吉野家の牛丼

　人間ドックの前は絶食しないといけないので、夕方、ドックから開放されると、もう腹ペコです。

「なんか、思い切り普段食べないようなものを食べたい！」と考えていたら、神戸三宮に、「にんにく屋」というニンニク料理ばかり出す店があったことを思い出した。

　「ガンがなかったんだから思う存分臭くなってやる！！」と、脈絡のない思考で店を決定し、探し始めたのですが、どうしても見つかりません。

「うおおおお！なんか食わせろ！！！」と思って、何百件も飲食店のある界隈を歩き回るのですが、ぴたっと来ないんですよね。オシャレな店が多いし。

　で、吉野家です。僕の学生時代に、「牛丼一筋８０年！」って宣伝してたんだから、もう、創業１００年を超えてますよね。

　入ってみたら、牛丼一筋じゃなくなっていた！！狂牛病騒動があったから、豚丼はしかたないにしても、ビーフカレーはあかんやろ、ビーフカレーは。同じ牛肉にしても。

　私は迷わず、牛丼特盛！、と注文しました。ご飯もお肉も多いんです。大学時代はなかったメニューです。あっても、６５０円の牛丼は、よう注文せんかったやろなあ、と思います。

　運ばれてきた牛丼特盛。相変わらず、肉の切り方が絶妙に薄くて、最高です。味付けは昔の方が濃かったように感じるけれども、肉のつゆがご飯に沁みこんでいい感じです。ほかの店の牛丼じゃあ、絶対このやわらかさがないんだよな～～

　最近はラーメン党の妻にさそわれ、子供ともども、ラーメンに連れられていくことが多かったのですが、今度、吉野家に誘ってみよう！