インプロヴィゼーションの彼方に

人生ヨウスルニインプロヴィゼーション

From a smalltown / GRAPEVINE

2007-05-14 22:56:40 | 今日の一枚
「奏」、「恋のメガラバ」意識してレンタル店行った時に、
ふと目に飛び込んできたGRAPEVINEの新譜、
『From a smalltown』。

まだ活動してたのかというほど、
「光について」「Our Song」らへんの
切な過ぎる曲単位で大好きだったけど
それ以降5年くらいほとんど聴いてもなかったバンド。

ちょうど学生時代にコピーしてた友人と会った
ってこともありか、意識高まり、なんとなくレンタル。
光についてOur Song級の名曲期待して。

したら在りました。「指先」。
GRAPEVINE氏お約束的チューン。
一聴して僕はそのサウンドと絶妙メロディーと
プログレ風メロトロン的keyと
絶望と希望とに虜になりました。
心境にもマッチ。
思わず着うたもDL。
何度も忘れて 思い出して
卑しいほど 繰り返そう 名曲。

若い葛藤暗いロック久々に聴いたけど
どうしようもないほどに切ない。
常に切ない田中和将氏の言葉はナイス。
声の音響的にもたまにトムヨークか?!
と思わすふしも。やや似てる。

ギターの音も良質。とおもってると
プロデュースはあったことないけど実は私の遠い親戚、
Dr.StrangeloveのGt.長田進氏!おっと!ナイスプロデュース。

ロック自体、特にロックミュージシャンに対しては
結局商用音楽でしかない縛りの強烈さや
主要メンバーでないメンバーの脱退や解散等
個人的に最早失望と絶望のなかで
モガイテル姿しか感じられなくなってて、
暗くなりたくもないし、
最近あんまり聴いてないしちゃんと聴けなかったけど、
久々のRock'in on JAPANなロック、
失望と絶望と小さな希望の織り成した紛れもない名盤でした。

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