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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

憲法学にまるで「ど素人」同士の橋下徹氏と篠田英朗教授の罵りあいは、どちらも憲法について全く誤解しておりナンセンス。憲法9条は戦争前も戦争中も戦争後も国家権力を制約する。

2022年04月03日 | 橋下維新の会とハシズム

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 ロシアによるウクライナ侵略が始まってから、さらに支離滅裂と行き当たりばったりに磨きがかかってしまった橋下徹氏。

 ツイッター上でも侵略しているロシアへの批判はそこそこに、主にウクライナとNATOへの批判に終始するので説得力が皆無で、相対的に右翼が浮かび上がるという情けない構図になっています。

【橋下維新の会とハシズム】「力の信奉者」橋下徹氏が高市早苗氏や櫻井よしこ氏ら極右にさえ惨敗するのは、善悪は度外視でプーチンには勝てないと最初から決め込んでいる「長いものには巻かれろ」精神のゆえだ。

【混ぜると危険】橋下徹氏「最高指揮官だったら戦闘員に対してどこをゴールにして戦わせるか」 高市政調会長「申し訳ないが最後まで戦っていただくことになる」と一億総玉砕の回答【#維新と自民に殺される】


 

 そんな右翼の中でも橋下氏がいま最も毛嫌いしているのが、東京外大の国際政治学の教授である篠田英朗教授

 篠田氏も以前から国際政治学の観点から日本の憲法学の通説を批判するというわけのわからない論考を、池田信夫氏が創設したアゴラというプラットホームで書き連ねている「痛い」人です。

 その篠田教授がアゴラに、「橋下徹氏に見る憲法学通説の病理」という自分の敵である橋下氏と憲法学の学者をいっぺんにやっつけてしまおうという欲深いエッセイを載せたのに対して、橋下氏がまた噛みついています。

 でも、二人とも憲法学が全然わかっていないので、どちらから紹介したらいいのか迷うほど、酷い話になっています。

 

 

 篠田氏は国際法と憲法を比べれば当然国際法の方が優位なのだ、なぜならそれは国際法だから。

 という物凄い理屈で日本国憲法を一刀両断にする右翼学者なのですが、どこの国でも憲法は国内法では最高法規なのですから、例えば日米安保条約のような条約も国内での法的効力の点では憲法に下位に位置するのは当たり前です。

 条約にも対外的側面と国内法的効力があり、日本国憲法に違反する内容だからと言って対外的にもすぐ無効になるという憲法学者はいません。

 しかし、憲法違反の条約は国内での効力は無効としないと、内閣が条約を締結し国会が承認することで(憲法73条3号)、実質的に憲法を変更できることになってしまいます。

 憲法は国内法的効力では条約より優位に立つ、これは先進国では普遍的な法理です。

 

 これに対して、篠田氏はとにかく国際法が憲法より優位なのだから、憲法が国際法以上に平和主義であるわけがないというのですから、篠田氏が言っていることはもはや学問でもなんでもなく、単なる感想や希望に過ぎません。

 そして篠田氏は以前から、国連憲章が個別的自衛権も集団的自衛権も行使を認めているのだから、憲法9条も集団的自衛権の行使を認めていると解釈するのは当たり前だというのですが、憲法が国際法以上の制約を国家権力に課することはできないということだけが根拠なので、そもそも全く憲法解釈になっていません。

 今回のこのエッセイでも、篠田教授は憲法前文や9条は沿革的に言って大西洋憲章などの影響を受けているのだから、例えば前文の「平和を愛する諸国民(peace-loving peoples)」は大西洋憲章や国連憲章でいう「United Nations(連合国/国連加盟国)」のことなのだ、などと、憲法の文言を無視した無茶苦茶な解釈をするのです。

 「諸国民」とあるのを連合国の「国々」と読めるわけがないではないですか。

 篠田氏は国際関係論の学者であって国際法の学者でさえなく、そもそも法解釈とは法の文言を解釈するものなのだという基本も全く分かっていないのです。

東大出身の学者にばかり噛みついているので、たぶん東大コンプレックスがあるのだと思う。

 

 

 また、篠田氏は

「もし日本人が、憲法によって、非武装・中立を絶対義務として命じられている国民なのであれば、日本人がウクライナ人に対してもそれを説教してしまうのも、ありがちなことである。」

と書いているのですが、憲法は国家権力に対する命令規範であって国民に義務を課するものではないという、いまや市民にとっても常識になった立憲主義の基本中の基本もわかっていなくて、頭が痛くなります。

 ウクライナには憲法9条がないのですからそれに縛られないのは当然ですし、あったとしても、憲法9条は国権の発動としての戦争を禁止しているだけで、市民が侵略者に対してレジスタンス(抵抗)運動をすることは何ら制限していません。

つるむ相手がみんな右翼。

 

 

 さらにそんな篠田氏と論争している橋下氏も憲法が全く分かっていなくて、話が複雑になってしまっています(笑)。

 橋下氏はとうとう戦争が始まる前と後を区別して、戦争が始まる前は政治の問題だから憲法は適用されず、戦争が始まったら権力行使の仕方は憲法によって制約されるという独自の「持論」を持ち出しました。

 そんなこと、憲法のどこに書いてあるの?

 橋下氏も篠田氏も、憲法に全く書いていないことを勝手な自己流政治学で決めつけてしまうので、もはや憲法学でも解釈学でもなんでもなくなってしまっています。

 

 

  橋下氏が篠田氏に対して、

「篠田氏は自分の研究分野の国際法をあらゆる場面で絶対視するがこれは学者が陥る典型的な間違い」

と批判しているのはまさにその通りで当たっています。

 篠田氏の「持論」は憲法解釈学としては成立さえしていません。

 しかし、橋下氏は返す刀で

「戦争前の軍事力・装備の場面では国際法に照らす場面が多いだろうが戦争後は憲法が重要になる」

と書いているのは、立憲主義が全く分かっておらず完全な間違いです。

 戦争前も戦争中も戦争後も、国家権力は憲法によって制約されます。

 さらに、いずれの場面でも国際法も順守しなければならないのは、憲法の国際協調主義からも明らかです。

 

 

 橋下氏が、プーチン大統領の侵略という国連憲章違反を問題にせず、原発攻撃・学校や病院攻撃という戦争犯罪も全く批判しないのは、結局、彼は平時も戦時も法を順守することの重要性を理解していないからなのです。

 こんなにも遵法精神のない元政治家・現評論家である橋下氏と、そもそも法解釈学を全く理解していない学者を自称する篠田氏が論争していて注目を集めている様子を見ていると、まさに戦争時の混乱=戦乱という気がしてきます。

そもそもちゃんと憲法を学んでいたら思想調査アンケートなんてできるわけがない。

【橋下維新の会とハシズムの歴史を振り返る 完結編】身内には超甘いのに、他人に対しては身を切る改革=自由と人権を侵害。橋下徹氏が大好きなのは市民に対する「強制」「制裁」そして「独裁」だ。

橋下徹氏がロシアへ強制連行されたウクライナ市民について「ロシアに避難ができて命が守られるのであれば、僕は重要な選択肢だと思うんです」。強制連行自体がジェノサイド条約違反の戦争犯罪なんですが?

国際法違反で戦争犯罪にもなりかねないロシア軍の原発攻撃に沈黙する橋下徹氏。ウクライナ人に「旧ソ連から時代は変わった」「中国がロシアに働きかける可能性もある」からロシアと妥協しろと言い募る(呆)。

 

 

橋下氏が論争する相手、論争する相手が橋下氏よりは少しマシに見えて浮かび上がってしまい、篠田氏のような普通の人は誰も知らなかったような人物さえ注目を浴びるのも、橋下氏の罪なんですよねえ。

私も篠田氏なぞ相手にしたくなかったのです。

ですが、実はこのブログの愛読者で頻繁にメールで感想を送ってくださり、学者仲間にもシェアしてくださっているさる有名な大学教授から、ぜひ篠田教授の批判も書いてほしいと言われておりまして、今回無理やり書きました(笑)。

ちなみにその先生は、橋下徹は右翼を持ち上げるためにわざとアホなことを言ってんじゃないかとおっしゃっていました(笑)。

先生、橋下氏は人のために犠牲になるような人間ではありません!www

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橋下徹氏、国際政治学者に「心底頭悪いな」ウクライナ侵攻巡り“他国の歴史を捏造”と指摘され反論

橋下徹氏

元大阪府知事、元大阪市長で弁護士の橋下徹が、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻への見解を巡り、国際政治学者の篠田英朗氏を侮辱しているとして、ネット上から批判を集めている。

 事の発端となったのは、橋下氏が29日にツイッターで「ロシアが一番悪い。しかし戦争前に軍事力の均衡とメンツの均衡を崩さないようギリギリのバランスをとるのが政治の役割。NATOとロシアでそれができなかった」とウクライナ侵攻への私見を投稿したこと。

 これに対し、篠田氏が「NATOはロシアに気をつかってウクライナを加入させていなかったわけだし、ゼレンスキー以前からプーチンはウクライナを攻め立てている。全く意味不明」と反論。「自分の保身のために自分自身の過去の言動に責任を取らないだけでなく、他人の国の歴史まで捏造するのは、あまりに罪深い」と指摘した。

 すると、橋下氏は引用リツイートで「ゼレンスキー大統領自身がロシアの独立系インタビューで『ウクライナの中立化が最重要ポイントで、ロシアはそれを第一に考え、それが戦争の原因だった』と答えているのを知ってる?」と篠田氏を批判。さらに「紛争の原因を把握するのにあなたらの意見は使い物にならん」「学者がどう言おうが自由だが、使い物にならない見解ということに間違いない」と苦言を呈した。

 また、篠田氏が投稿した「日本も、もし橋下徹氏が大臣だったら、ゼレンスキー大統領の国会演説は、あんなものではなかったな」というツイートに対しても、橋下氏は「心底頭悪いな」と怒りを露わにしつつ、「俺はあなたのような戦う一択ではないと言い続けてきた」と反論。

 さらに、「ウクライナに中途半端な武器を提供して戦わせる西側政治家のえげつない戦略に気付かずに能天気に拍手を送れるあなたが羨ましい」などと綴り、30日にもツイッターに「学者はこれまで読んだこと、聞いたことのない見解を理解することは困難なんやろ」と篠田氏のツイートを引用しつつ投稿していた。

 篠田氏への侮辱とも取れる一連のツイートに、ネット上からは「ド素人が専門家に対して何言ってるんだ…?」「侮蔑の言葉を入れないと話し合いというものができないのか」「自分だけが頭いいつもりなの?」「もはや議論じゃなくて煽り」といった批判の声が多々集まっている。

 篠田氏は橋下氏の一連のツイートについて、29日にツイッターで「自分の保身のために自分自身の過去の言動に責任を取らないだけでなく、他人の国の歴史まで捏造するのは、あまりに罪深い」と指摘。また、30日にも「橋下徹氏が、『議論』と称して歴史の捏造に着手し始めているのは、看過できない」とツイートしていた。

記事内の引用について
橋下徹公式ツイッターより https://twitter.com/hashimoto_lo
篠田英朗公式ツイッターより https://twitter.com/ShinodaHideaki

 

 

真剣かつ精緻に準備されたゼレンスキーの各国演説 ~必死でウクライナを守ろうと前例にとらわれない大統領

By -  公開: 更新:

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(3月22日放送)に、カンボジアでのPKO活動をはじめアフガニスタンやイラクなどさまざまな平和構築に携わって来た、東京外国語大学教授・国際政治学者の篠田英朗氏が出演。1ヵ月が経過するロシアによるウクライナ侵略について解説した。

キエフで、現在の状況を説明するウクライナのゼレンスキー大統領(ウクライナ・キエフ) AFP PHOTO /UKRAINIAN PRESIDENCY PRESS OFFICE  写真提供:時事通信社

キエフで、現在の状況を説明するウクライナのゼレンスキー大統領(ウクライナ・キエフ) AFP PHOTO /UKRAINIAN PRESIDENCY PRESS OFFICE  写真提供:時事通信社

 

ロシアがウクライナ軍に対し南東部マリウポリからの撤退を要求、ウクライナは拒否

ロシア国防省は3月20日、ウクライナの南東部マリウポリについて声明を出し、ウクライナ軍に武器を置いて降伏するよう要求した。この要求に対し、ウクライナのベレシュチュク副首相は地元メディアの取材に対して「降伏や武器を置くという話はあり得ない。これは既にロシア側に伝えてある」と述べた。

飯田)トルコのチャブシオール外相は20日、ロシアとウクライナの停戦交渉が進展を見せており、合意に近付いているという見方を示しています。侵略は始まってもう1ヵ月が経ってしまいますが、現状をどうご覧になっていますか?

篠田)大事件が起こってしまったということで、全世界が大きなショックを受けています。情勢も流動的なため、固唾を飲んで見守っています。

前例に捉われず、必死に自分の国を守るために頑張っているゼレンスキー大統領

飯田)日本でも行われるということですが、ゼレンスキー大統領がイギリスやカナダ、ドイツなどのさまざまな国でオンライン演説を行っています。この演説についてはどう感じられましたか?

篠田)皆さんご指摘の通り、真剣かつ精緻に準備された演説をしているというのが第一印象です。この戦争自体が「本当にそんな大変なことが起こるのだろうか」と言われながらも、実際に起こってしまい、1ヵ月前には想像できなかったことがたくさん起きているわけです。

飯田)1ヵ月前には。

篠田)一国の大統領が戦争の最中、各国にオンラインで演説をしているということも、1ヵ月前には想像できなかったことですが、いまや「次はどこの国だ。次は何を話すのだ」ということが関心になっています。ゼレンスキー大統領が前例に捉われず、必死で自分の国を守るために頑張っている姿に、強い印象を受けます。

「ウクライナは早く降伏するべきだ」という声はなぜ起こる

ジャーナリスト・有本香)今後の展開が見えにくい状況だと思いますが、日本では「ウクライナは早く降伏したらいいのではないか」という話も出ています。「そういう次元ではない」と篠田先生もSNSなどで発信されています。改めて、ウクライナはどういう結末を首肯すべきだと思いますか? そして国際社会は、それをどのように支援すべきだとお考えですか?

篠田)降伏論の話からいたしますと、(そういったものを)見ていて辛い状態のなかで私もSNSでつぶやいていますが、ウクライナを全世界で支援したいというときに、こういう発言を見ること自体が「精神的に厳しいな」というのが個人的な印象です。客観的に「どうしてこういう意見が出るのか」と考えてみると、事態の展開を受け入れられていないということだと思います。

有本)事態の展開を受け入れられない。

篠田)我々、全世界がこの状況を受け入れられないものの、「受け入れられない」と言っているだけでは仕方がないですから、次のステップに進まなければいけません。そのとき、特に日本人は現状を理解することができないなかで、とりあえず「明日にも終わりにする方法はないのか」と、思いついたことを言ってしまっているような状況だと思います。

有本)なるほど。

篠田)しかし、それでは解決しません。まるで理解していないことだとは思いますが、広い意味で、日本人が準備できていないということも含め、大きなショックを受けているということなのだと思います。

有本)大きなショックを。

篠田)当事者であるウクライナの方々は、「ショックを受けている」などと言っている場合ではないですから、非常に厳しい状況のなかで、ギリギリの戦いと交渉を進めています。状況は刻一刻と変わっています。ある報道では、「ヨーロッパの有力な国が、『48時間以内に潰れてしまう国のために我々に何ができるか』と言い放った」ということが伝えられています。いま1ヵ月が経って、ロシア軍の劣勢が全般的に伝えられている状況です。開戦初日の雰囲気とは大きく変わっているわけです。

 

モスクワのクレムリンで、ベラルーシ大統領との共同記者会見に臨むロシアのプーチン大統領(ロシア・モスクワ) AFP=時事 写真提供:時事通信

 

ウクライナが絶対に譲れない「国の独立」と「全面撤退」をどのラインで勝ち獲るのか ~妥協もやむを得ない

篠田)「今後1ヵ月後にどうなるのか」ということを見極めながら、我々も分析していますし、交渉している当事者も見ていると思います。全般的にはウクライナが交渉力を得ている状況だと思います。もちろん被害が出ていますから、被害を抑え込むという意味では、1日でも早く停戦した方がいい。そのせめぎ合いのなかで、最終的にロシアに完全勝利し、賠償金も支払わせるというところまで行くのは難しいだろうと思います。

飯田)ロシアに対して。

篠田)しかし、絶対に譲れない「国の独立」と「全面撤退」を、どのラインで勝ち獲るのかというせめぎ合いがしばらく続くと思います。最終的にはそこに行きつくしかないのですが、プーチン大統領はそう簡単には納得しません。ウクライナがどこかで唇を噛んで妥協しなければならない場合、それもやむを得ないのだろうと思います。そのせめぎ合いがシリアスなレベルで現在も続いているということです。

「ロシアが間違っていた」という結末にすることが国際社会共通の利益

有本)私たちとしては、「ウクライナはさっさと諦めろ」と言うのではなく、ウクライナを支える世論を盛り上げることが大事なのでしょうか?

篠田)ロシアの完全勝利で終わってしまうと、敗北するのはウクライナだけでなく、国際社会全体です。「ロシアが間違っていた」という結末にすることが、我々共通の利益です。他方で、プーチン大統領が急に謝るということは想像できませんから、そのせめぎ合いのなかで、国際社会が一致団結して圧力を掛け、間違っていることは「間違っている」と伝える。よりよい形に少しでも近づけて、戦争を終わりにする努力を我々も惜しむべきではありません。

精神的な支援や政治的な力がウクライナ・ゼレンスキー大統領のロシアに対する交渉を助けることになる ~多くの支援を公にすることが重要

飯田)「日本が仲介すべきだ」という指摘もありますが、そういうことはできるのでしょうか?

篠田)仲介は現実離れしていると思います。ただ、役割がないという意味ではなく、政治的な圧力を掛けるなかで「アジアでもこのくらい真剣に心配している」という状況を伝えることに意味があります。それから人道支援、さまざまな物理的な支援の面でも、限界があることは間違いありませんが、最大限の努力を示すことが物理的にも精神的にも支援になります。その精神的な支援や政治的な力が、ウクライナ・ゼレンスキー大統領のロシアに対する交渉を助けることになりますから、少しでも多くの支援を公にすることが重要だと思います。

 

 

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1 コメント

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脱線学? (まさか、と思った人)
2022-04-04 06:22:03
私の余談学、まずは、こちらから。

「私も篠田氏なぞ相手にしたくなかったのです。

ですが、実はこのブログの愛読者で頻繁にメールで感想を送ってくださり、学者仲間にもシェアしてくださっているさる有名な大学教授から、ぜひ篠田教授の批判も書いてほしいと言われておりまして、今回無理やり書きました(笑)。」


思い出したんですよ、というより、このブログのコメントで忘れられないコメントのこと。

いつ頃かはおぼえていないのですが、「安倍晋三はついに、タイムマシンと手に入れた」という内容のコメントが有ったんですね。

「普通、人は過去を変えよう、無くそうと思ったら、タイムマシンに乗って過去へ行くしかないのだが、肝心のタイムマシンが手に入らない今の世だと思っていたら、なんと、安倍晋三は、国会で、こうだった、ああだったと答弁しさえすれば、スイッチを入れる操作をすることもなく、霞が関や永田町の取り巻きたちが束になって、改ざんしたり、廃棄したり、時には、記憶にございませんと、あの手この手で、答弁通りの過去を作り出してくれる。これを、安倍はタイムマシンを手に入れたと言わずしてなんと言おうか」

というような意のことを書いたコメントだったんです。
それを読んだ時、面白いコメントだと関心したのですが、それから数日後、
荒川強啓のデイキャッチほど昔ではなかったような記憶なんですが、たぶん、大竹まことのゴールデンラジオか、神保哲生のビデオニュースか、荻上チキのセッション22、いずれかの番組だと思うのですが、そこへ登場した有名な大学教授さんが、なにかの会話の拍子に、
「ああ、安倍のタイムマシンのことですね」
と笑いながら話したことがあったんです。その発言を聞いた私は、
「あっ、この学者さんもエブリワンブログを読んでいるのかもしれない」
と思ったことがあったという余談。
因みに、こちらの学者さんも以前、篠田氏に対して物申した後、もう相手にしないと、どこかに書いてあったのを見た記憶があります。

もう一つ。

ただの東大法学部コンプレックスか、なんて私如きが言う資格などありませんが、執拗な論難に答えた力作を読んだ記憶も蘇りました。
学問的レベルから言えば完無視ですが間違った情報や歪んだイメージが伝播することは黙過できない、とあえて物申した学者さんのことです。
こちらでもエブリワンブログの記事を取り上げていた記憶がありますし、界隈では有名な学者さんだと思っているのですが。

さる有名な大学教授と書いていなければ、誰だろうとは思わなかったんでしょうが、
その一言に誘われて、ふと、閃いたことを書きたくなってしまいました。w


そうそう、

「 橋下氏も篠田氏も、憲法に全く書いていないことを勝手な自己流政治学で決めつけてしまうので、もはや憲法学でも解釈学でもなんでもなくなってしまっています」

この一文にも大いに刺激されてしまったのですが、
私のこのコメントを雑談学とか与太話学なんて感じに分類すると、この記事の題材となっている御仁たちの、元祖?本家!、まあ、どちらがどっちでも構いませんが、喧々諤々学を侮辱、じゃない、宣伝することになっちゃうんでしょうかねえ~、どちらの意図も意思も全くないのですが。w
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