドかそな辺の島ワイト島で開催されたロックフェスティバル。思えば昔、まだ俺はCARCASSとか激しくエクストリームで激しく美しいメタルを本気で好きだった高校生くらいの頃、このフェスの映像というか記録映画が世界解禁になったとかならないとか憶えてないけどそういったなんかしらの節目で確かNHK衛星で初公開され、情報量少ないくせに音楽好きを気取っていた俺はしっかりその放送を録画し拝見、その記録映画からいろいろ忘れられないアーティストの映像を憶えた。このフェスは死ぬ2週間だったか2ヶ月前のJIMI HENDRIXのそういわれてみれば意味深な表情のライブや、プログレスーパーグループEmerson,Lake&Parmerが確かデビューライブで、若かりしKieth Emersonのオルガンを斜めに傾けそしてジャンプして飛び越えて反対側から弾きまくる鮮烈なパフォーマンス、JETHRO TULLのIan Andersonの片足で立ちながらブルージーにフルート吹く姿の汚いカッコよさ、DOORSのまさにジ・エンドを迎えるかのようなお先真っ暗なTHE END、TEN YEARS AFTERのAlvine Leeの狂ったようにギター弾きまくる姿、いまやQUEENの助っ人ボーカルPaul RodgersのバンドFREEのall right nowの単純なリフをやけにノリノリでカッコよく弾くPaul Kossoffのギター等等。。ざっと記憶力の低下を感じまくる今思い返しても若い記憶に焼きついた記憶がどんどん甦る。そして電化マイルスバンド。そのTVでは5分くらいの演奏シーンしかなかったし、高校生の俺はJAZZなんてまったく知らないしよくわかんなくってFUNKもBLUSEもよくわかんなくって、さらにこの時期のマイルス。当時の耳と感覚ではほとんどフリージャズか適当な演奏なのかとにかく難解でとっつきにくいとしか思えなかったし実際それ見てどうかなったわけではないが、Miles Davisのステージング、吹き方とか間とか、トランペット構えた姿とか、いちいちとってもカッコよくて記憶にしっかりと焼きついてて。そして時を経てJAZZについてもMiles Davisという人についても1970年という年についても昔よりほんの少しは多くの情報がインプットされた今、ワイト島での電化マイルスだけをこうして見る。めちゃくちゃカッコイイ。Milesのしぐさが、フラッシュバックしてさらにカッコイイと思えた。そしてそういわれてみればメンバーにKieth Jarrett。大門バリのサングラスかけてラリって揺れてるおっさんに若い頃は生理的に抵抗を覚えたものの、ヤバいですね~かっこよい!今あらためておもうとChick CoreaとKieth Jarrettのツインキーボードって凄いグループだ。てな感じで大体満足ですがこのインタビューシーンが8割を占める構成のこのDVD、経費ケチって日本版より安い輸入版買ったために字幕でないので結構失敗した!こんなにインタビュー多いなんて。。英語勉強するモチベイションにつなげるか。
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