桜を見る会前夜祭も河井夫妻への1億5000万円のことも説明しない安倍前首相が、「国民の命や安全を守るためには私権の制限もあり得るということを明確にすべきだ」と憲法に緊急事態条項を入れろとまた持ち出す!

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まず、市民が今発令中の緊急事態宣言と、自民党の改憲草案で憲法にねじ込もうとしている緊急事態条項とが、全く違うものであることをよく理解していないという、衝撃の世論調査の結果がこちら。
菅義偉首相の会見の様子を映すJR新宿駅前の街頭ビジョン=2月2日、東京都新宿区
緊急事態条項は、緊急時に政府の権限を強化するもので、自民党は憲法改正4項目の一つに掲げている。同党支持層では「賛成」は67.8%、「反対」は12.3%。
調査は11~14日、全国の18歳以上の男女2000人を対象に個別面接方式で実施し、有効回収率は64.1%。
東京新聞でも57%が賛成。
皆さ~~ん!
名前は似ていますが、法律で定めたコロナ対策の緊急事態宣言と、自民党が憲法を改悪して入れようとしている緊急事態条項は全く違うものです。
そもそも、緊急事態宣言の方は、新型インフルエンザ等特別措置法の中の規定に過ぎませんから、市民の基本的人権を侵害するような内容だったら違憲無効だとして、従わないことができます。
しかし、憲法自体に規定される緊急事態条項は、例えば憲法の別の条文に規定されている財産権とかプライバシー権などの人権を侵害するから違憲。。。ともう言えなくなります。
人権規定も緊急事態条項も同じく憲法上の規定だから優劣がないからです。
しかも、
自民党が憲法に入れたがっている「緊急事態条項」は、法律なしに内閣が命令で市民の人権を直接制限できるという、緊急事態宣言とは比べ物にならない凶悪さだと知っていますか。
等に書きまくってきたように、自民党が狙っている緊急事態条項の方は、超危険な代物。
1 国会の事前承認なしで発令できる
2 国会が法律を作らなくても、内閣が出す政令が法律と同じ効力を持ち、国民の権利を制限し義務を課することができる
3 緊急事態を発令すると議会の過半数の賛成で永遠に延長できて、その間、選挙をしなくていいから専制支配が永久に続く
4 市民の表現の自由・プライバシー権・移動の自由・財産権など基本的人権がすべて制限できる
などなどとんでもない内容になっています。
そして、コロナに対して安倍・菅政権が全く無能で市民が困り果てていることに乗じて、当の失政の本人である安倍前首相がとんでもないことを言い出しました。
安倍前首相はフジサンケイグループのニッポン放送の番組で、2021年6月18日、憲法改正について
「国民の命や安全を守るためには私権の制限もあり得るということを明確にすべきだ」
と述べ、緊急事態条項の創設が必要だとはっきり言ったのです。
安倍前政権では厚労大臣として無能の限りを尽くした、菅政権の加藤官房長官も
「未曽有の事態を全国民が経験し、緊急事態の備えに関心が高まっている。議論を提起し、進めるには絶好の契機だ」
とコロナ禍に乗じて緊急事態条項を創ろうと呼び掛けていますし、安倍氏といい加藤氏といい、自分で放火しておいて泥棒しようという、どんだけ悪質な火事場泥棒なんでしょうか。
緊急事態条項、緊急事態条項ってもうずっと言ってるよね、この人。
だいたい、安倍前首相は、桜を見る会前夜祭について国会でウソを100回以上答弁していた問題について、ちゃんと説明すると言っていたのに誤魔化したままで、領収書や明細書など資料も出すと言っていたのに出していません。
また、安倍自民党が1億5000万円というほかの候補の10倍の選挙資金を、買収で有罪になった河井克行・案里夫妻に出していた件についても、当時の党総裁でありながら全く説明していないのです。
この人は、内閣総理大臣として、また国会議員として、責任を取る取ると言いながら、赤木さんが自死された森友事件についても、加計問題についても、何も説明責任を果たしていないし責任も取っていません。
こんな、自分だけ義務も履行しないし責任も取らないような人が、国民の私権制限について一言でも語ろうというのが100年早いのです。
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菅総理が「赤木ファイル」の存在を認めてもなお、森友学園事件の再調査を拒否する理由は、安倍前首相が菅総理を後継に選んだ理由が森友・加計・桜疑惑の隠ぺいのためだから。
【推定有罪】安倍前首相の事務所が「桜を見る会前夜祭の領収書・明細書は出せません」。ホテルは再発行できるといっているので、検察審査会で起訴相当議決が繰り返され、安倍前首相が有罪になるのはほぼ確実だ。
コロナが感染爆発したのは、憲法に緊急事態条項がなかったからじゃなくて、安倍・菅両総理が無能だからだけのことです。
こんな人たちに戒厳令にも等しい非常大権を与えたって百害あって一利なしですよ。
むしろ、この人たちの私権を制限したいくらいです(笑)。
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安倍晋三前首相
次期衆院選に関しては「菅義偉首相を中心に戦い抜かなければいけない。コロナ禍を克服して日本がV字回復し、アフターコロナの新しいあるべき姿を作り上げる上でも、勝ち抜かなければいけない」と強調した。
加藤勝信官房長官
国難と言える状況を「絶好」と形容した真意を問われると、加藤氏は「この状況が良い状況だとは全く思っていない。申し上げたいのは、緊急事態というものに大変高い関心を持っているということだ」と釈明した。
憲法学者・木村草太「コロナの失政を憲法のせいにするな」
5月3日に行われた改憲派の民間団体の集会にそんなメッセージを送ったのは、菅義偉首相(72)だ。いま、自由民主党などによる改憲への動きが加速している。6日、衆議院憲法審査会で、改憲の手続きを定める国民投票法改正案が、与野党の賛成多数で可決された。同法は今国会で成立する見込みだ。
■コロナ禍で 「緊急事態条項」が改憲の旗印に
全国紙政治部記者はこう語る。
「これまでは、“9条を改正して自衛隊の存在を明記してあげよう”というのが、安倍前首相をはじめ、改憲派の旗印でした。しかし、コロナ禍になってからは『緊急事態条項』の創設が前面に押し出されるようになりました」

緊急事態条項とは、戦乱や大規模な災害時などの緊急事態に、政府の権限を大幅に強めたり、国会議員の任期を延長したりすることを可能にするもの。現在、東京都や大阪府に出ている「緊急事態宣言」とはまったく異なるものだ。自民党が2012年に発表した「日本国憲法改正草案」や、2018年に発表した「改憲四項目」にも盛り込まれている。
「日本はコロナで危機的な状況ですが、要は政府の権限が弱いから、コロナ対応がうまくいっていない、だから憲法に緊急事態条項を入れる必要があるというロジックです」(同前)
いっこうにコロナ終息が見えない状況で、こうした主張は一定の説得力を持つのだろうか。改憲に賛成する声は急激に増えている。3日に発表された読売新聞の世論調査では憲法を「改正する方がよい」が56%と、1年前の調査より7ポイント上がった。だが、本当に緊急事態条項がないとコロナ対応はできないのか。憲法学者で東京都立大学教授の木村草太さんに聞いた。
■「怠慢や失策を棚に上げ、憲法に責任転嫁」
「1990年以降だけで104カ国が新たに憲法を作られた。すべてに緊急事態条項が入っている」
5月3日の改憲派民間団体の集会に参加した自民党の下村博文政調会長(66)はこう主張した。改憲派はしばしば緊急事態条項は世界の常識と言うが……。
「『緊急』や、それに相当する言葉が入った憲法の条文を持つ国はありますが、内容は多種多様で各国に共通する『緊急事態条項』というものは存在しません。ですので『外国にはある緊急事態条項が、日本にはない』という前提が誤っています」(木村さん、以下同)
下村氏の発言をバッサリ切り捨てたうえでこう語る。
「例えば、アメリカ憲法では、大統領は原則として議会を招集する権限を持ちませんが、緊急時には議会を招集できるとしています。一方、日本国憲法は元々、内閣の国会召集権を認めていますので、緊急時に首相は国会を召集し、法案を提出して国会の議決を取ることができる。緊急事態に対応できる権限は、現行憲法でも、すでにある程度与えられているんです」
そもそも、政府は自らに与えられた権限を適切に行使してこなかった。東京五輪の実施にこだわって感染拡大下でも入国制限をなかなか行わなかったし、検査体制の拡充やワクチン確保も後手後手になっている。防疫のための法律の整備も遅々として進まなかった。
「政府が真剣にコロナ対応と向き合っていれば、より大胆で踏み込んだ対策や立法ができたはずです。それなのに安倍政権も菅政権も、延長を求める声を無視して国会を閉会したり、臨時国会もなかなか開かなかった。特措法がようやく改正されたのは今年2月です。その怠慢や失策を棚に上げ、『憲法改正』を持ち出せば国民をごまかせると思うこと自体、極めて不真面目な態度と言わざるを得ない」
■「緊急事態条項ないとできないことは?」に絶句した菅首相
「現行の憲法でも、科学的、法律的根拠があれば、より強い施策は可能です。現在の対策が足りないなら、その責任はそれで十分であると考えた政府と国会にある。コロナ対策の不備・不満を『憲法のせい』にするのは誤りです」
木村さんはそう断言する。
5月7日の記者会見で、産経新聞の記者に「(憲法に)緊急事態条項がなければとれないような対策は具体的に何か」と問われた菅首相。絞り出すようにこう答えた。
「えー、政府として……たとえば……その、ワクチンの治験についても非常に……国内治験というものも求められてます。どうしても、3、4カ月くらいかかってしまいますので、なかなか接種も遅れてしまう」
もちろん、ワクチンの治験と憲法はなんら関係ない。現に菅首相は10日の衆院予算委員会で「ワクチン承認制度の見直しを検討する必要がある」と、現行憲法下の“法改正”によって、緊急時に治験を簡略化できる措置をとれるようにすることを示唆した。
「憲法に緊急事態条項がないからコロナ対策はできない」
怠慢や失策をごまかすためのそんな言い訳に騙されてはいけない。
「女性自身」2021年5月25日号 掲載
「緊急事態条項」の創設焦点 コロナ禍で自民意欲、野党は慎重―改憲論議が新局面
2021年06月12日07時20分 時事通信
改正国民投票法が11日に成立し、国会での憲法改正論議は新たな局面に入った。新型コロナウイルス感染拡大を受け、自民党は「緊急事態条項」創設に照準を合わせる。これに対し、立憲民主党は国民投票のCM規制に関する検討を優先するよう主張。改憲論議の先行きは見通せない。
「緊急時に国民の命と安全を守るため、国家や国民の役割を憲法に位置付けるのは大切な課題だ」。菅義偉首相は10日、超党派の国会議員らによる改憲推進集会にビデオメッセージを寄せ、緊急事態条項の必要性を強調した。
首相は緊急事態宣言の延長を表明した5月7日の記者会見でも「緊急事態への国民の関心は高まっている」と指摘。自民党内で改憲に消極的と見る向きも多い中、秋までの衆院選や再選を目指す党総裁選を見据え、保守層にアピールする思惑が透ける。
党内の改憲派も呼応する。改正国民投票法の成立を受け、下村博文政調会長は早速、記者団に「憲法に緊急事態条項がないことが(コロナ対応の)スピード感を鈍らせている」と問題提起。「世論調査でも大勢が憲法上の対応を求めている」と訴えた。
改憲論議の急速な進展を警戒してきた公明党にも変化の兆しが見える。党関係者は、緊急事態条項の是非が衆院選の争点となる可能性を指摘。党内から「従来の『加憲』だけでは駄目だ」との声が出始めていると明かした。ただ、山口那津男代表をはじめ慎重意見も根強く、「どこまで打ち出せばいいか落としどころを探っている段階」という。
これに対し、立憲と共産、社民両党は慎重姿勢を崩さない。立憲の山花郁夫党憲法調査会長は11日、記者団に「優先順位は(国民投票の)CM規制だ」と主張。首相らが求める緊急事態条項に対し、「現行憲法でできないことが本当にあるのか」と疑問を呈した。
共産党の田村智子政策委員長は会見で「(改正法成立で)改憲策動というわけには絶対にいかない」と反発。社民党の福島瑞穂党首は参院本会議での採決を棄権した。
もっとも、日本維新の会と国民民主党は緊急事態条項の創設に積極的で、野党内も一枚岩ではない。
改憲論議の本格化は早くても衆院選後となる。自民党関係者は、発議に必要な「3分の2」の議席維持について「与党だけでは難しい」としつつ、「コロナが国会を動かすかもしれない。大事なのは議席数ではなく国民の声だ」と語った。
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私権の制限、やってますよね。
土地収用では、公共の利益のために土地の所有という私権の制限をします。土地を奪うのです。勿論、相応の対価を支払って。
COVID19感染対策では、「協力金」というあいまいな対価とも言えないようなもので要請をしてきたわけです。対価を支払って私権を制限すればよかったのです。それをしなかった、しようともしない無知無能無策政権に与する人たちが、「私権の制限のために改憲」と言うのは、自分たちの失政の責任を現行憲法に押し付けているだけでしょう。
まさかとは思いますが、「緊急事態条項」を言い出しているのは、対価なしの私権制限狙いなんでしょうか。