2015年10月20日、総務省から維新の党に政党交付金の今期3カ月分、6億6619万円が振り込まれました。
ところが、この振込口座の通帳と印鑑を、橋下大阪市長と松井大阪府知事が率いる大阪組が死守しているのだそうです。
おおさか維新の会「橋下氏は規約を読み込んで『絶対にいける』と確信して打って出た」←それが一番危ないw
橋下市長が「維新の党に勝てる!」という主張の根拠が、全く関係ない監獄法に関する最高裁判例だった件w
これを正当化する根拠として、橋下氏ら大阪側は、
「2015年9月末日をもって、松野頼久氏ら維新の党執行部の任期は切れており、執行部は現在は空席だ」
と主張しています。
だからといって、大阪組に政党交付金の受領権限が生じるわけでもないのですが、現在、6億円余りのこの交付金を大阪組が管理する事態となっています。
もし、大阪組に受領権限、管理権限があるとならないと、自己の占有する他人の物を
「業務上横領」
しているということになりかねません。
業務上横領罪
ところが、大阪組はこの政党交付金を、10月6日に総務省に交付申請したのですが、その際、申請者を
「松野頼久」
としていることが判明しました。
これは、大阪組の主張と自己矛盾していますし、それ以上に非常にまずいことになります。
なぜなら、大阪組が10月1日以降、松野頼久議員が代表ではないとするのであれば、これは総務省をだまして財物を取ったことになるので、
「詐欺罪」
にあたる可能性があるからです。
詐欺罪
刑法第246条 人を欺いて財物を交付させた者は、十年以下の懲役に処する。
2015年10月20日、記者会見した維新の党の松野頼久代表。そりゃ、笑うわな。
現金6億6千万円もの業務上横領罪とか詐欺罪とかいうことになると、まず実刑は免れません。
しかも、政党交付金となると、その相手が国ですからね。国民の血税から拠出された、それも民主制の要である政党の維持・運営のためのお金をガメてしまっていたとなると、これは非常に犯情がよろしくないです。
松野議員が代表だということになると、大阪組は権限がないのにこの大金を自分たちのものにしてしまっていることになるので、業務上横領罪の可能性。
もし、松野議員が代表者じゃないと思っているのなら、詐欺罪の可能性。
大阪維新、進退窮まりましたね。
はい、皆さん、ご一緒に。
「お金にガメツイ人はじきに消滅する」(完)
橋下市長が「金にガメツイ人は消滅する」←政務費を他の目的に一番流用してきたのは大阪維新の会です。
そもそも、大阪維新が維新の党の通帳と印鑑を保管している時点で、横領成立の可能性があるのです。
しかも、交付金を申請しちゃって、お金も受領してしまいました。
これは維新の党執行部に土下座して謝って、一刻も早くお金を返して許してもらうしかないと思いますよ。
それを踏まえて見ると、橋下市長の維新の党は解散して政党交付金は返還しようという提案は、追い詰められたからこその発言と言うまた別の解釈ができます
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「橋下徹」ニヒリズムの研究 | |
森田実 著 | |
東洋経済新報社 |
橋下徹の言葉の大胆さ、着眼点の斬新さを見るだけでも、彼がいかにして民心を把握することに新たな視点を持ち込み、負のマインドセット、虚無的心情を巧みにシステム化したかがわかる。橋下徹を知ることは単に一人の地方政治家を知るというにとどまらず、現在がいかに危険な地点かを異なる視野から見つめるのに役立つ。橋下徹は現代を読み解く回路であり、導きの糸である。彼の存在と向き合うことで、今なすべきことを知ることができる。
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大阪、そして日本を破滅に導く恐怖専制の実態を決意の実名告発。「閉塞ニッポンを救う男」の実像は、「傲慢」「気紛れ」「無責任」―。連戦連勝の選挙戦の陰で露になる暴君の素顔を、部下たちがついに明かす。
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サラ金業界などの財界アウトサイダー、食肉王ハンナンの浅田満をはじめとした関西アンダーグランドの面々……橋下人脈は徹頭徹尾、きな臭いのだ。週刊誌さえまだ気づいていない、時代の寵児の正体がここに明かされる! 橋下「大阪維新の会」は、一皮むけば旧態依然としてた利権屋集団、ブレーンから財界パトロンまでアウトサイダーの巣窟だったのだ。改革の旗手の仮面に隠された“ペテン"のカラクリを大胆に暴く!! 新しい告発ノンフィクションリシーズ「宝島NF」の最新刊。
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2015.10.20 17:56
維新・松野氏、代表選実施を表明 橋下氏側に党員名簿返還を要求
維新の党は20日の執行役員会で、代表選を実施することを決めた。代表選は党規約などでは一般党員にも国会議員や地方議員と同等に1票を割り当てることになっており、松野頼久代表は記者会見で「できるだけ早くやりたい」と強調。ただ、党員名簿は大阪の党本部で「新党組」の管理下にあり、代表選の日程は未定だ。松野氏は名簿の返還を求める考えを示した。
松野氏の任期は11月1日までだが、代表選の投票日まで再延期することを決めた。松野氏は会見で、新党組を率いる橋下徹大阪市長の解党宣言について「インチキな党大会で解党を決めるとの報道があるが、無効だ」と否定した。
橋下氏が解党に伴い政党交付金の国庫返納を表明したことにも「大阪都構想の住民投票に関する経費の支払いが終わっていない。(月内に)解党すれば借金だけ残る」と述べた。
松野氏は、新党組が10月6日に提出した政党交付金の申請書に記述した党の代表者名が松野氏自身だったと指摘。「10月以降は代表の任期は切れている」と主張する新党組の矛盾点として指摘した。
松野維新代表、解党を拒否 大阪系に通帳返還要求
2015年10月20日 18時48分
維新の党の松野頼久代表は20日の記者会見で、同党を離党した橋下徹大阪市長が主張する解党には応じない考えをあらためて示した。橋下氏が結成する新党への参加を予定している「大阪系」国会議員側に、政党交付金が振り込まれる通帳や印鑑の引き渡しを求めていく方針も強調した。
維新に20日支払われた今年3回目の政党交付金6億6619万円について「交付金申請書が6日に、大阪から総務省に出ている。(大阪系は)私の任期は10月以降切れていると言うが、申請の代表名は『松野頼久』となっている」と指摘し、大阪系の対応を批判した。
橋下氏「維新解党」宣言…執行部は一蹴の構え
大阪市の橋下徹市長は19日、維新の党を解党し、残った政党交付金を国庫に返納すべきだとの考えを明らかにした。
未払いの政党交付金を巡る争いに、有権者から冷ややかな視線が注がれているのを察知したためとみられる。ただ、執行部は橋下氏の主張を一蹴する構えで、混乱が収束するめどはたっていない。
「維新の党を作った者の責任として党を解党し、残ったお金は国庫に返納することを決めました。維新の党は百害あって一利なし。これから潰しにかかります。臨時党大会で解散決議まで持っていきたいと思います」
橋下氏はツイッターにこう書き込み、「解党」を宣言した。橋下氏に近い馬場伸幸前国会対策委員長らは、24日の臨時党大会で政党交付金を議員数に応じて配分する「分党」を決議すると主張していたが、方針転換した格好だ。大阪系の国会議員は橋下氏の対応について「カネを巡る醜態は選挙にプラスにならないと判断したのだろう」と推し量る。目前に迫った大阪府知事・大阪市長のダブル選(11月22日投開票)への影響を最小限に抑えたい――というわけだ。橋下氏はすでに維新を離党しているため、大阪系が中心となって、解党を主導したい考え。臨時党大会を強行し、解党を議決する方針だ。
【維新分裂】
SNSでも応酬 橋下氏「バカども国会議員」VS柿沢氏「嘘、屁理屈やめろ」
橋下徹大阪市長ら新党組の突然の「解党宣言」を受け、維新の党の松野頼久代表ら残留組は総務省に手続きに応じないよう働き掛ける方針だ。両者の関係は後戻りができないほど悪化しており、ツイッターなどソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を利用した“空中戦”も激しさを増している。
「維新の党の代表や執行部を名乗る方々は、代表権限がもうありません」。橋下氏は19日のツイッターにこう記し、松野氏の代表任期はすでに切れ、権限を失っているなどと主張した。
橋下氏は17~19日に連続してツイッターに投稿。「維新の党のバカども国会議員」「維新の党は日本の国にとって百害あって一利なし」などの表現を使い、残留組の主張には“欠陥”があると強調した。
残留組も負けずに反撃に出た。柿沢未途前幹事長は17日のツイッターで「『代表任期が多少延びても党にデメリットなどありません』と任期延長を言い出したのは当の橋下氏」「もう嘘や、へ理屈はやめましょう」などと反論し、選出の手続きに問題はなく、松野氏の代表権限の正当性を訴えた。
柿沢氏は19日のツイッターでも、新党組が開催を目指す臨時党大会を「なんちゃって党大会」とし、橋下氏を「わめいている」「守銭奴」と批判。小野次郎総務会長はフェイスブックで、橋下氏が7月に執行部に送ったメールを公開し、橋下氏も代表任期の延長を容認していたと暴露した。
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グダグダになって崩れ行くのみ。
松野も民主党脱出組ですし、これが限界なんでしょうな。
「やっぱ安倍総統閣下ぢゃないと!」
って、続くんだろう。
小生は、
「リベラル勢力結集だ!!」
と、力強く宣言する。
なお、長島昭久が、日本会議辞めるんだってよ!!
ホントかな?
(健康になるためのブログ、より)
策に溺れて、墓穴を掘ったんだろうね。
維新のバカども国会議員なんて言ってるけど、てめえが一番バカ、って話だね。
なお、維新のバカども国会議員と言っていたよね?
維新のバカ国会議員どもではないのかね?
いずれにせよ、日本第二の都市のトップなんだから、品位というものが欲しいよね。
ん?!
では、国のトップは...国のトップは、如何に?
内輪揉めである内は、自律自助でやれば良いでしょうが、国費を権限も無いのに他人を騙って受領するとは、自己に、受領権限が無いのを承知しつつ、他人を騙り錯誤に陥らせて受け取った、とされても当然でしょう。
弁護士ともあろう者が、何故、そのようなことをされたのか。
御自分が言われたとおりに、がめつい人の末路を辿るのでしょうか。
でも、何処へも行くところが無くなっても、吉本あたりで拾って貰えるのかもね。 喜劇の才は、あるようですから。
テレビで、他人に突っ込んで笑わせていた当時のままで居ればファンも残ったのに。。。
喜劇から、少し悲劇の風も帯びて来ましたけれど。
日本に清流は結構あるけれど
大阪の「橋の下」を流れているのは「どぶ川」らしい。
駄目だ、こりゃ。
詰んじゃいましたね。
○要は今度の大阪W選の結果次第で、これで橋下の神通力が完全に消滅している事が証明されれば安倍首相も縁を切るだろうし、メディアも遠慮しなくなって、おおさか維新とかもぽしゃってしまうんでしょうが、でもそうはならなくて、私達はまだまだこの腐臭に悩まされるんでしょうね。
助成金を国庫に返還すると言えば、おおさか側の好感度・支持率が上がり正統性のイメージをアピールできる。そうすれば、維新側にはお金に固執する悪いイメージをつけさせ致命的なダメージを与えられる。これは一挙両得の名案だ!
という筋書きを描き、言い出したのだと私は思いました。こんな私が思いつく程なのですから、橋下という人間の程度が知れるというものです。