ただウェブに駄文を綴るのみ

駄文綴り続けて早1年。
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電波なサイトが注目される

2005-12-23 | Webのお話
 奇妙なのか必然なのか,書き手が電波なタイプの人のサイトが時として良質記事を書くサイト以上に注目されることがある,とはてなブックマークなんかを見てたりすると思うことがある.
 こういうのって真面目になったり,その電波を相手にしたり,しまいには身近にいたりするとだるいことこの上ないんだろうけど,傍観する側としては面白いことこの上ないのだろう.

 では,なぜ電波なサイトを傍観するのが面白く,そして注目を集めるのか.これは一種の珍味というか,物珍しい珍獣が来たような感覚に近いのではないかと思うのである.

 僕としては,電波なものとか,自分勝手なことやって反感をわざと買ってるとしか思えないようなサイトなんかがいるというのは,実際は好きになれないのでいないほうがいいなぁ,と思うものだ.まぁ,自分のことは棚上げだが(笑)
 だが,好きではないのだが自分が興味あるネタで面白いものばかりあればいいのかと言えば,そうではない.そういうのに溢れていれば一生困ることもなく,それは充実したものになるんだろうとは思うのだが,そこには刺激が足りない.そして,やがては好きなものがあることが当たり前になると飽きてきたり,面白く感じなくなってくるのである.そういうときにほしくなるのが,全く違うもの.見てもバカだと思えど面白いというものではないものだ.そこに,電波な記事や反感を覚える記事に注目するのだ.謂わば必要悪というところか.

 そういう記事は大抵はくだらねぇ,とか思ってスルーしたりもするのだが,ふといつもと違うものを見てみたいと思った時に見ると,(違う意味で)面白いと思うのだ.なんというか,物珍しさを感じるのである.そこが,珍味だったり珍獣のようだと感じるところだ.
 しかし,こういったものに出くわした場合,仮に反論とかしたく思ってもあくまでも傍観することが決め手だ.そこに干渉するとその先に待ってるのは,物珍しいと気晴らしで鑑賞するのではなく,干渉することで多大な疲労を得るのみになってしまう.触らぬ神に祟りなし,という言葉の如く,鑑賞してはその一つ一つの挙動に注目するのである.その需要は多いとは言えないかもしれないが,潜在的なものとして大きいと思えるのである.そして,それを実感させるものが,はてなブックマークだったり,某掲示板の晒しスレだったりするのだ.

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