断捨離な日々

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ルーズベルトの開戦責任

2016-02-16 | 歴史

フランクリン・ルーズベルトは 民主党だけど、共和党の重鎮だったハミルトン・フィッシュ の

『ルーズベルトの開戦責任』を読むと、ルーズベルトという大統領は 共産主義を賛美しているような

言動の人だったのだという事が分かる。 また、ヒットラーとの戦いにも 最初から かなり絡んでいたようだ。

そして、日本を太平洋戦争へと追い込んでいく。

① 最初は ポーランドのダンツイッヒを返還要求が 第2次大戦の始まり。 この場所は ドイツ人が

  人口の 90%で ドイツからしてみれば ベルサイユ条約で失ったが、その当時の民族自決原則

  からしたら、ヒトラーの主張に理があると考える欧米人は多かった。 今でいう クリミアにロシア人が

  多いから、ロシアに編入となったのと 同じような感覚なんだろうと思うけど。

  でも、ポーランドは ドイツに 頑として拒否したのは、ルーズベルトからアメリカの協力を元に 

  圧力をかけていた。

② ドイツが それに対して ポーランドに侵攻すると 英仏が ドイツに対して 宣戦布告した。

  アメリカからすれば ヨーロッパの紛争で しかも ドイツの主張も分かるので なぜ

  妥協しないかが分からず、宣戦布告するのも分からなかったが、ルーズベルトが チャーチルに

  アメリカの協力を約束していたのが 大きい

③ イギリスでも チェンバレンのようなイギリスの伝統的考え方なら、ヒトラーに宣戦布告

  するのではなく、ナチスは 反共主義が基本なので、必ず ソ連と戦争になる。

  ヒトラーとソ連を戦わせて 弱るのを待つような作戦を取るのが 伝統的やり方なのに、

  チャーチルは  母親がアメリカ人で アメリカに親近感があり、ルーズベルトに期待した。

④ アメリカ国民は ②のような理由もあり ヨーロッパの戦争には 第1次大戦で 苦い思いを

  したので、関わりたくなかったので、戦争するような雰囲気ではなかった。

  そこから、イギリス・チャーチルから 協力を求められ また、ソ連もそれを望んでいた。

⑤ ルーズベルトは 対イギリスと ドイツとソ連が戦争になると ソ連に莫大な軍事援助をした。

  同時に ドイツと3国同盟となった日本を追い込んで 日本が追い込まれて開戦するように

  仕向けた。 近衛内閣は 中国からの撤退等の提案等で 必死にアメリカに和平工作していたにも関わらず

  ルーズベルトはそれを拒否した。 その経緯は 共和党や議会、アメリカ国民には全く知らせず、ソ連のスパイと後から 

  認めらたような人材に囲まれていた ルーズベルトだけの判断で 日本を追い込んだ。

  ついに 決定的な ハル・ノートを日本の野村大使に。 

  日本を戦争にかりたてる事で ヨーロッパの戦争にアメリカを参戦させたかった。

  だから、真珠湾攻撃があったのは 共和党、議会、一般のアメリカ人には いきなりの事で、ハミルトン・フィッシュも

  日本に激怒したが、後日 ルーズベルトが日本を追い込んで 窮鼠 猫を噛む ような事態に

  させたのを知って 元大統領のフーバーやハミルトン・フィッシュのような共和党の人間は

  ルーズベルトに反感を持って 戦後 だいぶたってから 内幕を書いた本が出版される。

  ハル・ノートを書いたホワイトも ソ連のスパイで ソ連からの指示があった。

  そもそも ルーズベルトは 日本の真珠湾攻撃の前に 日本の爆撃を考えていて、ただ、ヨーロッパ戦線が

  深刻で 爆撃機をヨーロッパに送る必要があり、その計画は没になった。 チャーチルや蒋介石は

  知っていたが、共和党や 議会、アメリカ国民は やはり 知らなかった。 ルーズベルトは

  なんとしても 日本を戦争に巻き込みたかったし、日本が先に手をだした、卑怯だという根拠もない。

  そもそも 日本の暗号は解読されていて、真珠湾攻撃も ルーズベルトは知っていた。

  日本は ソ連に操られたルーズベルトにより 太平洋戦争を戦う事になる。

⑤ ヤルタ会談は すでに ルーズベルトは病気の悪化で 判断力も低下していた。

  スターリンの主張を同意するだけだった。 この時に すでに 東ヨーロッパ、満州、中国が

  共産主義になる運命だった。

⑥ 終戦後 国民党が中国共産党と戦争になると、ルーズベルト政権は 蒋介石に共産党と

  合同でやっていく事を勧め、それを蒋介石が拒否すると 支援をやめたりした為、中国共産党が

  強くなり、結果 国民党は台湾に逃げる事になる

⑦ ルーズベルトは 共産主義にシンパシーを感じて ソ連や 中国共産党の言うがままに

  動き 世界の半分を共産主義の国にして、その後、共産主義になった国で 自由や人権を奪われ、

  大量の人が亡くなる事につながった。 また、その後の朝鮮戦争、ベトナム戦争の原因となり、

  多くのアメリカの若者の命を奪う事になった。

 

以上のような内容だけど、スターリンは ドイツとイギリス 中国国民党と日本を戦わせ アメリカを巻き込んで 

漁夫の利でボロボロになった国(東ヨーロッパ、中国、ドイツ 日本を含む)を共産化するのが目的だった。

スターリンは謀略としては 天才的な人間だったと思う。 日米を操った訳で。 

また、ルーズベルトは人種差別主義でもあり、日系移民の財産を奪い 収容所に押し込めた。

その当時 カリフォルニアの農地の80%は 勤勉な日系人により開拓されていた。そのような地道な努力の資産を奪った。

日本では それ以前の排日法からの大きな怒りがあり、それが、国際連合での 人種差別撤廃法案の提出になり

その後の植民地支配からのアジアの開放を叫び 太平洋戦争での激闘につながっていく。

ルーズベルトのようなアメリカ人には 日本人は虐殺してきたンデイアンと同種に見えたのでは?と思うけどね。

(見た目も モンゴル系で似ているし)

結果 日本は甚大な被害で負けたが アジアの植民地が開放されたのは 歴史的には 進歩だったとは思う。

でも、日本の近衛内閣内にも ソ連のスパイがいて 操られていたから、近衛内閣は 日中戦争を煽り

泥沼にはまり込んでいく。 ソ連の思惑通り 結果、欧米と戦うハメになった。

つまり、日本もアメリカも スターリンにしてやられたという訳だ。

こういう謀略に日本は 昔から弱いという自覚をするべきだろうね。 謀略を見抜く、また それに巻き込まれない

大人の知恵と外交力を日本は 磨かないと同じような事を繰り返しかねない。 

太平洋戦争の反省は こういうところをしないとダメだと思うね。  中国共産党という謀略が 昔からレベルの高い

国を相手にしているのだし・・・

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