心のふるさと「伊勢の神宮」と神道のあれこれ@れーじん

日本人の心のふるさとといわれる伊勢の神宮。
伊勢国のれーじんが伊勢の神宮や神道、それに関連することをお伝えします。

豊受大神宮(外宮)15 ~御正宮<ごしょうぐう>1 御垣内<みかきうち>~

2015-09-21 18:20:00 | 神宮
古殿地<こでんち>を過ぎると、西の御敷地に御正宮<ごしょうぐう>があります。

御正宮は御垣<みかき>が四重にめぐらされています。
御垣は、外側から順に次のとおりです。
 ・板垣<いたがき>
 ・外玉垣<とのたまがき>
 ・内玉垣<うちたまがき>
 ・瑞垣<みずがき>

豊受大御神<とようけおおみかみ>がお祀りされている御正殿<ごしょうでん>は、一番内側の御垣である瑞垣の中にあります。
一般の参拝者は一番外の御垣である板垣の内側までしか入ることができません。
残念ながら、御正殿を間近に拝観することはできないのです。

そして、各御垣の南北に御門<ごもん>があります。
御門は、それぞれ以下の名称です。
 ・板垣南(北)御門
 ・外玉垣南(北)御門
 ・内玉垣南(北)御門
 ・瑞垣南(北)御門

神社の社殿は、一般的に南向き、または東向きに建てられています。
伊勢の神宮も社殿は南向きに建てられています。
そのため、板垣南御門をくぐって参拝します。
板垣の中では写真撮影は禁止です。
自分の心で、直接その感銘を受けることが大切です。
それを「零台の方寸<れいだいのほうすん>」といいます。
写真撮影は、板垣南御門の前で行いましょう。

豊受大神宮を上から見た図(平面図)です。

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